銀の匙 Silver Spoon 第7話「八軒、ギガファームへ」
「私はお金が大好きで~す♪」
た、タマコの家の牧場・・いや、ギガファーム凄過ぎるっΣ( ̄ロ ̄lll)
公式HPより
御影の家でのアルバイトの息抜きに多摩子父が経営するギガファームに行くことになった八軒と御影。果てしない一本道を車で走っていくとギガファームの看板が見えてきた。そこに待っていたのは、八軒の想像を大きく超える巨大な農場だった!!
アキ父の腰の経過は順調のようだが、ついでに高血圧も治療してくる事に。
テレビでは甲子園で北海道代表が負けてしまっていた。
来年こそエゾノーが代表にと祈るアキ一家。
駒場くんが投手として出れるとイイよね。
言われた作業をして戻ってきた八軒に、暫しのお休みをあげるという話になり、駒場に言われていたタマコのギガファームまで車を出して貰う事に。
「デカっ!広っ!!」
信じられないくらいの広大な土地。
何もかもがビックリ☆
しかし、もっとビックリだったのは稲田家のDNA?(笑)
「頑張り過ぎだろ、DNA・・・」
それゃ、心の中で呟きたくなるよね(^^ゞ
牛の数も半端無く、しかも、建物内も手入れが行き届いていた。
そして消毒等も徹底してるー!(笑)
でも、もし一頭でも伝染病にかかったら最悪全頭処分⇒経営陣+従業員が路頭。そのくらいこういう家では死活問題って事なんですよね(^^ゞ
きっちり消毒して中に入らせて貰うと、そこには牛のメリーゴーランドが!!Σ( ̄ロ ̄lll)
ロータリーパーラーという搾乳機械。
これによっていろんな無駄を省ける仕組み。これもこれだけの規模で牛を育てているからこそなんだろう。
そして怪我をしてしまった牛も躊躇なく処分。これも、コスト面を考慮しての事だった。
「慈善事業じゃないのよ!」
全ては効率イイ作業と安定した収入。そして共同経営だからこそ休みも交代で取れる。
儲からない。キツイという今までの経営をここは変えていっているのだ。
しかし、高1で既にそこまで将来の経営について考えているなんて・・・
それと同時に、暗い表情となるアキが気になる八軒。
彼女も祖父に期待されている後継ぎだから。
って、タマコ、今から八軒スカウト?(笑)
「見学終わった?」
と、そこにやってきたのは・・・タマコ姉?
いやいや、なんと母だった。しかも、夫婦なのにどっかパーツが似てるΣ( ̄ロ ̄lll)
しかし、ここの親子、マリアナ海溝ほどの考えの差がここで露呈。
両親は、農家の子だからという義務からと思っていたが・・・
「私はお金が大好きで~す♪」
実は親からここを乗っ取る気満々☆
「今のうちに潰しておかなければ!」
もう、既に親子の会話じゃなくなってる(^^ゞ
「家を継ぐ事で何か悩んでんのか?」
タマコの発言に、またちょっと様子がおかしいアキに訊ねる八軒。
そして、何かあれば相談に乗る・・・なんてそんな事言える立場でもないのに、つい言ってしまう。
「ありがとね 気持ち、嬉しいよ」
そして八軒を馬みたいと例えると、話題を変えてしまう。
臆病者?
よい労働力?
馬刺し?
