我、まさかの切腹……きっかけは不正出血

卵巣嚢腫と子宮筋腫を併発し、両側卵巣と子宮全摘出の開腹手術を受けることに。
なんてこった(ノ∀‘)

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術後17日目  豆乳にハマる

2017年05月04日 | 退院後の経過
平成29年4月21日 退院後9日

これまではお言葉に甘えて車に乗せていただいてばかりで……退院後やっと自分で運転して髪を切りに出かけました。

手術が決まって、入院に向けていろいろしたことの中に「髪を切る」というのもありました。
術後にシャンプーやドライヤーで腕を上げることが傷に響くのではと思い、なるべく手短に済むようにとカットしてもらったのが入院のほぼ1ヶ月前のこと。

(注:下腹部の術創は腕を上げることに影響ありませんので大丈夫です)

実はこのとき、切りすぎた(笑)

美容院でケープをしてるときって、なんか長さがよくわからなくなったりしませんか?

結論から言えば、初めに切ってもらった長さでちょうどよかったんだ。
ホントここで出来上がりにしてもらえばよかったんだ。
でもまだちょっと長いかな、もうちょっと切ってもいいかなと思って切ってもらったのが間違っていた。

いざケープを取ったら

しまった  やりすぎた ( ゚Д゚) 

厄介なのが、正面から見た感じはとても気に入ったんだけど、横と後ろから見たらかなり微妙だということ。

それでも、かなり切ったおかげでシャンプーやドライヤーは格段にラクになりました。
髪を切る目的はこれだったのだから、ある意味目的は達成できたともいえる。

しかしこのかなり微妙な感じ、どうしたものか

よくあるヘアスタイルだし、奇抜でも何でもないのだけど、
横からと後ろから見た感じが、私については絶対的に似合わない気がする

これは美容師さんのせいではなくて、完全に私のオーダーミス。

こうなったらもう、早く髪を伸ばして初めに切ってもらった長さに戻すしかない
髪を早く伸ばす方法についてネットで検索しまくって、涙ぐましい努力をする羽目に。

髪が早く伸びるようにタンパク質、亜鉛のサプリ、髪の成長を促すというヘアローションに頭皮マッサージ。

これまでの人生でも髪を切りすぎたことなんていくらでもあっただろうに、今回が初めてです、髪を早く伸ばそうとこんなに悲壮感が出たの。
あぁこれまで結べる長さは維持してたんだ。
だから予定より切りすぎちゃっても結んじゃえば何も問題なかったんだ。
今回、もともと結べない長さまで切るのを予定していたうえでさらに切りすぎたんでごまかしきかない大惨事になったんだ。


そんなこんなで入院期間に突入し、そしてあっという間に入院期間が終了、退院後の生活も落ち着いてきた頃、ふと気づくと

知らん間にもっさりと髪が伸びていた

そりゃシャンプー後に毎回せっせと育毛ローションをすり込んで頭皮をマッサージしてたんだから(注:入院期間は除く)伸びてくれなきゃおかしい。

そんなわけでようやくこの微妙な感じを修正してもらうべく美容院に予約を入れ、やっとこさ自分で運転して出かけていきました。

自分の痛恨の判断ミスとはいえこの2ヶ月弱の涙ぐましい努力について美容師さんにしみじみ語りつつ、ここで疑問に思うのは

髪の成長は女性ホルモンと関係があるようですが
両側卵巣摘出によって女性ホルモンの供給がなくなった自分は、今後髪はどうなるんでしょうね? 

