12月6日20時10分配信 VARIETY
J.K.ローリング
“ハリー・ポッター事典”の出版差し止めを受けていたスティーヴン・ヴァンダー・アークと出版社のRDRブックスが、新たな“ハリポタ本”を出版すると発表した。
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“ハリポタ”のファンサイトを運営するアークは、2007年に“ハリー・ポッター事典”を出版しようとしたが、J・K・ローリングと米ワーナー・ブラザースから著作権侵害で提訴され敗訴。出版指し止めとなっていた。
しかし、今回出版される“An Unauthorized Guide to Harry Potter Fiction and Related Materials”は、前作とはかなり内容が変わっている。5日(金)に行われたミシガン州の書店での記者会見でアークは、「裁判中に何を書いてよいのか、いけないのか、そのガイドラインがクリアになりました。以前はそれがわからなかったのです。本に関するガイドラインをはっきりさせた法律はなかったので」とコメントした。
5~6カ月かけて書き直されたという新作は、RDRブックスの代表Roger Rapoport によると、新たな情報だけでなく著者の批評や分析も加わり、ネタばれになるような内容も除かれたという。
来年1月12日(月)に1冊24ドル95セントで全米発売予定。
情報提供:headlines.yahoo.co.jp/