椎名 軽穂:原作
「君に届け(20)」
三者面談で風早父・ゲキレツが激怒!? 父への複雑な想いを爽子に語る風早は…。“進路"がせまり始める新学期。将来について悩む爽子が選んだのは…? そしてむかえる2回目のバレンタイン!
やっと買ってきました。
お話は、三者面談で父親にグーパンチされた風早くんのシーンから。
担任であるピンも「一市」呼びされてもう、どっちがどっちの立場なんだか(^^ゞ
思わず挨拶した爽子も「つけあがらせるな!」と言われてしまい・・・
なんかもう、昭和とかにはよく見た頑固親父という感じの風早父。
帰っていく風早父の背中を見送った3人
ピンは、風早にもっと家族の話し合いが必要と言いますが
「・・・あの親父と?」
なんか今までもお父さんといろいろあったみたいですね。
でも、これで親に言われたから店を継ごうとしているんじゃない事を知る爽子。
「家に帰ってくんな」と言われてしまった風早くんの話をもっとちゃんと聞きたくて家に招いた爽子。
ポツンポツンと話し始める風早。
長男だからと良かれと思ってやってきた事で喜ばれた事など無い事。
それどころか怒られてばかりだった事。
父の日にお小遣いで買ったお菓子と肩たたき券を作って渡したのに、「そんな事より宿題しろ!」と怒られ、肩たたき券も使ってくれず菓子も食べてくれなかったと。
一番怒られたのは野球を辞めた時ーーー
「何もかも中途半端だ!」
そう言って殴られた。
そして怒鳴った後はいつも「好きにしろ!」
でも、辞めたくて辞めたんじゃない。
病気がちで度々入院していた母。
弟もまだ小さくて・・・部活漬けは出来ないという判断だった。
なんかあった時、手伝えるよう家にいたい
でも、そんな思い以上に心の底で風早君が思っていた事・・・
「このまま父ちゃんに言われたまま野球続けてたら
俺、野球嫌いになると思った」
なんで野球辞めたんだろう?とは思ってましたが、この爽やか青年にも家庭の事情やら、悩みや葛藤があったのね~。。。
だから、言われて継ぐのではなく自分から「継いでやる!」と言いたかったのだと。
しかし、またも殴って「中途半端」と怒鳴った父。
それを思い出し、父に見透かされていたのに気付いて恥ずかしさでイッパイになってしまう風早。
でも、爽子は言う。
「真剣にお互い見てるんだなって思ったよ」
「好きにしろ!」と言った風早父。
その言葉があったからこそ今の風早君がいる。
「自分が『こうなんだ!』って思う事をやってきたって事でしょう?」
息子の自主性に任せてくれていた父
知らずにその力を身に付けさせてくれていた父。
それでも対等になりたかった。
枠から逃げ出したかった。でも、結局はまだ枠の中にいる自分。
しかし、こうして爽子に話を聞いて貰い、自分では気付けなかった事を気付かせて貰った事で、もう一度ちゃんと考えてみると約束する。
「あれからなんか見つけた?『やりたいこと』」
風早君の問いにハッキリと答える
「教師になりたい!」
伝えたい事も上手く伝えられない自分だけど
それでも、ずっと彼女を見守っていた風早君だからこそわかっている事。
「勉強教える時だけじゃなくて
多分みんなに 『どうしたら伝わるんだろう?』ってずっと黒沼思ってた」
お互いが相手をよく見ていて、知っていて、背中を押しあえる
イイ関係になってきましたよね!