うっかり切りすぎてもこれからはすぐ伸びてくれないとか、今後は薄毛に気をつけなきゃいけないとかあるんだろうか。

薄毛 ((((;゚Д゚)))) 

むしろ髪の量が多くて(しかもクセ毛ときたもんだ)これまで毎回美容師さんにすいてもらって量を調整していたのが、今後薄毛とか心配しなきゃいけなくなるのだろうか。

これは大豆イソフラボンをきっちり摂るしかない


こんな病気が発覚するずっと前から、豆腐や納豆をはじめ大豆製品は積極的に摂っていました。

でもそれは健康診断の血液検査で指摘されたゆえの
コレステロール対策

でも豆乳はそれほど…ときどきフルーツ味のを買うくらい。
まだまだ子宮筋腫なんて縁がなかったころ、10年ほど前かな、しばらく豆乳を飲んでみたときがありました。
そしたら私には合わなかったというのか効きすぎたというのか、生理の出血量が爆上げしてシャレにならない事態に。
ウソだろコレっていう恐怖を味わいまして豆乳はすぐやめました。

でももういいんだもんね、生理ないんだから。
そんなわけで、退院してから豆乳も真面目に摂取するようにしました。

更年期対策。
薄毛対策。
コレステロール対策。


前からときどき買っていた、フルーツミックス味の豆乳はホント美味しい。1Lサイズのは近所のスーパーになくて不便。
ちょっと遠いけど置いてるところがあるので、行ったついでにまとめ買いしてまいります。
未開封なら室温で置いておけるのがいいですよね。

調整豆乳の「特濃」も切らさず買うようになりました。
そのまま飲むというより紅茶に入れたり何かに混ぜて飲んでましたが、何かに混ぜる程度ではなかなか消費できない。
カフェオレベース(牛乳で割ってカフェオレが作れるという濃縮コーヒー)を先日買って調整豆乳で割ってみたらまさにコーヒー牛乳って感じで美味しかったので、1日コップ1杯の豆乳は当分これ。

そして長野県民なら大抵の人が知っている、ある食品会社が出しているババロアの素、牛乳の代わりに調整豆乳で作ってみたところこれがまた非常に美味しかったので、今後も豆乳でリピート決定。
今度は豆乳でプリンを作ってみよう。

卵巣を摘出したからって薄毛になるときまったわけではないけど、とりあえず
がんばろう、薄毛対策。 

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術後16日目  再び高遠城址公園

2017年05月03日 | 退院後の経過
平成29年4月20日 退院後8日



先日行ったばかりの高遠城址公園はまだまだ満開というので、満開のタカトオコヒガンザクラをもう一度愛でにリハビリ的お花見に再び行ってまいりました。

前回のお花見は駐車場からの上り坂やアップダウンで負荷がかかって痛くて、歩く振動が伝わらないようにお腹を押さえながら歩いてましたが、ふと気づいたのが

歩くのにお腹を押さえなくても平気になった

思えば歩くと振動がお腹に響いて痛くなったのはガーゼと防水フィルムを剥がした術後7日目からでした。
最近では、下腹の腹筋を使うような傾斜のあるところを歩けば痛いけれど平坦なところを歩く分にはあまり痛くなかったりで、歩けば必ずしも痛むというわけではなくなってきていました。

歩くにもお腹が痛まず徐々に楽になってきたなという実感があり、ここで高遠城址公園の足場の悪い木の階段を上り下りしても平気になりました。
くしゃみをしたりトイレでお腹に力を入れても大丈夫になったし、下腹の腹筋に力がかかってもなんともないのは、お腹の中側の傷が引っ張られても大丈夫なくらいに治ってきたのかなと思います。

夜桜なので公園内はそれほど混雑しているわけではないのですが、少し前はそれでも桜に気を取られている人たちの中を歩くのは少し怖かった。
でもここまでくると多少当たっても大丈夫かなとも思え、なにより痛みを意識せずにぶらぶら歩きつつ桜を眺められるのはいいなぁと思った次第です。










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術後15日目  痔にはご注意を  

2017年05月02日 | 退院後の経過
平成29年4月19日 退院後7日

昨日、術創保護のサージカルテープをテーピング用テープの収納ケースに入れているという話をしましたが

ところでこのサージカルテープ(幅25㎜)をマスキングテープ用のテープカッターにセットできるんだろうかとふと思った。

では早速やってみよう。

こうなった。

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あら、少し余裕を残してぴったりだわ(笑)

カッター部分でテープを切ってみよう。 

切れた(笑) 

当然テープの切り口がギザギザになるわけですけど、テープの貼り替えのときに3~5㎝テープを引き出して切るのに便利かもしれない(笑)
こういう使い方もアリだろうか。
保護テープをこうやって切って使っているという方、いらっしゃるかな?

