ピィが死んだ。5年ほど前、eTさんの車で当庵へやってきたウコッケイのつがいの雌の方だ。雌雄とも思春期という感じで、熱烈に愛し合い、ピィは沢山の卵を産み、幾羽ものヒヨコを育ててくれた。女王様のように奔放に振舞い、他の雌鶏は苛められるのでピィと一緒には出来なかった。
ピィが卵を産まなくなって2年余になり、この半年ほどは2~3週間毎に体調不良を繰り返していた。昨夕、土床に座りこんでいたが、可愛い目で私を見上げてくれたし、またすぐ元気回復するものと思ったのだが・・
硬直したピィを抱き上げた私は、「ピィが死んでしまった、ピィが死んでしまった・・」と何度も口に出して繰り返していた。裏庭に土葬した。南無阿弥陀仏。
後に残された連れ合いのシロウは、まだまだ元気。鶏舎内隣区画には、雄のモモタと雌のイチヨ・キヨ・ヒロ・ギン・リンがいる。近い内に雌のどれかをシロウの後添えにしよう。