miss pandora

ONE KIND OF LOVE

愛にはいろいろ種類があるの
全部集めて地球になるの

薔薇が咲いた♪

2018-06-15 12:18:08 | エッセイ
久しぶりの高い青空と、玄関のバラをみて、思わず、この歌を歌ってた。

浜口庫之助さんは、サン=テグジュペリの「星の王子さま」の薔薇をテーマにした一節からモチーフを得て、作詞・作曲したそうだ。英語版も浜口氏の訳らしい。

「星の王子さま」は6才の兄が来客からもらって、4才のわたしに読んでくれた。
バオバブの木が日本になくて助かったと思った。
バラはわがままで・・・うすうす、私に似ていると感じた。
「本」のプレゼントというゾクゾクするような事件は、その時、私にはなく、私は可愛い小さな籐のバッグをもらった。
池田バンビのキャラメルとハンカチが入っていた。


実家には「ちびっ子図書館」というフダがついた図書室があった。
そこには、子どもが読んでいい本がたくさんあった。(本棚には、段階が付けられおり最下段から読破しなければ上段の本は読めない決まりがあった。さらに居間には、ガラス扉がついた本棚があり中学生にならなければ読んではいけない本がびっしり入っていた。)
しかし、「星の王子さま」は兄が個人的にもらったものなので、兄の部屋で管理することを許された。(なんとなく、来客後、父母がこの本は、まだ6才には早いのでは?とかコソコソ話していたのも覚えているので、私の中でますます、この本の株があがったのだ)


私は、よく兄の部屋に忍び込んでこの本を見ていた。字が読めなかったから・・・。
何度見ても、最後のあの星の王子様が倒れる「絵」が、かわいそうでかわいそうで、ある日、いいことを思いついた。
私は、鉛筆で本にベッドを描いて「倒れてる王子様」に枕もつけてあげた。
その日、本を愛する兄が悲鳴を上げて、母に問題のページを見せた。母は、ベッドや枕を描いた気持ちを汲みつつも(本を大事にすることと、あなたのものではないものだ)って私を厳しく叱った。臭い消しゴムを持たされて、私は泣きながら王子様のベッドと枕をゴシゴシ消した。そして、最後のあの王子様が描かれていないページでさらに悲しくなったのだった。


父は、私の6才の誕生日に「クマのプーさん・プー横丁に建った家」という厚くて重くて挿絵もいっぱいある本をくれた。初めての本のプレゼントだった。私のへんな詩のリズムの源は、プーさんが時折口ずさむ「歌」があるように思う。そしてこの本は、まだ手元にある。
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