河野美砂子の「モーツァルト練習日記」+短歌+京都の日々の暮らし

9/28(土)13時30分 NHK文化センター京都「マズルカ⑪」Op.63、バラード第1番他 

わがまま坊ちゃんだったけど

2008-01-04 19:01:22 | 
わが黒犬(7歳オス)ろく。

いつも元気があり余ってて
ボール遊びや散歩が大好き。

相性の合う相手(犬、人間とも)と合わない相手がはっきりしてて
わがままぼっちゃんの典型と思ってたけど
今日は意外な面を発見。

実は昨秋
二世帯住宅の隣りに住む父が
庭でころんで大腿骨骨折、
長い入院生活を終えて
やっと杖を使ってぼちぼち歩けるようになった。

リハビリも兼ねて
今日は近くのリーブル京都(本屋さん)に一人で歩いて行く、
というので
しばらくたってから
ろくといっしょに様子を見に行った。

父は、もうそろそろ帰る、というので
一緒に本屋さんを出て
私はろくのリードを引きながら
ろくの好きなように歩かせた。

いつもなら
ろくは行きたい場所が一杯あって
あちこち早足で歩く感じなのだが
今日は、
どうみても父のことが心配、という様子。

父はゆっくりしか歩けないので
ろくは
ちょっと先に歩いていろいろ嗅ぎ回っては
また父のところに戻ってくる、
というのを繰り返す。

横の道に入ってしばらく行くのだが
また戻って
父の歩いているところに戻ってくる。

父とろくは
普段は別に仲が悪いわけでもないけど
そんなにラブラブという感じでもない。

なのに
ろくちゃん、やさしい!


父はどうにか無事に家に到着。

ろくはそれをちゃんと見届けたので、
私は
まだ散歩の距離が足りないし
ウ○チもしてないので
もう一度ろくに散歩をさせようと
オモテに出した。

近所の、ものすごく仲のいい犬、
ソラちゃんの所に行こうと引っぱって行ったのだけど
ろくは
いやだ、家に帰りたいと言う。

こんなことは今まで一回もない。
どうしたん、ろく?!

結局、そのまま家に戻り
ろくは
父の姿を家の中で見て
初めて安心したようだった。
コメント
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