
う~~~ん
サムなってきたなあ~
顔も上げたくないわ~

「ミーさま! ミーさま!」

な・な・なんやねんな~
ジュニとマルなって寝てんのに~
立ちたくないねん ヌクヌクやのに・・・

「ははっ! ではそのままでお聞きください!」
「気温も下がり今月末にも石油ストーブの使用が見込まれます!」
「チビたちにも石油ストーブの注意点を教えませんと・・・」

それもそーやなあ
チビたちは分かれへんからなあ
飛び乗るヤツも居てるやろ
鼻先つけてアホみたいにジャンプするヤツも居てるやろ

「お恥ずかしいかぎりでございます」
「そのどちらも去年の自分であります・・・」
「ミーさま バックに見えるのは・・・点火されたストーブでは・・・」

いや~~~ 気のせいちゃうか
ってオイ! 去年の写真じゃ!
このポットの上もヌクイんやわ~

あったかそーでイイよなあ~
俺なんか外だもんなあ~
なんだかなあ~

あれは誰や! 家のまわりにはミケのファミリーを中に入れてから
誰も居てへんはずや!

あれは「デカキイ」さんでしゅよ
ミケちびたちのパパさんでしゅねえ
大きいでしゅねえ

ほほ~~~ コイツがデカキイかあ~
んんん? ちょっと待てよ
クロには逢わせんようにしい!
クロの方がカラダちっさいけど・・・
野良時代にデカキイを散々やっつけてたからなあ

えええええ~~~ こんなに大きいのに
ケンカ 弱いんだあ~

しかも・・・ 古い冷蔵庫のうえだし~ ウッケ~る!!

な~んだよ だっせーなあ 弱いんだ~

全然ダメじゃん! カッコわりー

俺でも勝てるんじゃねえ 情けねーヤツだなあ

そんなこと言ったら可愛そうなんだもの
モモ マーブルさん
自分のコドモたちだから・・・注意して欲しいんだもの

ええっ なんで?
弱いヤツに弱いって言ってるだけだよねー
甘いんだよねー ユキ姉は
それに暗いんだよねー なんとかならないの?

だって ユキ・・・ 暗いんだもの・・・ものもの

イエロっぴーに注意することなんてないね!
アタシは野良あがりだからね
男はケンカに負ければ・・・それで終わりの世界さ
ユキちゃんも分かるだろ? 野良あがりで72日間も家出して外で凌いだんだから

。。。。。

もう止めな デカキイのことバカにするんじゃねえ
俺は 今 外に出たら デカキイを叩きのめすだろうよ
だけど命を張って渡り合った野郎なんだ
てめ~ら小僧にアイツのことをバカにする資格はねえよ

わかったな 小僧
わかったら無駄口たたくまえに男を磨いたらどーだ?



ごめんなちゃい
もう言いまちぇん

さすが ボクのパパでしゅ! カッコいいでしゅ!

クロっぴー よく躾けるんだぜ 頼んだぞ

わかりましたでしゅ
ビシビシ 躾けましゅ!

さすがクロや!
キイロっぴー! アンタもあんな男になるんやで!エエなあ

「は・・・はい! でも・・・」
「クロっぴーが羨ましいです! 自分には・・・父が・・・居りません・・・」

キイロっぴー!
俺が おまえの親代わりだ 忘れたか?
おまえの親父は俺のアニキ分だ

キイロのアニキのかわりに俺がおまえの親父なんだよ
わかるな? キイロっぴー

クロさん・・・

ミーさんのファミリーをここまでデカクしたのが
キイロのアニキだ 俺のヒーローなんだぜ

デカキイの顔・・・ よ~く見てみろ

キイロのアニキ・・・
思い出すんだよ アイツ見てるとな

デカキイ! キイロのアニキと俺のシマ・・・
おまえに託す
ケンカ 強くなったか?

うるせえー
弱かったらな 今 ココに食べに来てねーよ

男同士はエエなあ~
なんや ハードボイルドになってしもうたやないけえ
デカキイは・・・ キイロの兄弟か・・・コドモか
ウチはそんな気がするわ