はれ時々くもり

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Forever Plaid 2016

2016-06-19 | ジャニ話
初演初見の時
終わったあとが凄くスッキリしてて、カーテンコールが楽しくて、内容について深く考えなかった。
でも、2度目からは、物語に入り込み観ていたら、終わりが近付くにつれて涙が溢れてきて、カーテンコールまで引きずってた。
この人たちは、この世にいない。
こんなに歌が好きで、楽しみにしていたジャケットも取りに行けず、誰にも気付かれぬまま逝ってしまった。
せっかく戻って来られても、また、あの世に帰らなきゃいけない。
悲しい物語だった。

それでも私がなぜこの舞台を好きになったのか。
それは、ジンクスがかわいいから。
もう、かわいいしか言わないから覚悟してね。

初演の時ももちろんだけど、今回は輪をかけて可愛かった。
40過ぎた人を、かわいいってとは思うけど、でも他に言葉が見つからないんだもん。
ほぼグローブ座、KAATは千秋楽のみで、ミュージカルなんてと言ってる自分を疑う回数観ました。
途中で増やしたりして、へへへ。
何回かなんて言えません、恥ずかしくて。

回を重ねる毎に、どんどんアドリブと言う名のイタズラが増えて、末っ子全開。
Vの中では、なかなか見られない姿。
いや、Vの中でもかわいいと思うことはたまにあるけど、何かが違う。

ピアノを弾く所では、自分一人でこうやるんですと弾くときは、一応5本指。
教えるときは、1本指。
木琴もピアノもちゃんとシールが貼ってあるから間違えないね。
ちょっとトチったりすると、すかさずスパーキーの突っ込みが入りますが、意に介さず。
ためたんですとか、飛ばしてみましたとか。

スパーキーとのハンガリー舞曲(だっけ?)
のときの件もかわいい兄弟だけど、鎖を持ったジンクスが片付けようとするときの二人のやり取りが、めちゃくちゃかわいくて、あの一瞬はジンクスがお兄ちゃんに見えた。
まあ、血のつながらない同学年兄弟ですから、どっちがお兄ちゃんて事もないんだけど。

スマッジの指に合わせて、鍵盤の上をマイクで追う。
最初、そこから音が出てると思ってる?って心配になりましたが、意地悪してたのね。当たり前か。
後半は、それに飽きたのか、口元にマイクを持っていって、また怒られてる。
かわいいなぁ。
スマッジを引きずって行った後に、もう1回と言われると「もうやりません。座りなさい!」とか「お願いだから座って下さい」とか。
その度に、「怒られた!」とか「優しくお願いされた」とかスマッジが反応してくれて面白かったわ。
その時の笑顔がまた可愛いんだ。

フランシスへの、くすぐり攻撃は、どんどん長くなり、楽しそう。
客上げで、踊りまくるフランシスに付いていけないお客さんの代わりに踊るジンクス。
私は昼夜公演観た時に初めて見たんですが、この2回は、かなり長めに踊ってました。
翌日は踊らず、私のグローブ座最後の公演でちょっとだけ踊ってた。

初演の時にも書いたと思いますが、私には、とてつもなく好きな所がありましてね。
どこかはご想像にお任せしますが、その一瞬、ハートの付いた矢が飛んでくるんです。
どこでそんな技覚えた?って言いたくなるくらいの威力です。
勝手に射たれて、ドキドキしてました。

楽しそうにしてるジンクスだけど、出せなかったアルバムジャケットを、愛おしそうに撫でる姿が、目に焼き付いてる。

そうだ!もう一つ好きになった理由。
エバリーさんの奏でる音の素晴らしいこと。
あの音楽があるから、プラッズが輝けた。
舞台CDを熱望していますが、エバリーさんの音たち(どう表現したらいいかわからないけど、音楽だとちょっと違う気がするの)だけでも、ものすごく欲しい。
聴いてるだけできっと癒されると思う。

今回の公演は、カーテンコールの担当が毎回違っていて、それぞれがMCみたいになりましたね。
Jさんが、赤いちゃんちゃんこになるまでやりたい。
もしかしたら、若い子になるかもしれないけど、自分達もやりたいと。
松岡くんが、ブログで再演は奇跡で、自分達はやりたいけど、再再演は、無理かもと書いてたかと思うと、演出家さんが、観劇された後には、新しいストーリーを作ってるそうですと、嬉しそうに。
劇中ではありますが、スパーキーが流した涙は忘れられません。

ジンクスは、と言うか博は、昌行さんのように舞台中どんどん痩せていくって感じたことなかったんだけど、今回は終わった頃には、頬が痩けてなんだか見ていて痛々しいくらいだった。
何かの雑誌で見た、6人一緒の写真では、そんなに肩幅狭かったっけ?って思いました。
松岡くんがブログで書いてくれてましたが、地方でも色々美味しいもの食べたんだろうに。
頑張ったんだね。お疲れさまでした。

彼らが、このフォーエバープラッドが大好きで、続けたいと思ってるのは、パンフレットでも分かりますが、私たちにはわからない、いろんな事情があるのかもね。

新しいストーリーと言っていたのは、もしかしたらそれならできるのかもしれないのかなと、思いました。
とにかく私は、もう一度と言わず二度でも三度でも、プラッズに会いたい。
だから、いろんな方面の方々、お願いします。
いつまでも待ってます。大好きだから。

ただ一つ今回残念だったこと。
千秋楽のあまりにも統制のとれすぎた手拍子。
この日が初めて観劇の方が、怖かったって言ってたよ。
まあ、それは千秋楽だし、仕方がないとしますが。
見せ場の所があるじゃない?
特にジンクスとスマッジの。
ああいう部分って、観客がうわーって思うから拍手するとこでしょ?
どう説明したらいいのかわからないけど、我先にって拍手が起こって、へ?ってなりました。
そのせいかわからないけど、ジンクスは、いつもより長くのばしてた気がするよ。
すみません、これは初演の時にはあまり感じなかった事なので。

とにかく、大好きなプラッズが永遠でありますように。


と、ご無沙汰しております。
突然出てきて、ご挨拶もせずに好きなこと語ってすみません。
どうしても自分のために残しておきたくて、出て参りました。

千秋楽が終わってからちょこちょこ書き出して、見るたびに少しずつ加筆修正して、今に至ります。
このままだと、きりがないのでここで区切ります。
それでは。

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