(普通にハサミで切れって話ではありますわな(笑))



ところで、術後に食事が再開してからの懸案事項、便秘予防ですが

普段ならこんなの難なく少しいきんで出すことができるものの、術後はとにかく腹圧をかけて出すということが難しく…かといってお腹の中に滞留させてしまったらさらに硬くなりもっと出しづらくなってしまうので、これまで便秘予防はかなりの重要課題でありました。

腹圧をかけなくても出せるようにというのをずっと心掛けてきましたが、瞬間的に大きな圧力がお腹にかかるくしゃみが普通に出せるようになったことで、それならこっちも大丈夫なんじゃないかなとお通じのときに、試しに腹圧をかけていきんでみた

おお、復活。
圧力をかけてみても全然痛くないぞ。


しかしお通じの際にいきむというのは、今度は出口に圧力がかかってしまってお尻の健康に良くありません。

若い頃、座り仕事が祟ってうっ血系の痔持ちになりました。
初めは症状が軽かったし何より恥ずかしいので市販の薬でごまかすこと20年、手術適応になっちゃうほどに育ててしまい、とうとう手術を決意。
シモの話ついでにのちほどその手術についても述べたいと思いますが、

お尻の健康は本当に大事です。

お腹に力を入れて出すことができるようになったとわかっても、自然に穏やかなお通じになるように引き続き便秘予防に努めたいと思います。


ところでシャワーの後に久々に痛みが出ました。
鎮痛剤を飲むほどのことでもなかったですが、シャワー後しばらくの間へそ下のあたりがズキズキとしました。
シャワー中にお湯の温かさで緩んだ腹筋がシャワー後に収縮して内側の傷を引っ張ったりして痛みの原因になるのかな。


さて、この日のリハビリ的お散歩は松本市の桜の名所、弘法山古墳と再び国宝松本城。 

弘法山古墳は駐車場の関係で北側斜面から向かったところ、傾斜がきつすぎ&ところどころぬかるみがあって足場が悪く、リハビリを通り越してもはやトレーニングか訓練かの域。

満開の桜を堪能した後、行きに必死こいて上った傾斜を下って駐車場に戻るのがさらに苦行。

退院してまだ一週間でなんてとこ歩いてんだと思うけど、入院で弱った足腰を鍛え直すには上等じゃねーか。

国宝松本城はまだ桜が満開で、桜の時期を惜しむようにもう一度夜桜を見に行きました。

夜桜会の期間中、月見櫓では雅楽の生演奏が行われています。




松本城はやや散り始めており、お堀に浮かんだ桜の花びらがまた風流でありました。
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術後14日目  2週間経過。閲覧注意

2017年05月01日 | 退院後の経過
平成29年4月18日 退院後6日



テーピング用のテープについてきたおまけのケースに、術創保護のサージカルテープを入れている。
もともとがテープ収納ケースだけあって、テープの真ん中の穴をはめる出っ張りが底面についている。
テープをそのへんに置いとくとありがちな「側面に埃やゴミがつく」がとりあえず防げて便利かな。


さて、昨日は上り坂やうつ伏せはまだ結構厳しいのだということを思い知ったのですが

しかし悪いことばかりではありません。

術後2週間が経過しました。  

ここでくしゃみを連発してしまいましたが、くしゃみはもう大丈夫なようです。

以前はお腹をへこますことはできても、お腹を膨らますように内側から外へ向けて圧力をかけることはお腹の内側から傷を左右に引っ張るようでとても痛かったので、内側からの圧力がかかるくしゃみや咳ははできるだけ避けるよう、くしゃみが出そうになったら鼻をつまんで必死こいて止めていました。

