河野美砂子の「モーツァルト練習日記」+短歌+京都の日々の暮らし

9/28(土)13時30分 NHK文化センター京都「マズルカ⑪」Op.63、バラード第1番他 

時代によって演奏は変わる!

2012-07-09 00:54:58 | モーツァルトに関係ないですが。音楽関連♪
時代によって演奏は変わる! ・・・・って当たり前ですが
つくづく今日は感じ入りました。

NHK夜中BSの「ベルリン・フィル ヨーロッパ・コンサート2012」をたまたま見て。

【ベルリン・フィル最新ライブ!
▽ドゥダメル指揮、ウィーンのスペイン乗馬学校でのヨーロッパ・コンサート!】

とのことらしいですが、
私が見た(聞いた)のは、ハイドンのチェロ協奏曲第1番ハ長調。

もっとも収録は 
【収録:2012年5月1日スペイン乗馬学校(ウィーン)】なので
いわゆる本気の演奏会ではないかもしれないけど(聞く限り響き過ぎ)。

チェロ:ゴーティエ・カプソン
管弦楽:ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
指揮:グスターボ・ドゥダメル

チェロのカプソン(or キャプソン、フランス1981年生まれ)初めて聞きました。
第1楽章など、いわゆるピリオド奏法大好き人間のこの私でも
ここまでノンビブラート?・・って思うほどでしたが
(しかも楽器は、真っ黒くてニスが光ってるゴフリラ)、
フィナーレの素晴らしさ!

指揮のドゥダメル、以前にもちらっと聞いたことありますが、チョーすばらしい。

この若さ(カプソンと同じく1981年、ベネズエラ生まれ!)で、
ハイドンの音楽の、簡潔で生き生きとした、
間違ってもロマンティックでない(でも、いわゆる上等な「音楽」にあふれてる!)音楽を
ものすごく的確なジェスチャー(無駄なことしない)で、
この百戦錬磨のベルリンフィルの面々に指し示しつつ、その音楽を存分に楽しんでる。
(若い演奏家って、情熱とか気持ちだけで演奏する人多いけど)

・・思えば、カラヤン指揮の時代の演奏に、ある意味酔いしれていたあのベルリンフィルが
このように(いわゆるピリオド)演奏する時代なんですねぇ。。。。


いや~、時代は変わる・・・・!

コメント
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