走るナースプラクティショナー ~診断も治療もできる資格を持ち診療所の他に診療移動車に乗って街を走り診療しています~

カナダ、BC州でメンタルヘルス、薬物依存、ホームレス、貧困層の方々を診療しています。登場人物は全て仮名です。

気持ちを伝える大切さ

2021年09月16日 | 仕事
気持ちを伝えるって大切だと思った2つの出来事。

専門医への受診。とにかくここのMOA (メディカルオフィスアシスタント)の態度が悪い。先日は切れそうになった。で、それに比べてうちの診療所の4人のMOAの優しくかつ丁寧な対応、笑顔。なんと恵まれている環境なんだ!と思ったのでMOA4人に伝えた。ありがとう、と伝えると喜ばれた。MOA4人、研修医2人、医師4人そして私の小さな職場環境では一人の態度が他へ伝染しやすい(その専門医のオフィスは毒が漂っている雰囲気。怖っ)。私が働く診療所は医師も研修医もMOAも全員がリスペクトし合い、いつも良い雰囲気な職場環境。こんなところで働けて良かった〜。感謝の気持ちは言葉に出すべきだわ。

先日末娘と大喧嘩。大人気もなく「あなたはまだ子供でしょ!」と切札を出してしまった。翌日反省をして、あの日は自分に腹が立って眠れなかった、と話すと、伝えてくれてありがとう、と娘に言われた。大人への階段を登る娘。活動範囲も思考範囲も広がってきている。もちろん井の中の蛙だと言うことも認識していない娘。しかし成長をフォスターしていくというのはガイドをすること。失敗をしないように先回りをする事でも叱りつける事でもない。

まだまだ修業が足りない自分です。


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