むせたときは………諦めるしかなかったです(笑)
しかし被害を最小限に食い止めるべく、むせるときは全力でお腹を押さえ一回でも少なく済むよう祈るしかない。

手術から2週間が経ち、くしゃみや咳払いはもう普通に痛くなくできるようになりました。連発も楽勝よ。

そしてもう一つ、過去記事「術後7日目 とうとう傷を見た。閲覧注意」のときの術後1週間から傷はどうなったかということですよね。


そんなわけで、傷の画像を参考までに掲載します。
手術から2週間後です。

一応閲覧注意ですので、こういうのが苦手な方はここで閉じてくださいませ。
  
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クリックで拡大されます。興味のある方はどうぞ。でも美しいものじゃないよ

お腹の腫れが少し引いてきたのかな?傷の下側にギャザーが出てきました。
画像で見ると手術一週間後とあまり変わらないような気がしますが、直に傷を観察するとお腹の皮膚を寄せて縫い閉じてある左右の皮膚の合わせ目がくっついてつながってきたように思います。
前は左右から寄せて縫って合わせてあるっていう感じがありありでしたが、今は合わせ目がつながって一続きの皮膚になってきたという感じです。







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術後13日目  リハビリは高遠城址公園

2017年04月30日 | 退院後の経過
平成29年4月17日 退院後5日



退院して落ち着いてきて、弱った足腰のリハビリにお付き合いいただいて、向かった先はあの桜の名所、高遠城址公園

ただ歩くだけなら退屈なところ、満開の見事な桜を見て回るというと公園の中をひたすら歩くのも全然苦ではない。
今年は4月初めが寒かったおかげで桜の時期がズレて、こうしてリハビリ=お花見になっております。

しかし駐車場から公園へは足場が悪くて少し急な上り坂。
こうなってみないとわからないものですが、坂を上るって意外にへそ下の腹筋(=腹直筋下部)を使うものなんですね。
そこはまだ完全に痛みが治まりきってない感じで、こうして負荷をかけると痛みます。

痛いのでその上り坂をお腹を押さえながらゆっくり上って公園に入ると、そこは見事な満開の桜。



桜の時期は山一帯がピンクに染まる高遠城址公園、ソメイヨシノよりピンクが濃いタカトオコヒガンザクラという固有の品種です。

公園の一部ではさらにこんなライトアップもしています。



池に映る桜がキレイ。ここは撮影ポイントなのかな?三脚を装備したカメラマンが熱心に写真を撮っていました。



お腹を押さえつつゆっくり公園を歩いて、満開のタカトオコヒガンザクラを堪能して帰りました。

アップダウンがお腹にきいて結構痛くなったので、帰りがけに鎮痛剤を内服。
まだまだ完全復活には遠いか。


帰宅して、試しにうつ伏せに挑戦してみた。

体の重さが傷にかかるようなことしちゃいけません。
うつ伏せはまだちょっと無理だな。
まだまだ術創部分に物理的な圧力をかけちゃダメみたいです。
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術後12日目  リハビリは松本城

2017年04月29日 | 退院後の経過
平成29年4月16日 退院後4日

退院以来初めて外に出た


よく考えたら前日に稽古しに道場に行ったのであった。全くお出かけって気がしないが道場に行ったのが初めての外出だ(笑)


自分ではまだ運転はせず、乗せてもらってまず向かったのは行きつけのお店のおばちゃんのところ。

入院が近づいてきたころに試みたのが、お腹周りの脂肪を落とそうとしたこと。
傷の治りに影響するとかどこかで読んで、こりゃ大変だ!と減量に挑んだのです。
入院当初の体重測定を見る限り、大して効果出てなかったな(笑)と思うけど、そのおばちゃんに言わせれば私は入院が近づくにつれてげっそり痩せていき、平気なふりしてるけど本当は気に病んでるのではないか……と逆に気に病ませていたらしい。

いや、本当に気に病んでなんかなかったんだ。ただ腹の肉を落としたかっただけなんだ。
人生初の開腹手術が決まって、不謹慎ながらも実は内心楽しみにしていたんだ。

全身麻酔ってどんなものかしら

開腹手術も全身麻酔も経験したことない。百聞は一見に如かず(笑)

