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ちはやふる2 第19話「ゆくへもしらぬ こひのみちかな」

2013-05-18 13:44:28 | 少女漫画&女性向け漫画原作アニメ
ちはやふる2 第19話「ゆくへもしらぬ こひのみちかな」


「これから上ってくる奴だったんだ!」

いよいよ決勝戦決着☆勝つのはどっちだ?!


公式HPより

3勝して優勝。太一のあきらめない一言に行動に部員たちは勇気づけられていく。積み重ねてきた経験や練習を全て詰め込んで最後まで諦めない瑞沢かるた部。瑞沢高校、富士高校両校、両校の戦いはクライマックスへ!ここにかるた日本一の高校が決定する―


今まで運に恵まれなかった太一に幸運の女神は微笑むのか?


筑波も負け、富士崎二連取。
もう後が無い瑞沢

「3勝するぞ、みんな!」

この言葉に。最初から主将とやると言い出した事に机くんは驚愕する

「真島が変わろうとしている」


再び立ち上がり情勢を見定める太一。
再び出てきた原田を抑え込み(笑)その上で師は原田だけと思っている太一が狙うは『右下段』

「来い来い来い

太一のなんという執念っ!
念飛ばし捲りです!!

そして、なんと!この思いが運を呼び込む!

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大山札を送ってチャンスを掴んだ!
そして、自分のデータをこの場面で生かしてくれた事に喜ぶ机くん。

自陣の札を送るため片手を上げた太一。
ところが仲間ですらこのイイ流れを切る事になるんじゃ?と思うほど長い間。

その末に、なんとここにきてお手つきをしない江室のお手つきが出る!
しかもダブ!!
これで1枚札は太一のモノになっただけでなく、太一の自陣札を1枚送れる。


この土壇場で3枚対3枚まで追い付いたのだ!!

そして、ここで太一は送り札を迷っていたのではなく長い時間を使ってシュミレーションしてから送ってきた事に気付く江室。

「アンタだって疲れてるんだよ!!」

そう。自分達と当たる前に東京の1位校が楽に勝たせてる筈が無いのだ!



「ひとは 送ります」

ここで突然送る札を口にした太一。
その意図を理解する肉まん君。



ところが、太一と江室に試合に皆が夢中になっている間に、千早と理音のトコはいつの間にか5枚対1枚になっていた。

駆け引きなどない。札を取れるか否かはほんのちょっとの差だけ。

「でも、あるんや。勝負を分ける差が」

手も痛い。燃料のカラッポ。
必死に今自分がいる所を確認し奮い立たせている千早。

「勝利、確定的っ!!」

自陣に残っていた1枚を送り、そのまま礼をする千早と理音。
しかし、「瑞沢一勝」の言葉は無かった。

空っぽになった千早はそのまま寝てしまったのだ。
それでも・・・そこまでになるほどの彼女の頑張りは太一と肉まん君にピシピシ伝わってくる。

一方、負けた理音も顔を上げない。
おばあちゃんが読んだ試合での初めての敗退



「たき 送ります」

ここで今度は肉まん君が送る札を口にする。
肉まん君がちゃんと理解してくれてた事を理解する太一。

奏太はここにきて肉まん君の読みが当たり始めている事に驚く。が、それは当然。
5歳からかるたを始め、ここの誰よりも長い経験者。
読みの流れは経験者こそなのだ!!


「クィーンになるより、みんなで勝つ方がはるかに難しい!」

決勝戦が始まる前に千早が言った言葉を噛みしめる太一。
それでも、さすがに簡単には勝たせてくれない江室。

「負けるかよっ!」

名人やクィーンには何度だって挑める。
でも、この団体戦を戦えるのは高校3年間しかないのだ!

自陣札を守りきり、そして細かく札の移動を口にする太一。


なんと!太一のトコも肉まん君のトコも・・・2人同時の運命戦。
しかも!!

桜沢は気付く。2人共札合わせが出来ている事に!


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「来年、優勝争いがまた出来るとは限らない 多分、もう二度と無い」


しかし、こんな時になんとも太一と江室2人を端的に表しているような札が残ってしまう。
太一には「曾禰 好忠」が。
一方、江室には「大納言公任」。

好忠の歌は舵を失った行方のわからぬ恋の歌。

「千早・・・起きてくれよ せめて見ててくれよ 俺の運命を!!」

眠りこんでいる千早に心の中で叫ぶ太一。


「きっと偶然」

「ゆら」の札が読まれたら、きっちり札合わせしてきてる瑞沢に取られる!
それでも、この札合わせは偶然だとまだ思っている。
でも、江室にはわかっていた。この札合わせが偶然じゃない事を。
そして偶然じゃない事をわかっている者たちがここにも!!

