走るナースプラクティショナー ~診断も治療もできる資格を持ち診療所の他に診療移動車に乗って街を走り診療しています~

カナダ、BC州でメンタルヘルス、薬物依存、ホームレス、貧困層の方々を診療しています。登場人物は全て仮名です。

手段と目的

2020年08月07日 | 仕事
あああ、いつもこの方のブログは勉強になる。今回はこちら

https://note.com/hime1961/n/n333bc222b00d

専門看護師や診療看護師(2つの職種を総合してAPN)もしくはそれらを目指している方にじっくり読んで欲しい。

「手段と目的、評価と目的を混同していると自分の行動や感情もそこに振り回されます」
そうそう、日本のAPNで行き先を失っている方、これではありませんか?
「褒められたい」が目的だとは言いませんが「認められたい」からAPNへの道を始めたのでは?

動機は人それぞれ。しかし認められたいは動機としては不十分です。そこから始まったとしてももう一歩踏み込んで

「自分がこの仕事を通して何を提供できるのかどんな社会を作っていきたいのか」

の答えに行き着かなければ認められたいで燻ってしまいます。

「資格をとることや知識や手法をえることは
「手段」であり、
「目的」ではないとうこと」

修士へ進んで知識や手法を得ても、それはそれだけである現実。はっきりとした目的がないと迷子になってしまいます。

「人からの評価。後からついてくる付録みたいなもの。相手がどう思おうが本当に必要なことをする。」
認められたい気持ちが先走っても目的が見えないままになってしまいます。

そして目的がないAPNはいくら知識や技術を持ってしても職場には受け入れられません。だって周りは “それがどうしたのよ?”となってしまうからです。

医療の中で国民の健康を考えた時、自分は何を提供できるのか?何を目指しているのか?APN自身の目的を明らかにすることから始めましょう。

「 」は全て桑原氏のブログの中からの抜粋です。

冒頭写真:SUP (スタンド アップ パドル ボード) デビューしました。


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