河野美砂子の「モーツァルト練習日記」+短歌+京都の日々の暮らし

9/28(土)13時30分 NHK文化センター京都「マズルカ⑪」Op.63、バラード第1番他 

作品と演奏の質のバランス

2007-12-05 01:45:53 | ベートーヴェン
ベートーヴェンのヴァイオリンソナタ10番Op.96

本番を3日後に控えて
持っていたCDを聴く。

なかで
グリュミオー+ハスキルがすばらしい。

何がって、
ひとことで言うの難しいけど
作品の質と演奏の質のバランスというのか……。

先日の日記で書いていたように
この曲はやっぱり
どちらかというと理屈っぽい。

いや、理屈っぽいという所を越えて
ものすごく深い音楽なのだけど。

でも彼らの演奏は
ものすご~く感覚的。

というより、
感覚的に見えて
実はすご~く「音楽的な理屈」に裏打ちされてるんだけど
そんな素振りはつゆ見せず
ものすごく
その時かぎりの演奏の喜びを限りなく享受。

作品がどっちかというと理屈っぽいとき
演奏が感覚的(理屈っぽくない)っていうの
さいこー。

それに関して
書くこといっぱいあるけど
明日朝から
本番前最後の練習があるので
もう寝ます。
コメント
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