走るナースプラクティショナー ~診断も治療もできる資格を持ち診療所の他に診療移動車に乗って街を走り診療しています~

カナダ、BC州でメンタルヘルス、薬物依存、ホームレス、貧困層の方々を診療しています。登場人物は全て仮名です。

努力と健康

2018-06-14 | 仕事
人間の体って20歳を過ぎたくらいから少しずつ古くなっていくんです。例えば背骨。新しいネジと古いネジに違いがあるように、加齢によって骨も変わっていきます。

最近は腰痛などの主訴で他の異常所見が見つからない限りレントゲンを取ることを控えるようにガイドラインが変わりました。レントゲンを取ればこの加齢による変化が見つけられ、それは異常でないのに異常と言う人が増えるから。これを過剰な医療によって作り出される病気の過程を呼びます。加齢は病気ではありません。何が言いたいかと言うと加齢による腰痛は当たり前。レントゲンを取るより、その進行を抑えるべし背骨を支える筋肉も運動やストレッチが大切だと言う事。

薬や、手術、マッサージや針などを 受け身の治療と呼び、運動やストレッチ、ヨガなどを積極的治療と呼びます。人にやってもらうか自分でするかの差ですね。自分の体なのだから人任せにせず自分で健康を保ちましょう、と言う意味からも積極的治療はとても大切です。

で、私も腰痛持ちの仲間入りです。積極、受身治療、両方行っていますが、なかなか難儀です。神経の伝達が届かない左足の筋肉は未だ思い通りに動いてくれませんが、椅子から立ち上がる不自由さはなくなり階段の上り下りも手すりなしでできるようになりましたが。

と、自分自身が加齢と戦っているせいか、何もせずに痛い痛いと受身治療を望む人が来ると熱弁を奮って積極的治療を勧めるようになってしまいました(良い事やら悪い事やら、、、)。それと同時に近い将来自分もああなるのかなあ、と自分を重ねたり。若い時には当たり前だった健康。それは努力しないと得られないものになった自分の年齢をしみじみ感じている今日この頃です。



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