その結果、公立の桜井高校が初の甲子園への切符を手にしたわけですが、印象的だったのは試合終了のシーン。普通だと、喜び合って抱き合ったり、ガッツポーズをしたり、ワイワイ飛び跳ねる姿が見られるはずなんですが、このチームは、特にバッテリーが抱き合うわけでもなく、ガッツポーズをする選手がいるわけでもなく、笑顔で整列し、校歌を聞き、応援団に挨拶していました。負けたチームの号泣とは対照的で、それはホントに珍しい画でした。これほど喜びを表さないチームは見たことがない。ただ、しい終了後のベンチの様子が映されると、何人かの選手が目を赤くしていました。どうやら、大袈裟に喜びを表さないように指導されているようでした。それはなんだか、奥ゆかしい感じでした
高校野球のこういう一面は、とても素敵なことだと思います。日本の文化的感性を見た思いでした
夜はサッカーの東アジア選手権で、男子サッカーが韓国に勝利して優勝しました
セレッソの柿谷が大活躍してくれたのがうれしいです
ただ、このチームは欧州組がいないので、純粋にJリーグの実力がはかられる試合でした。試合を見ていると、ディフェンスの栗原や徳永がよく頑張っていたし、キャプテンの駒野が、地味だけどしっかりとリーダーシップを発揮していたように思います。世界感覚にもまれて、もっともっと強くなってほしいですね