軽く奪ったキスを力に家へ帰っていく風早くん。
この辺は・・・んもぉ!!(〃∇〃) てれっ☆
母親や幼い弟を言い訳にしているとちゃんと見抜いていたお父さんとは・・・
怒鳴り合いながらご飯食べて。
その中には当然、母親の怒る声と呆れたような弟の声も混じっていて。
きっとこれからもっといろいろ話せるでしょうね。
爽子も三者面談で教師になりたいから就職を止めて進学にすると訂正をし。
ちづちゃん達、両親、ピン、そしてなにより風早くんがいたから、自分にこんな目標が持てた事を実感し幸せな気持ちになる爽子。
そのちづちゃんは・・・進路の1つとして龍の父の店をバイトじゃなく本格的に手伝うという道を考え始めているようで。
龍父は「助かる」と言ってくれて。
その龍は高校最後の野球部を納得したものにする為か?以前以上に走り込み等をやっている。
ピンに教師になりたい事を話したと千鶴と矢野ちんに話した爽子。
だが、きっと最初に爽子と出会った当初、学校のみんなが爽子を恐れたように、今度は学生たちが恐れるのでは?と噂するクラスメート達。
それはあるかもしれないーーーそれでも、少しずつ理解してくれる人が増えて友達が出来た自分。
だから頑張ってみたいと微笑む。
それにしても、三者面談と同時進行で(嬉しい?)悩みの種なのが女の子の祭典・バレンタイン。
「あたしのどこがそんなに魅力的だと思う?」
まだ、幼い可愛い恋の途中で立ち止まったままにちづちゃん(^^ゞ
片っ端から聞いて回る・・・そんなトコがきっと龍くんには可愛くてしかたないのかもね(^_-)-☆(腐っ)
でも、確かに風早君が言うように、本人に聞くのが一番で。
去年はおにぎりだった龍くんへの誕生日プレゼント。
だから、今度のバレンタインにプレゼントのあげ直しをしたいと考えているようで。
ここで、手作りケーキをあげる予定だという爽子に教えて貰いながら、3人で本命用のプレゼントを作ろうと矢野ちんが提案☆
(ちづちゃんは、今までチロ○チョコだった/笑)
帰り道、当然のように手を繋ぐ風早くん。周りを気にする爽子。
でも、風早君の言葉で自分の気持ち(手を繋ぎたい)を言って、繋いだまま帰っていく2人。
まだまだ名字呼びの2人が、本当に少しずつ恋人らしくなるシーンはほのぼのです。
ちづちゃんの番になった三者面談。
龍の店の話をしようとしつつも言葉が出ないちづちゃんに、ピンは1つ提案をする。
国語は苦手ながら、数学は意外に苦手じゃない事。
頭も悪いわけじゃなく、要領もイイ。その点を考えて、商業系の専門学校を勧める。
簿記とか取っておけば就職にも有利だし、自営業の場合も役に立つと助言。
まだ完全に気付き切れていないちづちゃんの思いをちゃんとわかってて、店に役立てられるだけでなく、そこからまた先にも歩めるモノを押し付けるわけじゃなく、あくまで1つの考えとして提示するピン。
ああ、なんか爽子が目標にするのが本当によくわかるわ。
それは千鶴だけじゃなかった。
「ものすごい手前で先に決めてるんじゃないのか?」
確かに、今の希望先は堅いかもしれない。
でも、矢野はもう一伸び出来る子だと思っているーーー
それは、本人以上に矢野ちんの母に響いたようで。
今まで、確かにそういうところがあったと帰り道娘に言う母。
逆に、大変だったりいろいろあったけど自分のやりたい事ばっかりやってきたと矢野母。
「やりたい事して やりたい仕事、今もしてる 好きな人と結婚してさ、楽しいよ!」
ピンの言葉と母の言葉に矢野ちんも考え直す・・・のか?
さて、女子3人、無事ケーキも作り終えバレンタインデー当日。
去年はあげたかったのに・・用意していたのにあげる事が出来なかった自分。
今年こそは!!
