肥満防止からガン予防までできるらしい
「朝の日光」の効果がすごい
ナナピ 2014年4月19日 18時00分
(2014年4月20日 13時32分 更新)
[拡大写真]
アメリカで「朝の日光を浴びるとスリムな体型になる」という
研究結果が発表され、大きな話題になっています。
この研究結果によると、肥満度を表すBMI値が低い人ほど、
朝の日光を浴びる時間が早かったといいます。
しかも、BMI値が低い人のなかには、
食生活や運動量が健康的ではない人もいたというから驚きです。
専門家によると、朝の早い時間に日光を浴びることで
体内時計が正常に働き、結果的にエネルギーのバランスも
整えることができるのだそうです。つまり、
早起きするだけで痩せやすくなるということ!そのほかにも、
朝の日光を浴びるとさまざまな「いいこと」があります。
さっそくまとめてみました!
■ 1:日光で目覚めがよくなる!
◎ メラトニンの分泌がストップ
太陽光が目に入ると、睡眠ホルモンであるメラトニンの分泌がストップします。
朝、起きたらすぐに日光を浴びると、
驚くほど頭がすっきりするらしいですよ。
◎ その後も15時間分泌されない
さらにこのメラトニンは、太陽光が目に入ってから
15時間前後経たないと分泌されません。つまり、
朝日光を浴びれば日中は眠くならずにすむということです!
■ 2:睡眠の質も向上!
夜になると、再びメラトニンが分泌されるので自然と眠くなります。
日中眠くならないと、カフェインを過剰に摂取したり、
変な時間に寝たりすることがないので、
睡眠の質もよくなるといいます。
■ 3:うつ病予防になる!
◎ 日光を浴びないとうつ病になる?
冬になると、何だか気持ちが落ち込んだり、
無気力感に襲われたりする方はいませんか?
それはもしかしたら「冬季うつ病」の症状かもしれません。
「冬季うつ病」は、その名の通り冬にのみ
発症する病気ですが、原因は日射量の不足だと言われています。
◎ 冬季うつはセロトニン不足が原因
なぜ日射量が少ないとうつを発症しやすくなるのでしょうか。
それは「幸せホルモン」と呼ばれる神経伝達物質
「セロトニン」と深く関係しています。セロトニンは
生体リズムの管理を司る物質で、
不足すると心のバランスを崩しやすくなります。
その原因は、太陽光の不足にあるといわれています。
だから、日照時間の少ない冬季にうつを発症する人が多いんですね。
実際、日射量の少ない地域では、
セロトニン不足によるうつ病の症例が数多く報告されています。
◎ 日光を浴びて冬季うつを予防しよう
冬場はただでさえ日照時間が短いので、
なかなか太陽光を浴びる機会がありませんよね。…
「冬季うつ病」を予防するには、意識的に外に出て、
できるだけ太陽光を浴びるようにしましょう。
また、夏場から日光浴の習慣をつけて体の下地作りをしておくと、
うつを発症しにくくなるそうですよ。
■ 4:朝の日光は骨&脳にもいい!
◎ ビタミンDってなんだっけ?
皮膚が太陽光にさらされると、
ビタミンDという成分が生成されます。
ビタミンDは魚類やきのこ類に多く含まれている栄養素。
しかし、菓子パンやインスタント食品に頼っている現代人の食生活では、
不足しがちだといわれています。
◎ 骨&脳にいい
ビタミンDは骨の健康に欠かせない栄養素です。
カルシウムの吸収を促進して、
排出されるのを防ぐ働きがあるんだとか。
効率よくカルシウムを届けることで、
骨を丈夫にしてくれます。最近の研究で、
ビタミンD不足が脳の「認知機能」の低下を促進している可能性があると発表されました。
「認知機能」の低下は、記憶力や注意力の欠如を引き起こします。
ビタミンDを体内で生成できれば、
これらの予防に繋がると考えられます。
■ 5:長生き効果もある
血液中のビタミンD濃度が高い人ほど色々な病気にかかりにくくなるといいます。
これはビタミンDの免疫機能を助ける働きによるものなんだとか。
■ 6:がん予防にも役立つ!
