恒例の山口沢の水田の排水路の草刈作業、土地所有者全員の共同作業に行く。朝６時からそれぞれ所定の場所３ケ所に集合して行なう。全面積５０町歩くらいの圃場で中央の太い排水路や下に下って全面積の排水をする深い広い面積は共同で清掃している。春には用水路の清掃と年２回の共同作業で維持管理をしている。
春の用水路の清掃はスコップ等で泥上げやゴミを拾って用水路を流れる水の流れの障害物を取っている。今朝の排水路清掃は背丈程伸びたイタドリ、ヨモギ等の雑草を刈り払い綺麗にして流れを良くしている。
欠席者は１，５００円で草刈機械の協力持参のお願いの草刈のお知らせのチラシの中に書いてある。毎年僅かながら世代交代で若者達が草刈に参加して来る。見た事の無い顔ぶれで何処の息子なのかとひそひそ話が聞える。同じ内でも日中は通勤で同じ年代でないと名前も分からない。
近所でも分からない若者が多く日常会って挨拶も無い程疎遠になっている。農機具の操作も慣れないので手鎌を持って集まって来る。当は一番下流の大きい排水路に集合するそれでも同じ集落仲間に関心を持って来ているので声を掛けて挨拶をする。
高齢者、女性達は土地改良区の記念碑周辺の草取りや掃除。何時もより多い草刈機械で６時から一斉に始まる。深くて危険な排水路には流れの少ない水だが蔓草で足場の悪い土手は転落の危険で慎重にする。何時もはギラギラの日差しで汗がダラダラと流れ落ちる程暑くなるのだが今年は涼しい。
２ｍ程伸びたイタドリを切り倒すと排水路に倒れて流れを塞ぐ。手鎌持参の方々は深い排水路に落ちたイタドリ等の長い雑草引っ張り上げてやる。時間通り終わりみんな満足な笑顔で解散する。