なのに、順調に相手と約束をする千鶴と矢野ちんと比べ、言い出せない上にクラスメートには茶化され、さらには先生方から仕事を頼まれるという何重もの不運に巻き込まれる爽子。
その間に他の女子は風早君にチョコを渡していたと男子から聞いてしまい・・・
矢野ちんはケントに大喜びして貰い
改めてケントをちゃんと大事に出来ているのか考える。
ちづちゃんもプレゼントとケーキとちゃんと渡せて。
ケントのような満面な笑みじゃないけど、いつもの何割増しかの龍くんの嬉しそうな顔。
この時をチャンスと思ったちづちゃんは思いきって「自分のどこが・・・」と言いかけると、ちづちゃんの手を自分の頸動脈の辺りに触れさせ、実はとってもドキドキしている事を伝える。
もうまっかっかなちづちゃん。
だが、それを誤魔化そうと話し出した進路の件で思ってもみなかった事を聞かされる。
「俺、大学で野球やる」
地元から出ると言う龍。
こうなると、ちづママが言っていた「どうして地元に拘るの?」という台詞が。
ちづちゃん、龍くんについていく!とか言わないかな~?
放課後の仕事を一緒にやった後、渡すつもりだったのに、
結局、雪かきしに帰って来い!という風早父の鶴の一声?メールで帰ってしまう風早君。
みんなの前では平気な顔をした。
でも、去年、当日に渡せなかった分も、誰よりも早く渡したかったのに・・・
今年も出来ない。
なのに、嫉妬だけは一丁前な自分に嫌気がさす。
そんな爽子の気持ちを、ちょっと言葉は乱暴?だったけど、背を押してくれたのはかつてのライバル・くるみ。
彼女の言葉で、これから家に行って渡してくる気持ちにさせてくれた。
でも、嘘をつくのは止めたと言うくるみ。
今年は誰にもチョコをあげていないと言うくるみ
「ほら、悪くない」
多分、現段階でくるみの良さを一番理解してるのは爽子だね。
店の玄関で立ち塞がった風早父には「翔太くんがイイ」とハッキリ宣言出来たし。
中に入れて貰えたし。
とた君はお兄ちゃん大好きっ子なんで、相変わらず爽子に対する態度はアレだけど、風早母には
「変わったのは多分あの子も同じかもね ありがとうね」
そう言って貰った。
爽子がいると聞かされ、慌てて戻ってきた風早くんから、どうして今年は他の子の本命チョコを受け取ったかの説明を聞く爽子。
自分がこうして恋をしたから・・告白したからこそ、告白を全て無かった事には出来なかったと。
もちろん、爽子と付き合ってる事もお返しは出来ない事は告げた上で。
その言葉を聞いて、さっき、くるみが「断るのにも体力、気力を使う」と言った言葉。そして風早母が「変わったわ」と言った言葉を思い出す。
「俺が好きなのは黒沼」
なにより、こうしてハッキリ言葉にしてくれる。
だから爽子もちゃんと告げる
「言ってくれてありがとう・・・」
ありがとう爽子!と言う風早くんに
「しょうた・・くん」
名前呼びキタ━━━━(゜∀゜)━━━━!!!!!
もう、そう言われちゃキスするっきゃないですか!そーですか(笑)
1つ1つ確実に階段を上がってる感じの3組。
どこもですけど、素直になれればこんなに順調☆
こんなに素敵☆って感じで。
答えを出した爽子と龍くん
考え直すか?な風早くん、ちづちゃん、矢野ちん
いったい、どんな答えを導き出していくのでしょうね?
そんな中、やっぱり心配なのはちづちゃんと龍くんのとこ。
龍くんの返事にちづちゃんはどうなったのかな?描かれてないけど。
そこで一気に龍くんへの気持ちに気付けたりしないのかな?
でも、3組とも選ぶ先によっては距離の違いはあっても今までのように気楽に会えないケースも出てきますよね?
相手を大事にしたかったり、意識したり・・とにかく付き合い始めたこの年齢で遠恋はキツイだろうなぁ。
それと、相変わらず矢野ちんがかなりピンを意識してる描写があったのがね・・・。
まだ、私はケントじゃなくピンと矢野ちんはくっ付くんじゃないかという線を捨てて無いですよぉ~(あははっ)
こうなると、矢野ママの「好きな人と結婚した」という言葉もなーんか意味深(^_-)-☆(腐腐っ)
「君に届け(20)」
三者面談で風早父・ゲキレツが激怒!? 父への複雑な想いを爽子に語る風早は…。“進路"がせまり始める新学期。将来について悩む爽子が選んだのは…? そしてむかえる2回目のバレンタイン!