少なくとも入院生活の後半は寝たきりで悶絶しているわけではないだろう、そうなれば三食上げ膳据え膳で何もせず日がなネット三昧、昼間からゴロゴロ寝てても問題ない、普通なら罪悪感がありそうなこんな生活、入院してんだ仕方あるまいと開き直れる大義名分もある、最高だ。 

入院に向けてそんなことを考えていたので、おばちゃんには心配をかけてしまって非常に申し訳なかった。
減量に挑んだことで多少見た目がすっきりしていたとしても、動機は全く違うところにあったんだ。


傍目に見てそんなにげっそり痩せたならこりゃ体重も減っているはずだ、とナースステーション前の体重計に意気揚々と乗ったけど、全く減っとらん。
お酒もぱったりやめて減量に挑んだのにどういうことよ??

そしてその体重を無言で記録する看護師さん。
違うのよこの体型を見て全身筋肉なのよその上に脂肪がコーティングされてるだけ…………無理か。


そんな不埒な内心を知ってか知らずか、私が無事に娑婆に戻ってきたことに涙を流さんばかりに喜んでくれたおばちゃんにお礼を言って、次に向かった先は国宝松本城



例年ではちょうど入院期間のうちに桜の時期が終わってしまうので今年は桜が見られないなぁとがっかりしていたのだけど、今年は4月がまだ寒くて桜の開花が遅れ、なんと退院は桜の開花宣言に間に合ってしまいました。

なんと松本城では桜が満開だというので夜桜会に連れてってもらいました。

お堀に映る桜もキレイ。


満開の日曜日とあってかなりの人出の中、ゆっくり城内の桜を眺めながら歩きましたが、なんだかんだで病棟内のお散歩よりずいぶん歩くので、上げ膳据え膳ネット三昧で弱った足腰にはいいリハビリになりました。

ただ、人ごみの中を歩くのは少し怖いですね。みんな桜に気を取られているのでぶつかりそうになります。
誰かの肘がお腹に当たりました。
みぞおちのへんだったので大丈夫でしたが、下腹部の術創部分にヒットしてたらかなりキツかったところです。

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術後11日目  吾輩は剣士である

2017年04月28日 | 退院後の経過
平成29年4月15日 退院後3日


いきなりですが、私は剣士であります。

手術が必要だとわかったとき、まず心配したのは手術後に体にどのくらいのダメージがあるのか、競技にはどのくらいで戻れるのかということでした。

子宮や卵巣がなくなることや、お腹に傷が残ることはあまり気にしていませんでした。
というより全然気にしていませんでした。
MRI画像でコブだらけの大きなアレを見ちゃったら、こりゃ取らなきゃマズいとしか思えなかったです。

それより、そんな大きなものが下腹に入っているなら、病変部の除去という最大の目的の他に、それを取ったら体が軽くなってもっと動きが軽快になるのかなとか、お腹周りがすっきりするかなとか二次的な期待もありました。

そして、ここ寒い地方なんで冬場の温泉は幸せの一つなんですが、今後はいつでも入れるようになるんだなぁとか、大会遠征や合宿に生理日が当たらないかもうやきもきする必要はない、どの競技にも言えることだけど女子選手に付きまとうこの問題から解放される、これは非常に大きいです。

私にとってこの手術でようやく「女性の生殖にまつわるいろいろ」から解放されてホッとしているのもまた事実で、今はただ解放感を味わっています。

まだ、更年期症状が出るのかどうかという問題が残っていますが、出たら出たでそのときはホルモン補充という手段もあるし、次の生理はいつからだっけ…ともう考えなくてもいい、今はもうとにかく生理のストレスがなくなってスッキリしています。


ここ一番の大会の前日に生理がきて、大会当日を生理2日目で迎えたことがあります。
女子は袴を穿いたままトイレはできません。
トイレの度に袴を脱いで用を足し、その後でまた袴の着付けをすることになるので少々面倒くさい。
大会当日が生理2日目に当たったときは、幸運にも勝ち進んだもののいつもよりヘバるのが早かったなぁと踏ん張りの効かなさを痛感したものでした。

