剪定

2015-03-19 05:16:18 | 日記


 暖かい朝で太陽は出ているが霞んでいてサングラスは外してりんごの剪定を急ぐ。明日の降水確率は80%と高く暫く続いた穏やかな天気も今日までのようだ。来週辺りから又雪マークの天気予報で三寒四温で段々暖かくなって行く。
 暫く続いた好天で広い面積のりんご畑には僅かに残雪があるだけで雑草は青味を帯びて来る。古い鼠穴や新しい鼠の穴がいっぱい開いていて活動し始める。幼木の地際の根元の表皮が食べられ変色しているのが見られる。
 植栽50年以上にもなる老木で樹間が尺貫法の5間間隔で植えたリンゴ畑。養蚕から酪農、果樹と営農を切り替えて今に至っている。半分以上最初に植えたリンゴの古木は折れたり倒れたり寿命が尽きて後代の幼木。
 いろんな思い出のある古木のりんごは生産量が減って全ての古木の間の幼木を移植して対応している。穏やかな暖かい天気で薄着の防寒着と通常のゴム長靴に換えて剪定を急ぐ。

 家内も事務室での中仕事は終えやっと畑仕事に取り掛かる。無風の天気で他所の住宅、国道側の剪定枝を集めて焼却し始める。夕方にはりんご剪定も終わり他所の頼まれた園地の剪定に移動する。我家の剪定はまだ20アール程残っているが枝集めはまだまだ日数を要する。
 薬剤調合所の防除計画書が配布され頼まれた剪定主からは顔が会う度に「おらえんな~剪定いづしてくれる~」と催促される。剪定を頼む家族は高齢者で枝集めも捗らず大変なようで少しでも剪定をし始めると安心して催促は止める。段々忙しい農作業が始まり高齢者のサクランボ摘雷で脚立からの転落等の農作業による事故の報道が載っている。