やっと買ってきました。
お話は、三者面談で父親にグーパンチされた風早くんのシーンから。
担任であるピンも「一市」呼びされてもう、どっちがどっちの立場なんだか(^^ゞ
思わず挨拶した爽子も「つけあがらせるな!」と言われてしまい・・・
なんかもう、昭和とかにはよく見た頑固親父という感じの風早父。
帰っていく風早父の背中を見送った3人
ピンは、風早にもっと家族の話し合いが必要と言いますが
「・・・あの親父と?」
なんか今までもお父さんといろいろあったみたいですね。
でも、これで親に言われたから店を継ごうとしているんじゃない事を知る爽子。
「家に帰ってくんな」と言われてしまった風早くんの話をもっとちゃんと聞きたくて家に招いた爽子。
ポツンポツンと話し始める風早。
長男だからと良かれと思ってやってきた事で喜ばれた事など無い事。
それどころか怒られてばかりだった事。
父の日にお小遣いで買ったお菓子と肩たたき券を作って渡したのに、「そんな事より宿題しろ!」と怒られ、肩たたき券も使ってくれず菓子も食べてくれなかったと。
一番怒られたのは野球を辞めた時ーーー
「何もかも中途半端だ!」
そう言って殴られた。
そして怒鳴った後はいつも「好きにしろ!」
でも、辞めたくて辞めたんじゃない。
病気がちで度々入院していた母。
弟もまだ小さくて・・・部活漬けは出来ないという判断だった。
なんかあった時、手伝えるよう家にいたい
でも、そんな思い以上に心の底で風早君が思っていた事・・・
「このまま父ちゃんに言われたまま野球続けてたら
俺、野球嫌いになると思った」
なんで野球辞めたんだろう?とは思ってましたが、この爽やか青年にも家庭の事情やら、悩みや葛藤があったのね~。。。
だから、言われて継ぐのではなく自分から「継いでやる!」と言いたかったのだと。
しかし、またも殴って「中途半端」と怒鳴った父。
それを思い出し、父に見透かされていたのに気付いて恥ずかしさでイッパイになってしまう風早。
でも、爽子は言う。
「真剣にお互い見てるんだなって思ったよ」
「好きにしろ!」と言った風早父。
その言葉があったからこそ今の風早君がいる。
「自分が『こうなんだ!』って思う事をやってきたって事でしょう?」
息子の自主性に任せてくれていた父
知らずにその力を身に付けさせてくれていた父。
それでも対等になりたかった。
枠から逃げ出したかった。でも、結局はまだ枠の中にいる自分。
しかし、こうして爽子に話を聞いて貰い、自分では気付けなかった事を気付かせて貰った事で、もう一度ちゃんと考えてみると約束する。
「あれからなんか見つけた?『やりたいこと』」
風早君の問いにハッキリと答える
「教師になりたい!」
伝えたい事も上手く伝えられない自分だけど
それでも、ずっと彼女を見守っていた風早君だからこそわかっている事。
「勉強教える時だけじゃなくて
多分みんなに 『どうしたら伝わるんだろう?』ってずっと黒沼思ってた」
お互いが相手をよく見ていて、知っていて、背中を押しあえる
イイ関係になってきましたよね!