競技の性質上、対戦相手が男子選手のこともあります。
というより男子選手と当たることの方が多いです。
ただでさえ男子選手相手ではこちらには筋力的なハンデがあるのに、さらに生理のときには相手はノーダメージなのに不公平だ!!と思うこともありました(笑)

しかしこれからは男子選手と同じように、生理に煩わされることなく試合に臨めると思うと内心スカッとするところ、あります。


さて、入院中には手元に長いものがなかったので試せなかった、「振ったら痛いのか」 
退院したその日に、試しに愛用の木刀を振ってみました。
痛みはあるのか、まだ当分無理なのか……

大きく振りかぶって、振り下ろしてみる。腹筋を締めて、止めてみる。

なんだ普通に振れる (゚∀゚) 

使うのは下腹の筋肉ではないようなので、全然痛くありません。

そんなわけで、退院してまだ3日ですが
本日より稽古復帰

最後の稽古は入院の2日前。
入院・手術をはさんで2週間ぶりに道場に戻ってきました。
当初は道場には行っても何もせずぼーっと見てようと思ってたんですが、やっぱり行くと気分的にそうはいかない。
行ったからにはやはり道着袴に着替える。
久しぶりに道着袴を着ましたが、腹帯をしたまま袴を穿いたら腹回りがなんかずんぐりと太い。
これじゃ筋腫があった頃とあんまり変わらないような気がする
というより腹帯と、袴の紐を緩めに締めたせいで手術前よりウエストと腹回りが激烈に太ましく見える(笑)
次からは稽古時には腹帯を外して袴を穿くことにしよう。

(注:看護師さんが言うには、保護テープを貼ってるなら別に腹帯はしなくてもいいとのこと)

愛用の赤樫の木刀よりもっと軽い桐の木刀を師範にお借りして素振りをしてみた。

軽いからなおさらではあるけど、振りかぶることも振り下ろすことも腹筋を締めて止めることも違和感がなく、お腹を切ったことは全く影響がない気がしてきた。

まだ手術から10日余りでありますが、3時間、普通に稽古して帰りました。

稽古している間、先日自分は手術したのだということをちょっと忘れている瞬間がありました。
ずっと立っていても動き回ってもなんともないというところは手術前と何も変わらないという実感。

手術後にどのくらいのダメージがあるのか、ということについて1つクリア。 

復帰第一戦まで、残り1ヶ月半。
初めは欠席しようと思っていた公開演武まであと2週間。


普通にできそうな気がする。 

道場内でしか手術のことは言わず、それ以外のいろんな関係者には伏せているので、もし術後の経過次第で出られそうにないならどう言い訳しようかなぁと思っていたので、競技に戻れるのかということについてもここでさらに1つクリア。 

お腹にバッサリ縦に傷…ということで、「正中線を抜かれた(=斬られた)」と言うと、師範が
「正中線を抜かれたならそれは武士として恥ではないですよ」

そうか、この傷、名誉の傷ではないけど恥でもなかったか(笑)

全身麻酔と硬膜外麻酔と鎮痛剤の恩恵を受けまくって当時はやっとあんな感じなのに、

麻酔なしで切腹って武士の気合ハンパないですね


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術後11日目  汁が出た!? 

2017年04月27日 | 退院後の経過
平成29年4月15日 退院後3日

いきなりですが、だんだん傷がかゆくなってきました

痛みの次はかゆみときたもんだ

傷そのものがかゆいというよりは、なんというか傷の周囲がかゆいです。
妙にかゆいのはどちらかというと腹の下の方なので、自宅療養なのをいいことにパンツの中に手を突っ込んで腹帯の下端をめくって、掻く。
爪を立てて掻くのはマズい気がするので指の腹で強めにこするという感じ、わかっていただけるでしょうか。


そしてこの日起きた惨事が

傷の上端に貼ってある保護テープが少し濡れている

それに気づいてテープを凝視すると、とにかく何かが染みている

過去記事「術後7日目 とうとう傷を見た。閲覧注意」の画像でもわかるように、傷の上端は皮膚を寄せて縫い閉じてない感じでかさぶたになっています。
この傷の上端のかさぶたが知らないうちに剥がれていました。
で、かさぶたが取れてむき出しになっちゃった肉っぽいところから浸出液が出ているというわけなんです。