あら~? 皆様、勝手にいろいろ想像してくれちゃったけど
「ブサイク?!」
いや、多分、見た目じゃないと思うけどね(^^ゞ
そこに、牛の出産が近いという連絡が。
アキの母が見学させて貰ったら?と言った事で八軒も立ち会う事に。
ところが行ってみると、突然縄を持たされた。逆子だった。
タマコ父の合図で引っ張り出していく。
痛みで苦しんでいる母牛の鳴き声が響く中、強引に引っ張りだした。
ところが仔牛は息をしていない。
逆さにして頬を叩いたり、人工呼吸をしたり(人工呼吸まで/驚)
「グロい・・・」
みんなは感動的と言うけれど、八軒には・・ハードル高かった?(^^ゞ
「感動とか押し付けんなぁぁ」
生まれた仔牛は専用の小屋にすぐ連れて行かれてしまう。
所謂テレビで見るような牧歌的なシーンはここでは見られない。タマコの所だけでなくアキの家でもそうらしい。
でも、初乳を飲ませるのは変わらない。
そして仔牛を育てるための乳であり、人間はそれを分けて貰っているという考えも。
これは規模の大小は関係ない。
思えば、肉丼も母親からすぐ引き離されたのを思い出す八軒。
初乳の与え方を八軒に見せるタマコの表情も、ちょっと普段より柔らかに見えますね。
そして、すぐ母牛から引き離したのは、この子が雄だからという理由もあった。
雄は肉牛育成業者の所に行く運命なのだ。
「その清んだ瞳のまま生きてくれよ、牛丼!」
しかし、八軒の目を通すと豚丼も仔牛も一緒(^^ゞ
見学を終え、アキの家の仕事に戻ると、改めて経済家畜の運営方法の違いについて考える八軒。
容赦なく処分したりするタマコのところが愛情が無いわけじゃないし・・・。
名前に関しても、クラスのみんなは名前なんか付けるとしんどいからと止めたのに、タマコ兄は逆に付けて悩めと言う。
「答えは1つじゃなくていいんだって言ってくれてる気がする」
シビアな世界ながら1つじゃない答え。
エゾノーに来て、アキの所に来ていろいろ考え始めている八軒を嬉しそうに見るアキ。
アキ祖父の部屋で、牛一頭一頭に名前があるのを知った八軒は、家畜とペットの違いについて訊ねる。
「美味しく育てようっていう愛情だもの
愛情にはいろいろな形があるのだよ」
愛情の形・・・
最初から食用として注ぐ愛。競走用として育てる愛。
「農家の親もそう言う感じなんだろうな~」
馬を連れて外には知らせに行った先で、アキにアキ祖父が言った言葉を話す八軒。
その際にアキが呟いた言葉で、再び、アキが将来について何か悩んでいるのではないかと訊ねてみる。
「・・・私、本当はね、馬関係の仕事に就きたいんだ」
暫く黙っていたアキが近付いてきたミカゲホマレを撫でながらポツポツと喋り始める。
決して酪農が嫌いというわけじゃない事。
一人っ子だから後を継がなくちゃという思いがある事。
「家族の期待に応えなきゃ!ってトコは八軒君のトコと同じかな?」
「一緒じゃないよ!!」
だいたい、八軒には親とちゃんと話をした方がイイと言いながら、自分だって話せていないんじゃないか?と真剣にアキに言う。
優しくて明ると御影家の人たちなら話せばわかってくれる。うちとは違う!!
「なんで他人の事なのにそんな一生懸命なの?」
必死に言う八軒に驚くアキ。
「なんか嫌なんだよ!夢があるんだろ?」
自分は既に中学で目標が無くなって夢なんかないから。
将来の夢でキラキラしているみんなが正直妬ましい。
でも、夢を叶える為にシンドイ思いをしてる奴の夢が叶わないのは嫌だ!
必死に。一生懸命にそう言う八軒に
「自分の事で手一杯なのに、他人の事を抱えちゃうお人好しだよね~。
ビクビクしながら、それでもみんなの事大切にして突っ込んでくるよね!って事
そういうところ、ホント馬みたい」
その言葉で、以前、馬の性格について話してくれたアキの言葉を思い出す。
「その面倒臭さがイイっしょ?」
あの時の言葉がリフレインする。
八軒、一気に舞い上がるヾ(ーー ) オイッ
一気にその気になって思わずアキに告白しかけるが・・・
アキ父キタ━━━━(゜∀゜)━━━━!!!!!(わははっ)
アキ父の言葉で夏休みももう半分以上終わってしまった事に気付く八軒。
夏休みが終わってしまったら、とうとうブタ丼も食用にーーー
ただデカイ!ハイテク!!ってだけじゃ終わらなかった見学でした。
私は第一次産業とは無縁なので、どーしても八軒寄りな見方ですが、それでも、たとえどんなやり方でもその中に愛情と真剣さと、それでも産業という限りはお金に化けさせなくてはならない現実との中で葛藤している地に足を付けたモノを感じました。
そんな中のアキの悩み。
いろいろ言いつつ、やはり一生懸命やっている事が評価される。報われる事を誰よりも望んでいる八軒の思いと、それでも家族の期待に応えたいアキの気持ちもわかったりと・・・。
はたして、アキはどんな道を選択するんでしょうね?