軽く奪ったキスを力に家へ帰っていく風早くん。
この辺は・・・んもぉ!!(〃∇〃) てれっ☆
母親や幼い弟を言い訳にしているとちゃんと見抜いていたお父さんとは・・・
怒鳴り合いながらご飯食べて。
その中には当然、母親の怒る声と呆れたような弟の声も混じっていて。
きっとこれからもっといろいろ話せるでしょうね。
爽子も三者面談で教師になりたいから就職を止めて進学にすると訂正をし。
ちづちゃん達、両親、ピン、そしてなにより風早くんがいたから、自分にこんな目標が持てた事を実感し幸せな気持ちになる爽子。
そのちづちゃんは・・・進路の1つとして龍の父の店をバイトじゃなく本格的に手伝うという道を考え始めているようで。
龍父は「助かる」と言ってくれて。
その龍は高校最後の野球部を納得したものにする為か?以前以上に走り込み等をやっている。
ピンに教師になりたい事を話したと千鶴と矢野ちんに話した爽子。
だが、きっと最初に爽子と出会った当初、学校のみんなが爽子を恐れたように、今度は学生たちが恐れるのでは?と噂するクラスメート達。
それはあるかもしれないーーーそれでも、少しずつ理解してくれる人が増えて友達が出来た自分。
だから頑張ってみたいと微笑む。
それにしても、三者面談と同時進行で(嬉しい?)悩みの種なのが女の子の祭典・バレンタイン。
「あたしのどこがそんなに魅力的だと思う?」
まだ、幼い可愛い恋の途中で立ち止まったままにちづちゃん(^^ゞ
片っ端から聞いて回る・・・そんなトコがきっと龍くんには可愛くてしかたないのかもね(^_-)-☆(腐っ)
でも、確かに風早君が言うように、本人に聞くのが一番で。
去年はおにぎりだった龍くんへの誕生日プレゼント。
だから、今度のバレンタインにプレゼントのあげ直しをしたいと考えているようで。
ここで、手作りケーキをあげる予定だという爽子に教えて貰いながら、3人で本命用のプレゼントを作ろうと矢野ちんが提案☆
(ちづちゃんは、今までチロ○チョコだった/笑)
帰り道、当然のように手を繋ぐ風早くん。周りを気にする爽子。
でも、風早君の言葉で自分の気持ち(手を繋ぎたい)を言って、繋いだまま帰っていく2人。
まだまだ名字呼びの2人が、本当に少しずつ恋人らしくなるシーンはほのぼのです。
ちづちゃんの番になった三者面談。
龍の店の話をしようとしつつも言葉が出ないちづちゃんに、ピンは1つ提案をする。
国語は苦手ながら、数学は意外に苦手じゃない事。
頭も悪いわけじゃなく、要領もイイ。その点を考えて、商業系の専門学校を勧める。
簿記とか取っておけば就職にも有利だし、自営業の場合も役に立つと助言。
まだ完全に気付き切れていないちづちゃんの思いをちゃんとわかってて、店に役立てられるだけでなく、そこからまた先にも歩めるモノを押し付けるわけじゃなく、あくまで1つの考えとして提示するピン。
ああ、なんか爽子が目標にするのが本当によくわかるわ。
それは千鶴だけじゃなかった。
「ものすごい手前で先に決めてるんじゃないのか?」
確かに、今の希望先は堅いかもしれない。
でも、矢野はもう一伸び出来る子だと思っているーーー
それは、本人以上に矢野ちんの母に響いたようで。
今まで、確かにそういうところがあったと帰り道娘に言う母。
逆に、大変だったりいろいろあったけど自分のやりたい事ばっかりやってきたと矢野母。
「やりたい事して やりたい仕事、今もしてる 好きな人と結婚してさ、楽しいよ!」
ピンの言葉と母の言葉に矢野ちんも考え直す・・・のか?
さて、女子3人、無事ケーキも作り終えバレンタインデー当日。
去年はあげたかったのに・・用意していたのにあげる事が出来なかった自分。
今年こそは!!
