河野美砂子の「モーツァルト練習日記」+短歌+京都の日々の暮らし

9/28(土)13時30分 NHK文化センター京都「マズルカ⑪」Op.63、バラード第1番他 

「魔笛」より二重唱「恋を知る男は」スコア

2007-03-13 23:41:41 | モーツァルト関連
昨日の日記に書いた変奏曲の、原曲スコアです。

ベートーヴェン作曲「チェロとピアノのための7つの変奏曲 WoO46 変ホ長調」の、もとになった二重唱、モーツァルトのオペラ「魔笛」より。

昨日書いたのは、「この6拍子曲の拍子のとり方を誤解している場合が多く、4拍目を1拍目に、1拍目を4拍目のように感じてしまう」ということでした。

耳ではそういうふうに聞いてしまう方が自然なのかも。

でも、楽譜どおりに感じて弾くと、音楽全体が、まったく違ったふうになるのにはあらためて驚きます。音楽が、なんというか、大きくなるのです。

ベートーヴェンはこのモーツァルトのオペラをずいぶんよく知っていたらしく、この変奏曲のピアノパートには、同じ「魔笛」の第2幕、有名なパミーナのト短調アリアの、途中のメロディがそのまま伴奏となって出てきたり(調は違いますが)。

あの可愛そうなパミーナ(私には、エディット・マティスが重なります)を思い出しながら弾いてます。
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