太一と肉まん君が共に運命戦となり、札送りがきちんと出来ているのに気付き、嬉しそうな顔になったのは北央☆
自分達との決勝戦で自分達が見せた札送り・・・

勝率は五分五分。
だが、ここでみんな一斉に思う。太一の陣の札が読まれた記憶が無い事を!(笑)
どこまでこの子は運が無いんだ(泣)

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なんだろ?この負のオーラ(^^ゞ


一方、エロム君の方は勝利を確信して

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こ、この子は・・(^^ゞ

自分の札が読まれる気がしない太一と、自陣の札が読まれると思える江室と。
思わず後ろ向き思考になってしまう自分を打ち消す太一。

「ちゃんと息しろ!諦めるわけにはいかないんだ!」

攻めるか守るか?
まだ「たき」は他に読まれていない空札があるため一字決まりにならない。
江室は攻めるのは無理!という視線を送ってくる。

緊張の中読まれたのは空札。
しかし、太一も肉まん君も共に空振りをする。
それは敵陣にも攻め入る姿勢。
次も空札。しかも、江室の低くきっちりした囲い手を抜くのは困難。


息もつけない緊張の場面。菫は見ていられない。でも、戦っているのは太一。
菫は「真島先輩!」と呼びかけながら瞑っていた目を開く。


たった一枚が出ない。いつも出ない・・・

「このままずっと出ないのかな?
俺のやっている事は無駄なのかな?」


空札はあと6枚。
それを復唱する。でも、こんな暗記すらも無駄なのか?
再び後ろ向きになっていく太一。

神に願ってしまう太一に光がさし、女神(笑)が起き上った・・・
(これぞ奇跡?)

眠っていた千早がこの局面でムクッと起き上ったのだ。


次の瞬間・・・
外でずっと見守っていた新はものすごい歓声を聞く



太一と肉まん君が自陣の札を守り切ったーーーっ\(^o^)/

もう、この時点で私の方が涙がブワァァーーっと。



「下の句までちゃんと聞くまでは・・・試合」

みんながヤッタ!と叫ぶ中、嬉し涙をためながらそう言うカナちゃん。
その言葉にニッコリと微笑んだ山城読手が下の句を読み上げたーーー



瑞沢優勝


mizusawa6

太一と肉まん君に号泣しながら抱きついた千早。その顔には畳の跡がバッチリ付いていた。
そんな3人に、残りの部員も抱き付きに飛んでくる



一方、富士崎は連勝を阻まれ準優勝。

「この負けは先生の責任よ。強さにおごった先生の責任」

傍らで聞いていた江室もまた、太一を一年もB級止まりだった奴・・と、太一にさっさと線引きしてしまった自分に後悔していた。

「これから上ってくる奴だったんだ!」

そしていつも能面な理音がしゃくりあげている事に動揺する真琴。
そんな理音の頭を鷲掴みにした桜沢は言う

今の千早に勝てる選手は富士崎にはいない。だから負けたのは理音のせいじゃない事。
でも、この圧倒的有利の中で負けた事を実感しろと。

「もっと謙虚になりなさい。来年、一度も負けない夏にするのは貴女よ」



瑞沢優勝にわく会場の中で、一人たたずんでいる千早はかつて新が言った言葉を思い出していた。

宮内に促され、部屋を出るとそこに見つけた新の姿☆


「み、見た?」
「えっ?」
「見てた?」

誰よりも見ていたかったのに見る事が出来なかった新は言葉に詰まる。

「あたしのチーム、日本一だよ!クィーンになるより早く日本一になれたよ!!

チームに興味無いなんて言わないでっ!!


もう、今はわかっている。
そして千早の姿と言葉に3人でチームとして戦った時を思い出した新は「うん」としか返せなかったーーー。






もう、久しぶりに号泣回でした。
後にも先にも今回しかないかもしれないこの決勝戦にかける太一の気持ちが、今までの運の無い自分をふっ飛ばしちゃいましたね!
そして誰よりも長くかるたをやっていると自負していた肉まん君もここぞで実力を発揮し。

正直、今回はほとんど太一回だったので、せっかくの千早と理音戦がアッサリしちゃった印象でしたが、太一頑張っちゃったぞ回で満足☆(笑)

そしてずっと大事にしてきた団体戦を、もしかしたら個人戦をダメにしてしまうかもしれない状況で日本一を目指して形にした千早の日本一=世界一への思い。
かるたへの思いが前回は詩暢ちゃんを変え、そして新にも伝わり・・・感動でした。







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