さくらんぼ

2018-02-21 05:35:43 | 日記

 寒波の後久しぶりに用事もなく1日剪定が出来た。時々日射しがあるが気温は低く相変わらずの寒空。枝に積もった雪は大半落ちて園地内は見通しが良くなった。まだ積雪40cm程で園地内の脚立の移動は枝にぶつかり大変。下を歩くにもズブッ、ズブッ抜かり疲れる。

雪中に埋まった3脚を抜いて持ち上げ移動して脚立の踏み段を踏んづけて雪中に指しこんでやる。上る際にもしっかりと体重を掛けて地面近くまで押し込んでから上り下りして剪定をする。若い時分とは違い脚立の移動や上り下りするにも疲れて来る。特に防寒着の厚着や重い防寒靴の服装の剪定作業は草臥れる。

融雪が進み積雪量が減って来ると剪定作業は転落等の心配もなく仕事が捗るのだが今年は寒空が続いている。気象に文句を言ってもどうにもならず焦る気持ちを抑えて剪定をする。日暮れの時間も遅くなってがんばれが5時半頃まで剪定は出来るが無理に遅い時間までしないで当分の間5時には帰宅する。週間天気予報では今月いっぱい気温の低い日が続くようだ。

昨年の親父のブログを読み返して見ると昨年もまだ40cm近い積雪だった。硬雪の上を野鼠被害防止に黒い焼ヌカをさくらんぼの幼木の根元に散布して雪解けを進めていた。今年は硬雪にはまだ成らないので融雪剤の散布をやっている農家は見受けられない。

根元まで日が差して来ると樹木の側の温度が上がり周辺の積雪は融けて空洞になってしまう。土中の野鼠も気温の上がって根元の廻りに集まり営巣してしまったり根を食べたりして甚大な食害が出る。まだ野鼠被害は見えないが油断は出来ない春先が近づいて来る。