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歴史上の人物の子孫が現在も繁栄しているのは素敵です。 (yukariko)
2014-03-18 11:35:32
それも社会貢献や教育の後援に多大の尽力をし、事業も手堅くやっておられるというのはすごい事ですね。

直実が長岡京市の光明寺の二世とお書きでしたが、数えて20代目が京都で学び、お店を開いた、頼朝に貰った旗印を商標に使い、それからずっと、今も事業を手広くやっておられる…生きた歴史が感じられますね。

日常は全く縁のない鳩居堂さんですが、姑に頼まれて数年前にお香の一種を買いに行きました。
お店はいかにも由緒ありげ、筆硯、和唐紙、お香などが並んでいましたが、用もないのにふらりと入って眺められる雰囲気ではなかったです。

その時は法事に使う「六字名号(南無阿弥陀仏)」のお軸を購入したので、その箱に入れる「防蟲香」をお寺さんに聞いて買いに行きました。
その香りは和箪笥に入れる衣装用匂袋「誰ヶ袖」の香りと似ていて、甘くなく清々しくて上品な匂いで、お店にも墨の匂かな、そんな香りがしていた気がします。

 
 
 
直実の慈しみの心が子孫に継承 (sakura)
2014-03-19 08:55:18
にほひ袋や一筆箋などは京都らしいお土産として最適な品だと思いますが、
「当店は普段使いする店で土産物屋ではない。」と日曜日には店を閉め、
「新製品はほとんどなし。流行にはついていかない。」という
11代目社長の言葉に、熊谷直実の剛直な姿を見るような気がします。

長岡京市の光明寺には、法然上人と熊谷蓮生が祀られています。
この寺の第一世は法然上人ですが、創建に力を尽したのは蓮生です。
紅葉期に秋の寺宝展があり、法然上人と蓮生が用いていたという
叩き鉦(がね)、九条兼実の妻が作ったという法然上人の袈裟や
後白河法皇修行の数珠などが展示されます。

わが家にも掛軸が少しあるので、防虫香をたまに買って入れ替えますが、
京都のデパートで「防虫香」というと、必ず鳩居堂の商品を出されます。

 
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