ああ、そういえば

主にひとのブログを見ていて思いついたことを書き記してみるつもりでした

Windows 2008-13

2008-11-26 18:59:16 | Weblog
そういえば、おしいれをあさっていたらWindows95のCDがでてきた。
初めて自分で買ったパソコン(レッツノート)についていたやつだ。
プロダクトキーの印刷されたファーストステップガイドもある。
当時はリカバリディスクとかなくて、こうやってOSそのままのCDがついてたんだっけな。
ちょいとこいつをVirtual PCで動かしてみよう。

ちなみにMSの見解としてはVirtual PCのゲストOSにOEM版はライセンス上認められていないらしいので、ゲフンゲフン。

さっそくCDを直接認識させてバーチャルマシンを起動。
……しない。ネットワークブートしにDHCPを見に行っているようだ。
CDがこわれているわけじゃなさそうなんだけど…

あ、思い出した!ブータブルCDじゃないじゃん
CDを認識するDOSフロッピー作ってそこから実行するんだった。

さいわい、OAKCDROMとMSCDEXとやらを使ってCDを認識するMS-DOSのフロッピーは大事にとっていたので、それを立ち上げる。
このフロッピー、その後なにかとお世話になったんだよな。

で、win95フォルダを確認してsetup.exeを起動。
インストール自体は特に問題ないようだ。
無事OS起動までたどりついた。
ちなみに途中でCDを認識しなくなることがあるようなので、win95フォルダだけまとめて別ディスク(仮想)にコピーしておいた方が確実なようだ。

さっそくIEでも起動……なにこの「インターネット」ってアイコン。
そういやIE4になったのがwin98だった気がするからこれIE3か。
まあいいや、起動。接続しようウィザードを完了してと。
……つながらない。

ネットワークがうまく認識できてないのかな?
ちょっと調べてみよう。コマンドプロン……もといDOSプロンプト
あれ?ない。
あ、アクセサリーの下じゃなくてプログラムメニュー直下にある!
んでipconfigっと。
 コマンドまたはファイル名が違います
えーと、あれだ。
95ではipconfigじゃなくてwinipcfgだ
 IP設定を読み取れません
やっぱネットワークのドライバーがあたってないんだな。

Virtual PCでは専用のLANドライバーをあてることでホストのネットワークを使えるしくみになっているので慌てることはない。
しかもそのドライバーの入ったCDを入れたように認識させてくれるという親切設計だ。
さっそくそれを試してみる。
…エラーだ。しかもメッセージのないエラーダイアログ。

しかたないのでネットでちょっと調べてみた。
Windows 95はVirtual PC 2007のサポート対象外で、95で使えるドライバーはVirtual PC 2004からとってこいとのこと。
なんですと!そんなのどこで手に入…あ、あった。2004も無償なのね。

じゃああとはコイツをこの95に渡して……どうやって?
お約束だが、LANドライバーをコピーしようにもネットワークがつながらないんだってば。
結局サイズも小さいってこともあって物理フロッピーを経由してコピー達成。
さっそくこのmsiファイルをダブルクリック。
 msiファイルを開くアプリケーションを選んでください。
こいつ、msiexecがないだとうっ!
あ、それはVirtual PCの件の仮想CDに入ってた。
変なところで気が利くな。

と思ったら使い方が違っていた。
msiファイルをコピーするんじゃなく2004用の仮想CDを読み込ませるのか。
msiexecは要らなかった。
なにはともあれドライバーもあたって再起動。
んでIE。かわらない。
ipconfig…もといwinipcfg。やっぱりIPアドレスがとれてない。
しょうがないなあ、ネットワークのプロパティで…こ、これは!
思い出したよ、95ではTCP/IPは後から手動で追加しないといけないんだった。
TCP/IPのないWindowsなんて、フスマのない和室みたいなもんじゃないか。
んでまた再起動。
プロトコル1コ追加しただけでOS再起動かよおい。
まあリブート速いからいいんだけどさ。

そしてようやくIEがつながった。
YouTubeはもちろん、Yahoo!メイルすらエラーばかりでまともにひらかない。

ちなみにWindows Updateはとっくにwin95のサポートを終えていて、パッチは1つ1つダウンロードしてきて実行する必要があるらしい。
さすが前世紀のOSだ。

んでなんのためにこれを入れたか、まあネタのためなんで目的は達成できたかな。

レーカン

2008-11-26 18:46:18 | Weblog
そういえば、ちょっと霊感というものについて考えてみた。

霊感というのは、人間の記憶の不確かさが大きな位置を占めていると思っている。
記憶の不確実性を示す例として、ちょっと状況は違うがレイプの冤罪というものがある。

ある国でレイプ事件が起きたそうだ。
数日して容疑者が何人か集められ、被害者はその中のひとりを指した。
その容疑者はかたくなに否定するが被害者は頑としてそのひとに間違いないという。
事件の時効を迎えた後、別の容疑者がその事件を自白した。
だが、その被害者はそのひとを見てもこのひとではないと証言したそうだ。
ウソをついている様子でもなく、ある学者がいうには自分が指名した容疑者に害される夢などにうなされるうちに記憶が改ざんされてしまったのではないかとのことだ。

この話自体は都市伝説の可能性もあるが、十分に考えられる話だ。

話を霊感に戻そう。
あるひとにふと何かが見えたとする。
ここでキーになるのは、見えるのではなく見えたというところにある。
そのひとにとって何かが見えたというのは主観の問題だし、まして数秒とはいえ過去のものともなれば検証のしようがない。
もしこれが改ざんされた記憶だとしても、改ざんされてしまえばそのひとにとっては事実だ。
言いかえれば、間違いなく見えたということだ。

いったん何かが見えたということになれば当然また見えるかもしれないということになる。
前回は見えた「かもしれない」のが、次の機会には少し確実性を増して「見えた」と感じることになるわけだ。

もちろんこれをもって霊感なんてインチキだなどという乱暴な否定の証明にはならないが、メカニズムとしては科学的じゃあないだろうか。