そういえば先日ネットワークストレージを導入して、これまでファイルサーバとして常時起動していたマシンを破棄することにした。
おかげでファンの音なども静まって快適なのだけれど、ひとつ弊害に気がついた。
ファイルの検索がネットワーク越しにしかできないのだ。
ファイルサーバPCで管理していた頃は、OS標準の検索機能とはいえ対象がローカルディスクだったのでまあそれなりに使えていたと思う。
もっとも、広範囲に検索をかける機会なんてそんなにあったわけじゃないから、よくは覚えていないけど。
今回買ったネットディスクは自前では検索機能をもっていないので、ネットワーク越しのパソコンから検索をかけることになる。
ふだん使っているのが無線LAN経由のノートなのでこれがやたら時間がかかる。
デスクトップはもう1台持ってはいて、そっちは100Baseで有線接続しているので少しは速いかもしれないのだけれど、設定がまずいのかハードの仕様なのかファンの音がやかましく、長時間電源をいれておく気になれない。
そんなわけで、ことのついでなのでフリーで使える全文検索ソフトを探してみることにした。
おかげでファンの音なども静まって快適なのだけれど、ひとつ弊害に気がついた。
ファイルの検索がネットワーク越しにしかできないのだ。
ファイルサーバPCで管理していた頃は、OS標準の検索機能とはいえ対象がローカルディスクだったのでまあそれなりに使えていたと思う。
もっとも、広範囲に検索をかける機会なんてそんなにあったわけじゃないから、よくは覚えていないけど。
今回買ったネットディスクは自前では検索機能をもっていないので、ネットワーク越しのパソコンから検索をかけることになる。
ふだん使っているのが無線LAN経由のノートなのでこれがやたら時間がかかる。
デスクトップはもう1台持ってはいて、そっちは100Baseで有線接続しているので少しは速いかもしれないのだけれど、設定がまずいのかハードの仕様なのかファンの音がやかましく、長時間電源をいれておく気になれない。
そんなわけで、ことのついでなのでフリーで使える全文検索ソフトを探してみることにした。
- まず思いついたのがNamazu。
- 以前しごとでも使って、ソースもだいたい目を通している(一部改造の経験もある)ので使い方も拡張性も勝手がわかる。
でもいい加減古いシステムだしわかち書きによる限界も感じているので、最後の手段にとっておいてちょっと他もあたってみることにする。 - 次に思い出したのがWindowsデスクトップサーチ。
- でもなんとなくMS製の検索というと、Office97時代のFindFirstの悪夢がぬぐえなくて敬遠してしまう。W2k以降(?)に入ったインデックスサーチも、普通のファイル検索の補助に使われている程度って印象で結局検索のたびにフォルダースキャンしてた気がするしなあ。そもそもMSの検索は日本語に強くないイメージもあるので、最後の次の手段にまわすことにしよう。
- 次に思いついたのがGoogle デスクトップ。
- 実はコレちょっと入れてみたんだけど、検索対象がどこに設定されているのか分かりにくかったり、検索結果にWWW検索のものが混じっていたりと、どうも思っているのと違う感じ。
GoogleはブラウザーChromeのときも思ったけど、とっつきやすいつくりではあってもカスタム性が低い気がする。こう、かゆいところの真ん中にしか手がだせないというか… - んで、さらに探してみたところ、Hyper Estraierというのがみつかった。
- こいつは
- フリーなだけでなくオープンソースなので、なにをしているのか追うことができる(はず)。場合によっては改造も?
- わかち書きだけでなくN-gramも対応しているとのことなので、口語や流行り言葉みたいな辞書に載らない単語も探せそうと期待できる
- AND OR NOT条件はもちろん、ある程度の正規表現も対応しているとか。 もっとも、これは日本語には対応してないみたいなんだけど。
- ネットワークドライブやPDFも対応可能 まずはこれがないと話にならない。 エンジンとしてはローカルファイルだけらしいけど、パス名(URI)の記述を含んだ中間ファイルを生成することで対応しているらしい。これは期待。
- 最近(2007年12月?)に公開・リリースされたらしい検索システムChimera Searchでも、エンジンにこのHyper Estraierを採用しているとのこと。 Chimera Searchとやらの方は、Windowsのアクセス権に対応して権限のないファイルは検索結果に表示されないようにできたりするというから、今後イントラに導入したりするもちネタになりそうな気がする。
- とある速度比較レポートで、このHyper Estraierが一番になっていた。 まあサンプルによるだろうから、目安程度。