しかし傷の上端を保護テープで覆ったままだったし、おそるおそる剥がしたテープにもかさぶた付いてなかったんだよなぁ。
いつかさぶたが剥がれて、そのかさぶたはどこいったんだろう。
謎だ。

よくよくその部分を観察してみると、かさぶた取れたところの輪郭だけ赤いけど、周囲の皮膚まで赤く腫れてはいない。痛みはない。膿は出ていない。

とにかく気になるのはそれでコレこのままにしといていいの?ということ。

入院中はかさぶたといえど傷は乾燥していて汁なんか出てなかったわけだし、傷の中の方が開いたわけじゃなくて表面がほんの1㎝くらいではあるけどむき出しになっているのでとりあえず病院に電話してみた。

今すぐ病院に来いって言われたらマジで行くつもりだった。

普通の傷ならかさぶたが剥がれたってあまり気にしないところだけど、これ手術創で表面だけじゃなく腹の中までざっくり切ってあると思うと、ここから感染してどーのこーのとか非常に怖い。 

産婦人科につないでもらって看護師さんに事情を話すと、結論としては

ほっとけ

(゚▽゚) !?

ほっといていいの?? 

ここから感染症起こしてエライことになったらどーしよとかさっきまでビビり散らかしてたのはなんだったんだ(笑)

看護師さんが言うには
その部分には保護テープを貼らずにそのまま放置。シャワーもそのままでよし。 

そんなわけで、言われたまま傷を放置。しばらくしたら浸出液も止まって表面が乾いてきていました。

保護テープに何か染みているのを見つけたときの動悸といったら……心臓に悪すぎる。


ところで咳やくしゃみが意外と辛くなくなってきました。腹圧をかけてもわりと大丈夫です。
お腹の中側の傷も治ってきたのかな?

むせたりくしゃみをするって意外に下腹に力がかかりますよね。
入院中にむせてしまったことがあって、縫ってある傷をお腹の内側から左右に引っ張ってしまう形になって、しばらく痛みが残るほどむちゃくちゃ痛かったです。

巡回に来る看護師さんが痛みの度合を10段階(痛みMAXを10とする)で尋ねてくるので、手術直後でさえ、それ以降もずっと「1か2」って言ってたのを、むせて腹圧をかけてしまった後は「3から4」と申告した事態でして、これ下手したら傷が開いたりするのかと心配したものでした。

ちなみにそのとき看護師さんから聞いたのは、
「傷が開いたらガーゼが血で真っ赤になるからわかるよー」 

縫った傷が開いたらこうなるそうです。わかりやすいというか恐ろしいというか…


この日はまだ続きがあるのだけど長くなるので分けます。
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術後10日目  どんとこい更年期

2017年04月26日 | 退院後の経過
平成29年4月14日 退院後2日

傷が痛いからではなく頭痛で鎮痛剤を服用。

頭痛持ちなんです。
若い頃から片頭痛もあります。閃輝暗点という光のギザギザが前兆で出る、アレです。
普通の鎮痛剤が効かず、片頭痛専用の薬でないと抑えられないのでかなり厄介です。
女性に多いと言われるこの片頭痛、女性ホルモンが関与しているとも言われていて、確かに中年になったら若い頃より片頭痛の頻度も痛みの強烈さもかなりマシになりました。

年を取るって悪いことばかりじゃないですね(笑) 


ただ、ここで両側卵巣を摘出して女性ホルモンの供給がなくなったので、今後片頭痛はどうなるのか非常に興味がある。



今回の頭痛は片頭痛じゃなくて首や肩の凝りからくるものですが(注:これもよくある)、鎮痛剤を飲んだおかげで頭以外にお腹もあまり痛くなくて、お腹を押さえて歩くほどではなかったです。
片頭痛でなければ普通の鎮痛剤もよく効きます。

