mitakeつれづれなる抄

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東京都が尖閣諸島を買い取りへ・年内に契約

2012年04月17日 | ニュースな話題

 今朝のYahoo!トピック記事にあった時事通信配信記事からです。東京都知事が米国ワシントン市で講演し、その中で沖縄県の尖閣諸島を東京都予算で買い取る方向で調整を進めている事を明らかにしたとのこと。既に土地所有者とは基本合意されており、都議会の承認を経て年内に契約したいとのことだそうです。
記事→(Yahoo!Japan):http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120417-00000018-jij-pol

 尖閣諸島は小さな島々がいくつかありますけど、買い取り対象となるのは、魚釣島、北小島、南小島。魚釣島は最大の島、他の2島もそこそこ面積のある島です。

 ナショナリズムのかたまりである都知事らしいやりかたですね。中国の尖閣進出に対して日本政府が腰抜けで、「国が買わないなら都で買って守る」だそうです。そして東京都が「これまで培ってきたノウハウも生かし、海洋国家日本の前途を開くため、この島々を舞台にさまざまな施策を展開する」だそうです。

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 一応、沖縄県に位置する土地を東京都が購入するのは可能です。これ誤解を得やすいですが、全域を東京都が買っても尖閣諸島のその3島が東京都に所属するものでは無く、あくまで土地所有者が「東京都・代表者石原某」になるだけで、住所はそのまま沖縄県石垣市登野城何番地のままです。

 東京都議会に諮って契約を結ぶ事となりますけど、尖閣問題は直接には東京都の懸案事項ではありませんね。ただ東京都が含まれる日本の覇権が怪しくなれば、それは東京都にとっても怪しくなるわけで、この場合の土地購入費用拠出は可能だと考えます。

 しかしまあ何と言うか、日本政府の腰抜けは相当なものなのですね。石原さんは私は支持しませんけど、個別の案件では同意したいものもあります。なんでも外務省の中に親中派があるらしく、どうも中国の台頭振りには腰抜けになってしまう現実。昨年、漁船が海上保安庁の船にぶつかってきた事件がありましたけど、あれは氷山の一角で、常日頃から近いことあるんだそうですね。


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