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アメリカで今も信じられている5つの科学的な陰謀説を検証してみた

2013年05月06日 | 世界びっくりニュース

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 人は自分の信じたいものだけを信じる。情報化社会となった今でも、人は信じたい情報だけを集め、信じたくない情報は遮断するか、否定するに足りるだけの信じたい情報の裏づけを集めることに終始する。例えそれが真実でないにせよだ。

 アメリカの世論調査会社「Public Policy Polling(PPP)」が今週発表した全国世論調査によると、有名な陰謀説を何年経っても信じ続ける人がいるという。また、最近になって出回っている陰謀説を信じる信者も増加しているそうだ。

 ナショナルジオグラフィックでは、アメリカ人が今でも信じている陰謀説と、その真偽について検証する記事を公開した。

1. アメリカ人の37%は、地球温暖化はデマだと思っている。
 アメリカ人の有権者の37%は地球温暖化を作り話だと信じている。肯定する人の58%は共和党支持者で、民主党支持者の77%は否定的だ。


リアリティーチェック:温暖化は事実だが周期的なもの
 地球温暖化が進み、そのスピードが加速している事実は、多くの科学研究で確認されている。平均気温は1880年以降、全世界で0.8度上昇した。上昇率は最近数十年で特に大きく、人間活動の結果として大気中に排出される二酸化炭素など温室効果ガス量の急カーブと時期が一致する。

 自然界での地球温暖化の影響もよく報告されている。北極の海氷は歴史的なスピードで融解、花の咲く時期は早まり、渡り鳥など動物の移動パターンも変化している。 実際に温暖化は起きているが、人間のCO2排出などとの関連性は疑わしく、数万年のスパンで見た場合には、地球上に何回か現れている現象であるという見方もある。


2.アメリカ人の29%は宇宙人の存在を信じている
 アメリカ人の有権者29%が宇宙人の存在を信じている。さらに、1947年にニューメキシコ州ロズウェル付近でUFOが墜落した事件を、政府が隠蔽していると思いこむ人は21%に上る。


リアリティーチェック:その可能性は高い
 過去には否定された時代もあったが、現代では多くの天文学者が、「宇宙のどこかに生命が存在する」という考えを支持し、知性的な宇宙人の可能性さえも認めている。これには比較的最近、数百個の太陽系外惑星や数千個の惑星候補の発見が続いている背景がある。ほとんどの科学者は、居住可能で岩石質の地球に似た惑星が発見されるのも時間の問題だと考えている。

 太陽系でも地球外生命体の証拠が見つかるかもしれない。NASAの火星探査車キュリオシティは最近、粘土と硫酸塩鉱物の興味深い痕跡を発見した。専門家によると、水中以外では形成されないものだという。古代の火星には、生命維持に必要な条件や成分が存在したと推測できる。


3.アメリカ人の14%はビッグフットの存在を信じている
 ビッグフットが存在すると信じている人は14%、どちらかわからないと答えた人は14%、いないと答えた人は72%という結果となった。


リアリティーチェック:おそらくいない。もしくは絶滅
 これまで数多くの目撃情報はあるものの、科学的にビッグフットであると裏付けられたものは1つもない。2008年、二人の男が身長2メートル、体重230キロのビッグフット死体をジョージア州北部の森の中で発見したと発表したが、実際にはゴム製の猿の衣装であることが判明した。昨年11月、DNA検査によって、ビッグフットはホモサピエンスの女性とネアンデルタール人の交配種であるという検証結果が科学雑誌「DeNovo」に掲載されたが、その雑誌自体が、ビッグフット研究のために作成されたと思われる。

 ビッグフットは伝説かもしれないが、ロシア南部アルタイ山脈の「デニソワ洞穴」で2008年に発見された40000年前の少女の小指の骨がこれまで知られていなかった、未知の人類「デニソワ人」であったように、あるいはビッグフットは存在していたが絶滅してしまったという可能性はなきにしもあらずだ。
 

4.アメリカ人の9%は政府が悪意を持って水道水にフッ化物を添加していると信じている


リアリティーチェック:悪意は持ってない
 歯科雑誌「Journal of Dental Research」で発表された2013年の研究によると、フッ素入りの水は歯の健康にメリットがあるという。水道水に含まれるフッ化物は、年齢に関係なく成人の虫歯を防止する効果があり、子ども時代にフッ素入りの水を飲んだかどうかを問わないという。


5.アメリカ人の7%が月面着陸をねつ造だと思っている
 有権者7%は月面着陸は行われていなかったと信じており、他に9%の人がアポロの月面着陸が実際の出来事かどうかわからないと答えている。


リアリティーチェック:月面着陸は事実である
 この陰謀説の支持者たちは、作り話の証拠を求めて、アポロ11号の月面着陸の映像や写真を丹念に分析してきた。例えば、ニール・アームストロング船長が月面に立てた星条旗が、映像や写真では“そよ風にはためいている”ように見えるという指摘などだ。

 しかし、ワシントンD.C.にある国立航空宇宙博物館の宇宙飛行史学者、ロジャー・ローニアス氏は、人類史上初の月面着陸から40周年を迎えた2009年、次のように説明している。「映像で旗が揺れているのは、宇宙飛行士がその場所に立てた瞬間だからだ。月面でも“慣性の法則”は働いている」。

via:nationalgeographic.comnationalgeographic.co.jp

☆さすが、アメリカ人は楽しいねぇ~!

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