マミィ羊は いばらの藪にコッコを隠す
ダディ羊は コッコを探す
もがいたコッコに 棘があたる
マミィ羊は かすり傷をなめる
コッコが可愛いから もっと奥に隠す
ダディ羊は 特別な鳴き声で コッコを呼ぶ
ふあふあのコッコは 声のほうにメェと泣く
コッコの声は トゲトゲに当たってほんの小さなつむじ風
無防備のダディ羊は 一匹だけ生息してた蝦夷狼にみつかる
春毛のダディ羊は 痩せすぎなことを見抜かれる
マミィ羊は 囮になる
冬毛のしっぽを振りながらメェエと泣いて ギャロップ
蝦夷狼は 年をとりすぎて狩る気を無くす
コッコは クローバーの芽を見つけて 食む
ハミハミしていると 別のコッコに会った いばらの藪の中なのに
別のコッコも かすり傷しながら クローバーの新芽を 食む
別のコッコのマミィもダディも 似たようなもんだ
手負いまでいかないコッコたちが 皇帝ペンギンのコッコみたいに群れた
マミィ羊は 囮になり
ダディ羊は…貯ええない餌を
そんなことしたことないのに
蝦夷狼に倣う
蝦夷狼は カブトムシの幼虫を食べた
コッコたちは コッコたちで暖をとり、食み・・・
いばらの棘が若芽に覆われて和らぐ前に・・・藪から出る
山々に囲われた平原で 駆けるだけかけ
鳴き声が 樺の林にコダマして渦を巻く
渦をまいたらこそ コッコたちは巻き毛になる
上等の春毛だ
マミィ羊は 囮になり
ダディ羊は…貯ええない餌を
そんなことしたことないのに とおくとおくで
蝦夷狼に倣う
巻き毛に成れない蝦夷狼は 満月のよいを待つ
(ボクは 春毛の羊たちの刈り取り時期を逆算する。
産毛の春毛は、「飢え」が「暖」を上回るから稀少で最も高価なのだ)
☆
イースターのディナーはラム
ダディ羊は コッコを探す
もがいたコッコに 棘があたる
マミィ羊は かすり傷をなめる
コッコが可愛いから もっと奥に隠す
ダディ羊は 特別な鳴き声で コッコを呼ぶ
ふあふあのコッコは 声のほうにメェと泣く
コッコの声は トゲトゲに当たってほんの小さなつむじ風
無防備のダディ羊は 一匹だけ生息してた蝦夷狼にみつかる
春毛のダディ羊は 痩せすぎなことを見抜かれる
マミィ羊は 囮になる
冬毛のしっぽを振りながらメェエと泣いて ギャロップ
蝦夷狼は 年をとりすぎて狩る気を無くす
コッコは クローバーの芽を見つけて 食む
ハミハミしていると 別のコッコに会った いばらの藪の中なのに
別のコッコも かすり傷しながら クローバーの新芽を 食む
別のコッコのマミィもダディも 似たようなもんだ
手負いまでいかないコッコたちが 皇帝ペンギンのコッコみたいに群れた
マミィ羊は 囮になり
ダディ羊は…貯ええない餌を
そんなことしたことないのに
蝦夷狼に倣う
蝦夷狼は カブトムシの幼虫を食べた
コッコたちは コッコたちで暖をとり、食み・・・
いばらの棘が若芽に覆われて和らぐ前に・・・藪から出る
山々に囲われた平原で 駆けるだけかけ
鳴き声が 樺の林にコダマして渦を巻く
渦をまいたらこそ コッコたちは巻き毛になる
上等の春毛だ
マミィ羊は 囮になり
ダディ羊は…貯ええない餌を
そんなことしたことないのに とおくとおくで
蝦夷狼に倣う
巻き毛に成れない蝦夷狼は 満月のよいを待つ
(ボクは 春毛の羊たちの刈り取り時期を逆算する。
産毛の春毛は、「飢え」が「暖」を上回るから稀少で最も高価なのだ)
☆
イースターのディナーはラム
時々群れてらるらるら♪
魔女はさ、自律してこそ魔女だから、ひとりでるるりら
時々パーティーるるりらりん☆
入院ごっこしてる遠くの君に
お見舞いごっこの小雪マジック
雪柳の花吹雪
ねぇ、ぼくもさ、お味噌汁の上澄み、好きさ
もしかしたら、あの同じ時間、別の場所で、一緒にふうふうしてたかもなんて
お日様だけが知っている
もしかしたらの春の話
引き寄せる肩のやけに薄いことを知った
輝きとともにあったあの日
柔らかな唇は同じ名を口にしたはずなのに
冷たい風をはらんだ音は今
この耳を滑り落ちる
戻らない砂時計の最後のひとつまみが
確実に終わりを告げる
今頃になって
失うことの怖さが身を切る
今日の終わりとともに
この確かな温もりは涙に暮れるのだろう
この小さな生き物はそれでも生きていくのだろう
抱きしめ続けることはかなわず
しかし手離すこともかなわず
今はただ薄い肩を胸に
砂時計の最後のひとかけを待つ
この噛み締める唇を
この震える肩を
この馴染んだ温もりを
静かに終える
弥生の空が
降る
母に推敲を諭され後
ヒッチコックの「鳥」みたいなビーチに
にしんの群来を見る
風にあおられて、何百のカモメが幾何学的に舞う
群来のラインは、海の上でメタリックな金色よ・・・あたしのプリメーラみたい
疲れは、K点を超えて
独りベッドで入院ゴッコ
きまぐれすぎる
春光に飛びつくに
昨年の尾ひれの枯葉集めて
今さらにバラの枝はらい
熊笹を刈り・・・
腰を痛めて
優しい人に電話した
「今日は、これから雪だよ」
えっっっっっ!
私のとびきりの上澄みは
神さまによりたもう
願い、さえずる、小鳥のように
家族がみんな揃う食卓を待ち
どんどん増えるお味噌汁の上澄みを
今度こそ確かめるぞって、ワクワクして
猫舌になったんですね
味噌風味の上澄みがね・・・好きだな
ぁぁぁ・・・また推敲を則される・・・
そんな、面白い今春
のに、、、
狼がコッコをみんな食べてしまうと思った人間が、、
絶滅させちゃった
増えすぎた蝦夷鹿は、奈良のかわいらしいのと違って巨大なの
バンビのとーさまのワンシーンみたく
悠々と徒党をくんでアスファルト道路をあるく
蛇も狐もいないNZに ウサを連れてきたスコティッシュと逆よ、、
ぁははん
マミィ羊のルーティンが はじまっちゃつた！