河野美砂子の「モーツァルト練習日記」+短歌+京都の日々の暮らし

9/28(土)13時30分 NHK文化センター京都「マズルカ⑪」Op.63、バラード第1番他 

神楽岡歌会

2007-05-12 23:18:06 | 短歌
昨日金曜日、1ヶ月ぶりの歌会。

16首出詠。
N津さんは、アメリカから。
出席者は10人。

この中から5首選歌するのに、
なんだかみんな良い歌に見えてちょっと困るくらい。
これっていいことなのかそうでないのか……。

何年か前の歌会(左岸の会など)では、
出されているほとんどの歌の良さがわからず、
5首選ぶのが苦痛だった記憶があるけれど。

でもその時の歌会では、
他の方の話を聞いているうちに
少し理解できたり、
あるいは、私とは違う価値観や歌の読みを知ったりしました。

今、私が危惧するのは、
神楽岡歌会のメンバーの中でのみ流通する「価値観」が
知らず知らずのうちにできつつあるのではないか、
ということ。

このことは、昨日の歌会後の飲み会で
以下の話を聞いたのが発端。

先日、東京で行われた
T木さんの新歌集の批評会で
東京の参加者の「読み」や「価値観」が
いわゆる神楽岡歌会流とは違う、という話。

批評会には、
神楽岡歌会メンバーも何人か参加していて
皆がけっこうそう感じたらしいです。

私はその批評会には出席していないのですが、
それは大いにあり得ることと思いました。

神楽岡歌会は、今、
別な価値観を持つ人にも参加してもらうべき、
と私は考えますが???


コメント
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