こちらでは中々ご報告が出来ませんでしたが…。
我が家のやんちゃ姫『セイラ』
2021年5月6日(木)午前9時50分、お空へ旅立ちました。
14歳11ヶ月でした。
亡くなる前日まで、それなりの老化は見受けられましたが、元気でした。
5日の夜体調を崩し、あっという間に衰弱してしまいました。
翌朝早くに往診の獣医さんに連絡を取り、10時に来て頂くことになっていましたが、先生が到着する10分前に息を引き取りました。
亡くなる3週間程前の4月15日に急に歩行がおかしくなり、後ろ足に力が入らなくなりました。
筋力の低下による老化現象との診断でしたが、もしかしたらこの時から何かしらの病魔が体の中に潜んでいたのかもしれません。
「わたし、あるけるんでしゅけど…」と文句を言いたげな様子でしたが、お散歩の帰りはカートに。
セイラがいないとお散歩に行かれないライムのためにもカートは必需品でした。
今年もお花見に行きましたよ。
先代犬ルナとの思い出の場所で桜を見ました。
この写真もここ数週間のもので、お顔も可愛らしいままです。
玄関からサンダルを咥えてきて、ライムを遊びに誘ってました。
最後の最後まで、好奇心旺盛のいたずらっ子でした。
3月には恒例となっているセイラの子供たちのお誕生会。
今年も元気に会うことができ、12歳のお誕生日のお祝いが出来ました。
これは去年の秋ですが、キレイなリンゴの木の前でにこにこ笑顔。
5日の夜、嘔吐と下痢があり、その時の様子が先代犬ルナが亡くなった時と同じ状態でした。
何となくですが、最期が近いのかもと感じていました。
亡くなる数分前、セイラが突然両手を上げました。
(多分痙攣だと思います)
まるで「ばいばい!」とでも言いたかったかのように手を高く高く上げました。
急いでその場を離れていたおとんを呼びました。
みんなで声を掛けた時、今度は片手を上げました。
「じゃあ、わたし行くね!」
と言ったように聞こえたのは...飼い主の願望でしょうね。
最期は苦しむことも無く、静かに眠るように逝きました。
往診の獣医さんが到着したのは、セイラを見送ってから10分後。
亡くなったセイラの頭を枕に、先生に撫でてと甘えるライム。
ライムはまだセイラが亡くなったことが分かっていない様子でした。
3日後のお別れの日に、セイラの子供「くま」と「せるん」が遠路来てくれました。
地上組の子供たちに見送られ、先にお空にいる3頭の子供たちや、お友達のいる所へ向かいました。
息子家族も最期のお別れに来てくれて、セイラは嬉しかったと思います。
あとひと月で15歳のお誕生日を迎えられたのにね…。
14歳11ヶ月という年齢を考えると、それは贅沢な夢だったのかもしれません。
でも、やっぱり一緒にお誕生日のお祝いしたかったと言うのが本音です。
まだ三途リバーを遊泳中の身ですから、それまでお祝いはお預けですね。
ちゃんと到着したら、仲良しだったお友達にいっぱいお祝いして貰えるといいね。
このブログを通じて沢山の方とお付き合いが始まり、素敵なご縁が繋がっています。
なので、セイラの最期はやっぱりここで報告をしなくてはと思っていました。
一緒に泣いてくれたお友達、セイラに会いに来てくれたお友達、お花や美味しいものを送ってくれたお友達
今でもこのブログを見てくださっている皆さん
セイラは幸せだったと思います。
本当にありがとうございました。