何気に豚丼が気になるわー!!
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「私はお金が大好きで~す♪」
た、タマコの家の牧場・・いや、ギガファーム凄過ぎるっΣ( ̄ロ ̄lll)
公式HPより
御影の家でのアルバイトの息抜きに多摩子父が経営するギガファームに行くことになった八軒と御影。果てしない一本道を車で走っていくとギガファームの看板が見えてきた。そこに待っていたのは、八軒の想像を大きく超える巨大な農場だった!!
アキ父の腰の経過は順調のようだが、ついでに高血圧も治療してくる事に。
テレビでは甲子園で北海道代表が負けてしまっていた。
来年こそエゾノーが代表にと祈るアキ一家。
駒場くんが投手として出れるとイイよね。
言われた作業をして戻ってきた八軒に、暫しのお休みをあげるという話になり、駒場に言われていたタマコのギガファームまで車を出して貰う事に。
「デカっ!広っ!!」
信じられないくらいの広大な土地。
何もかもがビックリ☆
しかし、もっとビックリだったのは稲田家のDNA?(笑)
「頑張り過ぎだろ、DNA・・・」
それゃ、心の中で呟きたくなるよね(^^ゞ
牛の数も半端無く、しかも、建物内も手入れが行き届いていた。
そして消毒等も徹底してるー!(笑)
でも、もし一頭でも伝染病にかかったら最悪全頭処分⇒経営陣+従業員が路頭。そのくらいこういう家では死活問題って事なんですよね(^^ゞ
きっちり消毒して中に入らせて貰うと、そこには牛のメリーゴーランドが!!Σ( ̄ロ ̄lll)
ロータリーパーラーという搾乳機械。
これによっていろんな無駄を省ける仕組み。これもこれだけの規模で牛を育てているからこそなんだろう。
そして怪我をしてしまった牛も躊躇なく処分。これも、コスト面を考慮しての事だった。
「慈善事業じゃないのよ!」
全ては効率イイ作業と安定した収入。そして共同経営だからこそ休みも交代で取れる。
儲からない。キツイという今までの経営をここは変えていっているのだ。
しかし、高1で既にそこまで将来の経営について考えているなんて・・・
それと同時に、暗い表情となるアキが気になる八軒。
彼女も祖父に期待されている後継ぎだから。
って、タマコ、今から八軒スカウト?(笑)
「見学終わった?」
と、そこにやってきたのは・・・タマコ姉?
いやいや、なんと母だった。しかも、夫婦なのにどっかパーツが似てるΣ( ̄ロ ̄lll)
しかし、ここの親子、マリアナ海溝ほどの考えの差がここで露呈。
両親は、農家の子だからという義務からと思っていたが・・・
「私はお金が大好きで~す♪」
実は親からここを乗っ取る気満々☆
「今のうちに潰しておかなければ!」
もう、既に親子の会話じゃなくなってる(^^ゞ
「家を継ぐ事で何か悩んでんのか?」
タマコの発言に、またちょっと様子がおかしいアキに訊ねる八軒。
そして、何かあれば相談に乗る・・・なんてそんな事言える立場でもないのに、つい言ってしまう。
「ありがとね 気持ち、嬉しいよ」
そして八軒を馬みたいと例えると、話題を変えてしまう。
臆病者?
よい労働力?
馬刺し?
