走るナースプラクティショナー ~診断も治療もできる資格を持ち診療所の他に診療移動車に乗って街を走り診療しています~

カナダ、BC州でメンタルヘルス、薬物依存、ホームレス、貧困層の方々を診療しています。登場人物は全て仮名です。

足の感覚

2017年01月03日 | 仕事
お正月良いですねー、いろいろな方のFBやブログを読んでいると日の出、門松、生け花、そして御節!カナダに重箱を持って来た私。こちらでも御節を何度か作りましたがこの3年、年末年始は旅行に出ているので今年も作りませんでした。ああああ、美味しそうな御節を見るとやっぱり作ればよかったーなんて思いにかられます。

山の方は寒かったー山の中腹あたりで、既にマイナス13度。風速50kmの風で体感温度はもっともっと低く感じ、風は肌に突き刺さるようでした。ゴーグルに雪が当たるとすぐには凍ってしまったし、腰に忍ばせたカイロがなければ凍死しそうでした。2つの山を結ぶゴンドラは風のために運行していないし、標高の高いリフトも運行見合わせで少し残念だった最終日。それでも山が大きいので滑るところに困らないのでパウダースノーを楽しみました。

で、今回作ったカスタムメイドのスキーブーツ。今までのブーツより比べものにならないぐらい痛かった。1日目の後に少し削り直してもらい、その後は指先の痛みに悩まされました。はい、滑るスタイルに変な癖がついているので本来ブーツの中で少し生まれる指先のスペースがなくなっているから合わないと。きちんとしたフォームで滑ると、あら不思議痛くないんです。こりゃ星飛雄馬の矯正バンドならず矯正ブーツだわ。

で、思ったんですけど足の感覚は大事だなーと。糖尿病がコントロールされていない人は末梢神経が死んでいきます。靴の中に石が入っていたって気づきません。足に褥瘡ができた事を知るのはソックスに血がついて、という場合が非常に多い。こういう人はスキーとかも出来なくなるんだ、と思いました。

高血圧、心臓発作、糖尿病、ガン家系の私。スキーをおばあちゃんになるまでするには毎日の運動が大事だなと改めて思いました。



泊まったコンドからの眺め。快晴!


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