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大阪市立美術館「聖徳太子」展に行く

2021年09月25日 | お出かけ
大阪市立美術館で、千四百年御聖忌記念特別展「聖徳太子 日出づる処の天子」が開かれていましたので行ってきました。

天王寺にある大阪市立美術館に行くには、私は県境を越える必要があります。
阪急電車に乗って県境を越えたのですが、私の前に一人分の席を開けて座っていたむさ苦しい感じのお爺さん2名。(他人同士です)
なぜか二人とも鼻出しマスクで、しかも痰の絡んだ咳払いをやたらする・・・。

内1名はクシャミまでしましたが、なぜかクシャミをする時に慌てた様子でマスクを外します。
2回クシャミをして2回ともマスクを外す・・・。
私、内心『席変わろっかなぁー』と思いましたが、私の席は凄い換気がされていて風が吹きまくり。
その内に梅田に着きました。

これだから外出は恐いんですよね。

JR環状線の天王寺の駅を降りて、てんしばの横を通って行きます。
てんしばです。


大阪市立美術館の表玄関を下から臨んだ所。


反対側には通天閣が見えます。

こうして見ると美術館は高台にあることが分かります。

階段を上って玄関です。



パンフレットです。
童子姿の聖徳太子。
岸田劉生の麗子像を連想してしまったのですが麗子像より恐い。

中は撮影禁止ですので写真はありません。

聖徳太子に関する展覧会は、千四百年御聖忌ということもあって、大阪市立美術館だけでなくあちこちで展覧会が開かれているみたいです。
大阪市立美術館では、聖徳太子の絵伝や宝物など、様々な展示物がありました。
すぐ近くには聖徳太子と縁の深い四天王寺もあり、四天王寺も主催者の一つとなっています。
(四天王寺、謡曲の大連吟でお世話になり、通常は入れない中まで入らせてもらったので親しみがあります。)

展示されているのは美術品として聖徳太子に関連するもの。
聖徳太子は超人的能力を持った人物として各時代の人々の想像力を刺激し、信仰の対象になった人です。
一方で、聖徳太子は実在しなかったと主張する人もいて・・・。

前期と後期に分けて、展示物の入れ替えもあるのですが、私が行ったのは前期です。
後期には少女マンガ家の山岸凉子作「日出処の天子」の展示もあるみたいです。(原画の展示か?)
山岸凉子の「日出処の天子」は傑作ですし、現代における太子の描かれた作品としての展示でしょうか。
ショップには「日出処の天子」のクリアファイルなども売られていました。

9月下旬とはいえ暑い日で、汗びっしょりになって帰りました。
暑いけれど、大阪方面に行くのは完全防備が必要かも。


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6 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (keba)
2021-09-25 23:32:37
鼻マスクな上にマスク外してくしゃみって、、、。それはなかなか大変でしたね。

聖徳太子展は東京でもやってます。実は11月に斑鳩に行こうと計画中〜。今日は正倉院展のチケットを無事ゲットしました。計画、着々と進んでます(笑)
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keba様 (みどり)
2021-09-26 10:01:46
正倉院展、チケットをゲットですか。
それは良かった👍
私も9月半ば、満開の曼殊沙華の写真撮影の為に明日香村に行くことを計画したのですが、あちこちサイトを調べてみると、こっちへ来るなオーラ満載でした。
それでなくても奈良は保守的な県民性。
行くの止めました。
でも11月なら規制も緩むでしょう。
楽しみですね。
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おそらく (pukariko)
2021-09-26 16:35:54
こんにちは。
くしゃみをする時、マスクを外す人・・・
おそらくマスクの中が濡れるのがイヤだからでしょう。
しぶきはなるべく遠くへ飛ばしてしまいたい(笑)
はた迷惑ですね^^;
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pukariko様 (みどり)
2021-09-26 21:49:44
なるほど。
自分の唾でマスクが濡れて、そのままマスクをかけ続けるのが嫌なんですね。
でも、それだと何のためにマスクしているのか。
自分がコロナに罹らないため?
鼻出しマスクやのに・・。
以前、電車の中で咳き込んだ人がマスクを外すのを見たけれど、あれはマスクをしていたのでは息が吸い込めないからみたい。
咳やらクシャミが出る時は外に出歩かない方が良いですね。
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宇宙人説 (にゃんころりん)
2021-09-27 20:57:44
こんばんは。

聖徳太子=宇宙人説ってありませんでしたっけ?
あと、聖徳太子の予言を集めた本があったとかなかったとか・・・しかも予言はよく当たっていたとか・・・
私は実在の人物を誇張して盛りまくっているのかなという気がします。
うまやで生まれたというあたりは、キリストそっくりですし。
なんにしても、童子姿の聖徳太子は怖~いですね。
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にゃんころりん様 (みどり)
2021-09-27 21:43:07
実在しなかった説では厩戸皇子という皇子はいたけれど、死後は聖徳太子として話を盛ったみたいな主張ですね。
宇宙人かどうかは分からないけれど、残されている話からすると超能力者みたいです。
超能力じみた話は確かに盛っているとしか言いようがないです。
昔だったら宗教的な奇跡奇瑞譚として有りなんですけど。
現代では、それで実在しなかったとなるのかも。
各時代時代の想像力を掻き立てる存在なのでしょう。
私は山岸凉子の「日出処の天子」を面白く読みました。
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