あら~? 皆様、勝手にいろいろ想像してくれちゃったけど
「ブサイク?!」
いや、多分、見た目じゃないと思うけどね(^^ゞ
そこに、牛の出産が近いという連絡が。
アキの母が見学させて貰ったら?と言った事で八軒も立ち会う事に。
ところが行ってみると、突然縄を持たされた。逆子だった。
タマコ父の合図で引っ張り出していく。
痛みで苦しんでいる母牛の鳴き声が響く中、強引に引っ張りだした。
ところが仔牛は息をしていない。
逆さにして頬を叩いたり、人工呼吸をしたり(人工呼吸まで/驚)
「グロい・・・」
みんなは感動的と言うけれど、八軒には・・ハードル高かった?(^^ゞ
「感動とか押し付けんなぁぁ」
生まれた仔牛は専用の小屋にすぐ連れて行かれてしまう。
所謂テレビで見るような牧歌的なシーンはここでは見られない。タマコの所だけでなくアキの家でもそうらしい。
でも、初乳を飲ませるのは変わらない。
そして仔牛を育てるための乳であり、人間はそれを分けて貰っているという考えも。
これは規模の大小は関係ない。
思えば、肉丼も母親からすぐ引き離されたのを思い出す八軒。
初乳の与え方を八軒に見せるタマコの表情も、ちょっと普段より柔らかに見えますね。
そして、すぐ母牛から引き離したのは、この子が雄だからという理由もあった。
雄は肉牛育成業者の所に行く運命なのだ。
「その清んだ瞳のまま生きてくれよ、牛丼!」
しかし、八軒の目を通すと豚丼も仔牛も一緒(^^ゞ
見学を終え、アキの家の仕事に戻ると、改めて経済家畜の運営方法の違いについて考える八軒。
容赦なく処分したりするタマコのところが愛情が無いわけじゃないし・・・。
名前に関しても、クラスのみんなは名前なんか付けるとしんどいからと止めたのに、タマコ兄は逆に付けて悩めと言う。
「答えは1つじゃなくていいんだって言ってくれてる気がする」
シビアな世界ながら1つじゃない答え。
エゾノーに来て、アキの所に来ていろいろ考え始めている八軒を嬉しそうに見るアキ。
アキ祖父の部屋で、牛一頭一頭に名前があるのを知った八軒は、家畜とペットの違いについて訊ねる。
「美味しく育てようっていう愛情だもの
愛情にはいろいろな形があるのだよ」
愛情の形・・・
最初から食用として注ぐ愛。競走用として育てる愛。
「農家の親もそう言う感じなんだろうな~」
馬を連れて外には知らせに行った先で、アキにアキ祖父が言った言葉を話す八軒。
その際にアキが呟いた言葉で、再び、アキが将来について何か悩んでいるのではないかと訊ねてみる。
「・・・私、本当はね、馬関係の仕事に就きたいんだ」
暫く黙っていたアキが近付いてきたミカゲホマレを撫でながらポツポツと喋り始める。
決して酪農が嫌いというわけじゃない事。
一人っ子だから後を継がなくちゃという思いがある事。
「家族の期待に応えなきゃ!ってトコは八軒君のトコと同じかな?」
「一緒じゃないよ!!」
だいたい、八軒には親とちゃんと話をした方がイイと言いながら、自分だって話せていないんじゃないか?と真剣にアキに言う。
優しくて明ると御影家の人たちなら話せばわかってくれる。うちとは違う!!
「なんで他人の事なのにそんな一生懸命なの?」
必死に言う八軒に驚くアキ。
「なんか嫌なんだよ!夢があるんだろ?」
自分は既に中学で目標が無くなって夢なんかないから。
将来の夢でキラキラしているみんなが正直妬ましい。
でも、夢を叶える為にシンドイ思いをしてる奴の夢が叶わないのは嫌だ!
必死に。一生懸命にそう言う八軒に
「自分の事で手一杯なのに、他人の事を抱えちゃうお人好しだよね~。
ビクビクしながら、それでもみんなの事大切にして突っ込んでくるよね!って事
そういうところ、ホント馬みたい」
その言葉で、以前、馬の性格について話してくれたアキの言葉を思い出す。
「その面倒臭さがイイっしょ?」
あの時の言葉がリフレインする。
八軒、一気に舞い上がるヾ(ーー ) オイッ
一気にその気になって思わずアキに告白しかけるが・・・
アキ父キタ━━━━(゜∀゜)━━━━!!!!!(わははっ)
アキ父の言葉で夏休みももう半分以上終わってしまった事に気付く八軒。
夏休みが終わってしまったら、とうとうブタ丼も食用にーーー
ただデカイ!ハイテク!!ってだけじゃ終わらなかった見学でした。
私は第一次産業とは無縁なので、どーしても八軒寄りな見方ですが、それでも、たとえどんなやり方でもその中に愛情と真剣さと、それでも産業という限りはお金に化けさせなくてはならない現実との中で葛藤している地に足を付けたモノを感じました。
そんな中のアキの悩み。
いろいろ言いつつ、やはり一生懸命やっている事が評価される。報われる事を誰よりも望んでいる八軒の思いと、それでも家族の期待に応えたいアキの気持ちもわかったりと・・・。
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