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少年ジャンプ22・23号の「黒子のバスケ」感想

2013-04-28 12:43:03 | ジャンプ作品
今回は連休のため土曜日発売。
表紙は、全員集合の豪華さです。

そして岸本先生のジャンプSQ連載の序章と、やはりジャンプSQでスピンオフ掲載される許斐先生の読み切りも掲載☆





さて、今回の黒子のバスケは・・・


ミドリンの斜め後ろ姿の絵。
そして『出会いは常に楽しさと不安を併せ持っている』という言葉が。





コーチに赤司を主将に!と直訴しに行った虹村。

しかし、コーチの答えは「ダメだ!」

あくまで2年生中心というのは戦力的という意味で。しかも、チームをまとめるのは別という答え。
こうなる事まで含めて虹村を主将として選んでいるし、ちょっとやそっとで変えるほど帝光主将の名は軽くないのだと断固反対の姿勢。

それでも虹村も退かない。

それには虹村なりの考えがあった。


まずは自分の性分。
それがみんなを引っ張ってきた部分があるとしても、やはり違うと。
それと、1年の赤司を副主将に推挙したのも実は虹村だった。

無論、監督やコーチ陣も赤司の資質は感じていたし、認めてもいる。
だとしても、なぜここまで急ぐのか?


資質以上に虹村の事情ーーー

父親が去年の春から入院していたのだ。
しかも、今は落ち着いているものの、全中の頃にはどうなるかわからない。
そして、もし父親の身に何かあったら・・・

「試合中ならそれを放り出して病院に向かいます!」

悪化の知らせを受ければ平静にバスケなど出来ないだろうと。


もちろん、バスケは好き。
父親の事も受け入れ難かった。

だからこそ報告が今になってしまった。
でも・・・だからこそ自分が主将であるべきではない。

「すみません」

謝る虹村にコーチも了解するしかなかった。



廊下に出ると、そこには赤司が。
最後の方だけ聞いてしまったとシレッと言う赤司に、一番聞かれたくなかったところを聞かれたといやーな顔をした虹村だったが、

「少し早いが、これからオメーが主将だ 赤司」

まだ決まってませんと返す赤司だが、別に心配しているのは自分じゃなく虹村の事と言う辺りはさすが赤司様?(笑)

「よろしく頼むぜ 赤司主将」

少し寂しそうな表情で去っていく虹村に「はい」と答える赤司。




いよいよ、赤司主将体制の帝光バスケ部誕生☆

そんな中、問題になったのは同じポジションを競い合っている灰崎と黄瀬の事。
サボりはあるものの、1ON1で対決すると今の黄瀬では灰崎に勝てなくて。
寄ると触ると・・・(^^ゞ
しかし、仲が悪い程度ならともかく、毎回モメる2人に青峰達もさすがに呆れ気味。
そんな中、言葉は発さず何か考えている風の赤司。



「二軍の試合に同伴?!このちんちくりんとっスか?!」

また、アッケスケな(≧m≦)ぷっ!

まぁ、この辺はきーちゃんが何を言おうと覆せないわけで。
あと、以前は描かれていなかったと思いますが、実は桃井も同行してました。

まぁ、以前から試合での黒子っちに興味のあった桃ちんだけど、やっぱりまだまだ黒子っちを見る目は厳しくて。
でも、その交流戦での黒子っちのプレーに、すっかり意識し捲り。

しかし、桃ちん以上に変わり身が早かったのは・・・当然きーちゃん(爆爆爆)

ちんちくりんから「黒子っち」


まぁ、でもみんなでアイスを食べに行った際に桃ちんはコロッと黒子っちにオチちゃいましたけどね(^^ゞ


あまりの変わり身の早さにみんな呆れるが、それでも最初は緑間も紫原も黒子の事は認めていなかった。
でも今は?

「とっくに認めているのだよ。オレも紫原も」

そう、今は違う。緑間達だけでなく先輩たちも。

「黄瀬はそれが少し早かっただけだ」

そう言ってニヤリとする赤司。


黄瀬と黒子の問題が片付いたのはイイ。しかし、今度問題になるのはポジションの被り。
でも、現段階では緑間はやはり実力的な事から考えても灰崎がスタメンで、黄瀬は控えと考える。
しかし、赤司は違った。

全中の予選の前には黄瀬はスタメンになると断言。
ポテンシャルと成長速度は灰崎の比ではないと。さらに控えは虹村さんのサポート付き。
逆に、SFは一番層が厚いポジションになる。
そこで出した結論は

「もう、用済みだ 退部を勧めよう」

練習はサボってばかりな上に、他校とのケンカも絶えない灰崎はむしろデメリットでしかない。
冷たい目でそう言う赤司に、緑間は密かにゾッとする。



本来の赤司の冷静かつ温厚な面。
でも、黒子の時にも見せた冷たい眼の彼と・・・

いったい、どちらが本当の赤司なのだ・・・?


なるほど、火神に言った言葉はこの事?!




そして程無くして灰崎は退部。
さすがの青峰もビックリ。

バッシュなど持って焼却炉に行ったというのを聞き、黒子は慌ててそちらに駆け出す。


「バスケ部辞めるって本当ですか?」

別に仲が良かったわけじゃない。
でも、きっと聞かずにはいられなかったんでしょう。
黒子っちも素行はともかく才能は認めていた人だから。

「バスケに飽きた そんだけだバーカ」

バスケより女と遊んでる方が楽しいと言う灰崎に本心か?とさらに訊ねる黒子。

「世の中イイ奴ばっかじゃねーんだよ」

そう言って、黒子の目の前でバッシュを焼却炉に放り込む灰崎。
燃えるバッシュを見ながら、恐い表情で灰崎は言葉を続ける。

「本当に悪い奴や恐ぇ奴だっているんだぜ」

灰崎の脳裏に浮かんでいるのは当然赤司。
そして去りながら灰崎はもう一言黒子に言う。



「残ったお前らの方がかわいそうな目にあわねーとは限らねーんだぜ」



これが「キセキの世代」の黄瀬誕生のきっかけとなったわけですね。


まだこの時点では黒子には気付けない言葉の意味。

わかりかけていたのはおそらく緑間っちだけだったでしょう。
常に淡々と冷静な判断をしていく赤司様のもう一つの顔。
素行の問題はあれど、実力があって今まで一緒に競い合っていた灰崎を一言で切って捨てる冷酷さ。
上に立つ者として必要な資質であるとしても、正直、たかが中学生の部活動ですからねぇ。
しかし、赤司様と緑間っちの会話が大人過ぎて読んでて苦笑してしまいましたわ(^^ゞ


でも、こうなるとあの灰崎と黄瀬のリベンジマッチ戦は、どちらが上かをきーちゃんに再確認の意味がほとんどだったかもしれませんが、どこかで見ているだろう赤司に見せつける試合だったようにも感じられ・・・
いろいろ深読みしたくなりますね!



そしてじわじわと人気が高まりつつある虹村先輩の苦渋の決断。
父親の件は本音であり、きっかけな気がしてなりません。
今、彼は何をしているのか?1こ違いだとすると、虹村さんは今高2ですよね!
今もバスケをやっててくれるといいんですが。
そして出来れば、今後、みんなの前に出てきて欲しいものです。






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