9月10日8時37分配信 時事通信
【ニューヨーク時事】「ハリー・ポッター」などの続編物の人気や、3D映画の好調を追い風に、今夏の北米映画興行収入が過去最高を記録した。映画情報サイトのハリウッド・ドット・コムが9日までに推計したところでは、5~8月の収入は42億5400万ドル(約3900億円)となり、これまでの最高だった前年同期(42億ドル)を1.3%上回った。
「ポップコーン映画」と呼ばれるアクション大作をハリウッド各社が相次いで公開する夏休みは、通年興行収入の約4割を稼ぐ書き入れ時だが、長引く不況の中、手軽な娯楽として映画人気の根強さが改めて示された。
今夏の観客動員数は前年同期比2.4%減の5億7100万人にとどまったが、入場料の高い3D映画の好調などで、平均入場料が7.45ドル(前年同期は7.18ドル)に上昇し、全体の収入を押し上げた。
興行収入トップは、人気アクション映画の続編「トランスフォーマー/リベンジ」(3億9900万ドル)。次いで「ハリー・ポッターと謎のプリンス」、3Dでも公開されたピクサー制作のアニメ「カールじいさんの空飛ぶ家」の順
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