そんなわけで、この日は病院から持って帰った衣類などをやっと洗濯し、昨日に引き続き病院から持って帰ってきたものを元の場所に戻したり片づけたりしました。

洗濯機から洗濯物を取り出すことも、洗濯物を干すことも、特に問題ありません。

重いものを腹筋を使って持ち上げることはできないけれど、多少重くても背筋と腕力で持ち上げられるものなら運ぶことができます。

でも、くしゃみや咳はまだちょっと痛いかな。下腹に力がかかることはまだ少し避けたいところです。

しかし無理に下腹に力がかかること以外は、日に日に傷そのものの痛みというものが薄れていく感じです。


ところで家の中でフリースのトレーナーを着ていて、暖房しているわけでもないのに急に首から下の上半身がカーッと熱く感じたものだからトレーナーを脱いでたら、その暑さは持続せずすぐ寒くなってまた着るハメになって…

こんなもん着てるから暑かったのかな?とそのときは思ったんですが、あれからもたまーにこんなことがあります。
頻度としてはそんなにしょっちゅうではなくて……3日に1回くらいかな。

上半身がグワッと急に熱くなってすぐに引くこの怪現象、手術前にはなかったことなので、これがもしかしてあのホットフラッシュってやつでしょうか?

卵巣を両方とも摘出して更年期症状が一気に出るのか出ないのか非常に気になると前にも書きましたが、いよいよ来たかな?



どんとこい更年期(笑) 

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術後9日目  謎の発疹その後

2017年04月25日 | 退院後の経過
平成29年4月13日 退院翌日


術後4日目に突如出現した顔から首の発疹は、翌日~翌々日で顎以外はわりとすぐ引いたものの、顎だけはしつこく残っています。
顎の部分だけかさついてきて、しばらく吹き出物がありました。
薬剤アレルギーなど心当たりがなく原因がわからないので、薬疹を疑って当時とりあえず鎮痛剤をやめてみようということになり退院まで鎮痛剤の内服はありませんでしたが、退院して自宅に帰ってきて早々に鎮痛剤を服用したところそれでまた発疹がということはなく、鎮痛剤による薬疹ではなかったようです。

でも結局何が原因だったのか、今でもわからないままです。



傷を覆うものがサージカルテープのみに代わってから、立って動くとお腹に響いて痛いのは相変わらず。
しかし座っていて動かない分には全く痛みはないので、この痛みはやっぱり動作に由来する模様。
持続する痛みではないので、鎮痛剤は必要ないです。

動くと痛いので、面倒くさいなーと思いながらも、病院から持って帰ってきた荷物を開けて、ぼちぼち持ち出したものの片づけを開始。

他にやったことといえば

・昨日はしなかった場所に掃除機をかけた
・床にクイックルワイパーをかけた
・トイレ掃除

なんか掃除ばっかりやな(笑) 

立っていると皮膚の下で引きつれるような痛みがあるので、少し何かしては座って休んで、また続きをして…と、ちょっと休んでまた動くといった感じ。

座って動かないでいると全然痛くないことから、あとはブログの記事を作成しています。

たくさんの方がご覧くださって、本当にありがとうございます。励みになります。

多くの女性がかかるこの病気、これから検査や入院、手術を控えている方がご覧になっているかもしれません。
私も手術が決まったときは、術後はどのくらい痛むのか、どのくらいで日常に戻れるのか、入院には何を持っていけばいいのか、傷跡はどんなふうに残るのか、知りたいことがたくさんあって、いろんな方の闘病ブログを読んで少しでも情報を得て、「先が見えない」不安を軽くしようとしました。

実際に入院して手術を受けてみて、皆さんの闘病ブログで予習したとおりだったり、自分についてはちょっと違う経過のことがあったり、まったく同じではなかったですが、こんなことがあったと知っていただくことで「これからどうなるんだろう」という不安が少しでもなくなるといいなと思います。

術後の経過の他には、入院時に持って行ったもの、必要だったもの要らなかったもの、かかった一切の医療費について掲載します。
時間の経過に応じて傷痕の様子も掲載するつもりでいます。

こうして手術、入院期間が終わって自宅に帰ってこられた今、こんな患者の例として一つの参考になれば幸いです。
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