なのに、順調に相手と約束をする千鶴と矢野ちんと比べ、言い出せない上にクラスメートには茶化され、さらには先生方から仕事を頼まれるという何重もの不運に巻き込まれる爽子。
その間に他の女子は風早君にチョコを渡していたと男子から聞いてしまい・・・
矢野ちんはケントに大喜びして貰い
改めてケントをちゃんと大事に出来ているのか考える。
ちづちゃんもプレゼントとケーキとちゃんと渡せて。
ケントのような満面な笑みじゃないけど、いつもの何割増しかの龍くんの嬉しそうな顔。
この時をチャンスと思ったちづちゃんは思いきって「自分のどこが・・・」と言いかけると、ちづちゃんの手を自分の頸動脈の辺りに触れさせ、実はとってもドキドキしている事を伝える。
もうまっかっかなちづちゃん。
だが、それを誤魔化そうと話し出した進路の件で思ってもみなかった事を聞かされる。
「俺、大学で野球やる」
地元から出ると言う龍。
こうなると、ちづママが言っていた「どうして地元に拘るの?」という台詞が。
ちづちゃん、龍くんについていく!とか言わないかな~?
放課後の仕事を一緒にやった後、渡すつもりだったのに、
結局、雪かきしに帰って来い!という風早父の鶴の一声?メールで帰ってしまう風早君。
みんなの前では平気な顔をした。
でも、去年、当日に渡せなかった分も、誰よりも早く渡したかったのに・・・
今年も出来ない。
なのに、嫉妬だけは一丁前な自分に嫌気がさす。
そんな爽子の気持ちを、ちょっと言葉は乱暴?だったけど、背を押してくれたのはかつてのライバル・くるみ。
彼女の言葉で、これから家に行って渡してくる気持ちにさせてくれた。
でも、嘘をつくのは止めたと言うくるみ。
今年は誰にもチョコをあげていないと言うくるみ
「ほら、悪くない」
多分、現段階でくるみの良さを一番理解してるのは爽子だね。
店の玄関で立ち塞がった風早父には「翔太くんがイイ」とハッキリ宣言出来たし。
中に入れて貰えたし。
とた君はお兄ちゃん大好きっ子なんで、相変わらず爽子に対する態度はアレだけど、風早母には
「変わったのは多分あの子も同じかもね ありがとうね」
そう言って貰った。
爽子がいると聞かされ、慌てて戻ってきた風早くんから、どうして今年は他の子の本命チョコを受け取ったかの説明を聞く爽子。
自分がこうして恋をしたから・・告白したからこそ、告白を全て無かった事には出来なかったと。
もちろん、爽子と付き合ってる事もお返しは出来ない事は告げた上で。
その言葉を聞いて、さっき、くるみが「断るのにも体力、気力を使う」と言った言葉。そして風早母が「変わったわ」と言った言葉を思い出す。
「俺が好きなのは黒沼」
なにより、こうしてハッキリ言葉にしてくれる。
だから爽子もちゃんと告げる
「言ってくれてありがとう・・・」
ありがとう爽子!と言う風早くんに
「しょうた・・くん」
名前呼びキタ━━━━(゜∀゜)━━━━!!!!!
もう、そう言われちゃキスするっきゃないですか!そーですか(笑)
1つ1つ確実に階段を上がってる感じの3組。
どこもですけど、素直になれればこんなに順調☆
こんなに素敵☆って感じで。
答えを出した爽子と龍くん
考え直すか?な風早くん、ちづちゃん、矢野ちん
いったい、どんな答えを導き出していくのでしょうね?
そんな中、やっぱり心配なのはちづちゃんと龍くんのとこ。
龍くんの返事にちづちゃんはどうなったのかな?描かれてないけど。
そこで一気に龍くんへの気持ちに気付けたりしないのかな?
でも、3組とも選ぶ先によっては距離の違いはあっても今までのように気楽に会えないケースも出てきますよね?
相手を大事にしたかったり、意識したり・・とにかく付き合い始めたこの年齢で遠恋はキツイだろうなぁ。
それと、相変わらず矢野ちんがかなりピンを意識してる描写があったのがね・・・。
まだ、私はケントじゃなくピンと矢野ちんはくっ付くんじゃないかという線を捨てて無いですよぉ~(あははっ)
こうなると、矢野ママの「好きな人と結婚した」という言葉もなーんか意味深(^_-)-☆(腐腐っ)