なんと日光を浴びることが、がん予防に役立つというデータもあります。
十分な日光を浴び、体内のビタミンDを正常レベル以上に保っておくと、
大腸がんや乳がん、前立腺がんなどの発症率が低下するそうです。
■ 日光を浴びて健康な生活を手に入れよう!
◎ 起きたらすぐにカーテンを開ける
日光を浴びることは私たちの健康に深い関わりがあるようですね。
しかし普通に生活していると、なかなか太陽光に当たる時間は
確保しづらいように感じます。そこで意識的に日光を浴びられるように、
生活スタイルを変えてみませんか?まずは、
朝起きたらすぐにカーテンを開けることから始めましょう。
◎ カーテンを開けて寝ると目覚めスッキリ
就寝時に少しだけカーテンを開け、徐々に日光が当たるようにしておくと
スッキリ目覚めることができるとか。寝起きの悪い人は、ぜひ試してみてください。
◎ ベランダで朝食を
朝食をベランダなどの屋外で食べると、
日光に当たる時間を確保できます。
気分的にも優雅な雰囲気を味わえるので一石二鳥ですね。
■ 日光の健康効果をさらに高めるには?
◎ 朝8時から正午まで
日光を浴びるのは、午前中の方が効果的。…
健康維持には体内時計の正常化も大きな要素なので、
朝しっかり太陽光を浴びて、体内時計をリセットさせましょう。
◎ 時間は30分くらいがベスト
ただ、あまり長い時間太陽光に当たっていると、
日焼けしたり皮膚ガンの原因になったりするので注意が必要です。
目安は1日30分程度がベストだそう。
◎ 軽い運動とともに
また、日光を浴びながら軽く運動をすることで、
さらに健康への効果を高められます。
血行や体内の循環がよくなるのでセロトニンやビタミンDの生成が
活発化するそうです。
■ 日光を浴びて健康を維持しよう!
日光を浴びるだけでいいなんて、
こんなにお手軽な健康法が他にあるでしょうか?しかも、
肥満予防からガン予防までできちゃうなんて……
これは早速試してみるしかありませんね!ポイントは、
なるべく早い時間に浴びることなので、
明日の朝から実践してみてはいかがでしょうか。
(著:nanapiユーザー・せなどす 編集:nanapi編集部 写真:PresenPic)
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ナナピ 2014年4月19日 18時00分
(2014年4月20日 13時32分 更新)

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アメリカで「朝の日光を浴びるとスリムな体型になる」という
研究結果が発表され、大きな話題になっています。
この研究結果によると、肥満度を表すBMI値が低い人ほど、
朝の日光を浴びる時間が早かったといいます。
しかも、BMI値が低い人のなかには、
食生活や運動量が健康的ではない人もいたというから驚きです。
専門家によると、朝の早い時間に日光を浴びることで
体内時計が正常に働き、結果的にエネルギーのバランスも
整えることができるのだそうです。つまり、
早起きするだけで痩せやすくなるということ!そのほかにも、
朝の日光を浴びるとさまざまな「いいこと」があります。
さっそくまとめてみました!
■ 1:日光で目覚めがよくなる!
◎ メラトニンの分泌がストップ
太陽光が目に入ると、睡眠ホルモンであるメラトニンの分泌がストップします。
朝、起きたらすぐに日光を浴びると、
驚くほど頭がすっきりするらしいですよ。
◎ その後も15時間分泌されない
さらにこのメラトニンは、太陽光が目に入ってから
15時間前後経たないと分泌されません。つまり、
朝日光を浴びれば日中は眠くならずにすむということです!
■ 2:睡眠の質も向上!
夜になると、再びメラトニンが分泌されるので自然と眠くなります。
日中眠くならないと、カフェインを過剰に摂取したり、
変な時間に寝たりすることがないので、
睡眠の質もよくなるといいます。
■ 3:うつ病予防になる!
◎ 日光を浴びないとうつ病になる?
冬になると、何だか気持ちが落ち込んだり、
無気力感に襲われたりする方はいませんか?
