河野美砂子の「モーツァルト練習日記」+短歌+京都の日々の暮らし

9/28(土)13時30分 NHK文化センター京都「マズルカ⑪」Op.63、バラード第1番他 

講演会と演奏会のリンク

2012-10-01 23:49:10 | アトリエ・ワムコンサート
演奏会と講演会のリンク=連携ってことについて。

演奏会では、やはり演奏が中心。
皆さんに言葉を越えた音楽を楽しんで頂きたいデス。

でも実際のところ、弾く本人としては、
練習過程で必ずめちゃオモシロイ発見があり、
その演奏する(or した)曲について、ぜひ話したいことがホントいっぱいある。

・・ということで、演奏会とは別の時間に、
ミニ演奏(合計30分ほど?)を交えながら、1時間半くらいはお話、という感じの催しをやってます。

今回、9月30日開催予定だったミニ演奏付き講演会「楽譜ってなに?~メッセージを読み解く」は、
結局、台風のため10月14日(日)2時に延期になりましたが、
その約2時間の内容として、
演奏会(10/6(土)と10/7(日)の【アトリエワムコンサート】)の曲も取り上げることにしていました。

・・・もうかれこれ10年以上前のこと、
ベートーヴェンの5曲のチェロソナタを切っ掛けとして、
楽譜上から多くのベートーヴェンのメッセージ(?)を受け取るようになりましたが、
それを今回、実際に音に出しながらご披露しまーす。
(私は霊媒師か・・・?)

バッハさんともお話します。
例 ↓
「バッハさん、ここ(楽譜の或る箇所)は実はこういうイタズラをしてたのね。」とか
「ここ(別の場所)は、こういうことが自慢だったんでしょ?」とか。。。

わかりやすいということで、平均律1巻のハ長調フーガや、インヴェンションとシンフォニアなどから。
おんなじ曲を弾いてても、そういうことに気づきだすと、俄然おもしろくなるんです!

・・・当初の予定では、講演会でそのことをしゃべって、
その後演奏会、ということでしたが、
台風のため逆転。

でも、かえってその方がいいのかも・・・?

というのも、何の先入観もなしで音楽を聴き、
その後「実はこうだったんですよ・・・」と聞く方がステキ・・・。
コメント
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