それはもしかしたら「冬季うつ病」の症状かもしれません。
「冬季うつ病」は、その名の通り冬にのみ
発症する病気ですが、原因は日射量の不足だと言われています。
◎ 冬季うつはセロトニン不足が原因
なぜ日射量が少ないとうつを発症しやすくなるのでしょうか。
それは「幸せホルモン」と呼ばれる神経伝達物質
「セロトニン」と深く関係しています。セロトニンは
生体リズムの管理を司る物質で、
不足すると心のバランスを崩しやすくなります。
その原因は、太陽光の不足にあるといわれています。
だから、日照時間の少ない冬季にうつを発症する人が多いんですね。
実際、日射量の少ない地域では、
セロトニン不足によるうつ病の症例が数多く報告されています。
◎ 日光を浴びて冬季うつを予防しよう
冬場はただでさえ日照時間が短いので、
なかなか太陽光を浴びる機会がありませんよね。…
「冬季うつ病」を予防するには、意識的に外に出て、
できるだけ太陽光を浴びるようにしましょう。
また、夏場から日光浴の習慣をつけて体の下地作りをしておくと、
うつを発症しにくくなるそうですよ。
■ 4:朝の日光は骨&脳にもいい!
◎ ビタミンDってなんだっけ?
皮膚が太陽光にさらされると、
ビタミンDという成分が生成されます。
ビタミンDは魚類やきのこ類に多く含まれている栄養素。
しかし、菓子パンやインスタント食品に頼っている現代人の食生活では、
不足しがちだといわれています。
◎ 骨&脳にいい
ビタミンDは骨の健康に欠かせない栄養素です。
カルシウムの吸収を促進して、
排出されるのを防ぐ働きがあるんだとか。
効率よくカルシウムを届けることで、
骨を丈夫にしてくれます。最近の研究で、
ビタミンD不足が脳の「認知機能」の低下を促進している可能性があると発表されました。
「認知機能」の低下は、記憶力や注意力の欠如を引き起こします。
ビタミンDを体内で生成できれば、
これらの予防に繋がると考えられます。
■ 5:長生き効果もある
血液中のビタミンD濃度が高い人ほど色々な病気にかかりにくくなるといいます。
これはビタミンDの免疫機能を助ける働きによるものなんだとか。
■ 6:がん予防にも役立つ!
なんと日光を浴びることが、がん予防に役立つというデータもあります。
十分な日光を浴び、体内のビタミンDを正常レベル以上に保っておくと、
大腸がんや乳がん、前立腺がんなどの発症率が低下するそうです。
■ 日光を浴びて健康な生活を手に入れよう!
◎ 起きたらすぐにカーテンを開ける
日光を浴びることは私たちの健康に深い関わりがあるようですね。
しかし普通に生活していると、なかなか太陽光に当たる時間は
確保しづらいように感じます。そこで意識的に日光を浴びられるように、
生活スタイルを変えてみませんか?まずは、
朝起きたらすぐにカーテンを開けることから始めましょう。
◎ カーテンを開けて寝ると目覚めスッキリ
就寝時に少しだけカーテンを開け、徐々に日光が当たるようにしておくと
スッキリ目覚めることができるとか。寝起きの悪い人は、ぜひ試してみてください。
◎ ベランダで朝食を
朝食をベランダなどの屋外で食べると、
日光に当たる時間を確保できます。
気分的にも優雅な雰囲気を味わえるので一石二鳥ですね。
■ 日光の健康効果をさらに高めるには?
◎ 朝8時から正午まで
日光を浴びるのは、午前中の方が効果的。…
健康維持には体内時計の正常化も大きな要素なので、
朝しっかり太陽光を浴びて、体内時計をリセットさせましょう。
◎ 時間は30分くらいがベスト
ただ、あまり長い時間太陽光に当たっていると、
日焼けしたり皮膚ガンの原因になったりするので注意が必要です。
目安は1日30分程度がベストだそう。
◎ 軽い運動とともに
また、日光を浴びながら軽く運動をすることで、
さらに健康への効果を高められます。
血行や体内の循環がよくなるのでセロトニンやビタミンDの生成が
活発化するそうです。
■ 日光を浴びて健康を維持しよう!
日光を浴びるだけでいいなんて、
こんなにお手軽な健康法が他にあるでしょうか?しかも、
肥満予防からガン予防までできちゃうなんて……
これは早速試してみるしかありませんね!ポイントは、
なるべく早い時間に浴びることなので、
明日の朝から実践してみてはいかがでしょうか。
(著:nanapiユーザー・せなどす 編集:nanapi編集部 写真:PresenPic)
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