でも今年の「第九」には事件が…
実は私、合唱団入場の際の先頭だったのですが、なんと、入場のタイミングを間違えてしまったのです
「第九」の合唱団は、多くの場合、第3楽章の前に舞台に出ることが多いのですが、今日は第4楽章の前に入場することになっていたのです。(という段取りだったそうなんです)
合唱団の入場は、上手と下手の二手に分かれてするのが普通なのですが、下手の方の先頭が私でした。その私が、タイミングを間違えてしまったのです。
私は、とにかく第3楽章の前に入るものだと思いこんでいましたので、舞台の袖に控えて、第2楽章が終わるやいなや、入場しました。もちろん、私のパートのバスと、同じく下手から入場するアルトのみんなも私に続いて入場。
ところが、反対側からは誰も入場して来ず、指揮者を見ると驚いた表情をしつつも「大丈夫大丈夫、落ち着いて落ち着いて!」という仕草。周りのみんなも「おかしいですよね、これ」とあたふたしている。
もちろん、観客の前ですから、それ以上動揺するわけにはいかないので、あとは平然とした表情を取り繕いました。
しかし、第3楽章の間、舞台には合唱団が半分だけ立っているという妙なことが起きてしまったのです
いやぁ~、内心はもう大変 第3楽章はほとんど覚えていません。
でもさすがに第4楽章が始まると、曲に集中しました。
予定どおり第4楽章から入場してきたメンバーの、すぐ横に立った若者が、こっそり「大丈夫ですよ」とニッコリしてくれ、曲自体は無事に終えることができました。
いや、かえって素晴らしい出来だったかも知れません。
しかし、そのあとの退場の時から、夜の懇親会の間中、みんなに笑いながら話題にされることしきり。
とにかく痛恨のミスでした…
しかし、みんな「何も疑問を持たずについていったのも悪かったのですよ」とか、「これで印象に残る舞台になりましたね」とか、笑って済ませてくれて、とてもありがたかったです。
ただ、やっぱり私としては責任重大ですので、気持ちはちょっとダウン。
でも指揮者の三原先生は、「こういうことがある方が、かえって、いい演奏ができるものなんですよ」とにこやかに慰めてくださいました。
あ~、ホンマに気を使わせてしまったなぁ~。
でもね、一つ、大事なことを学びましたよ。
それは、臨機応変にプラス思考すること。
失敗があっても、そのこと自体はもう取り戻せないのだから、その失敗を次のプラスへとつなぐように考えていくことで、全体を成功へと導くこと。
三原先生の言葉や態度から、それを学びました。
三原先生、そして合唱団の皆さん、ホントにうかつなことでスミマセンでした。
でも皆さんに優しく対処していただいたおかげで、楽しい「第九」の思い出にすることができました。
ありがとうございました。
まぁ、もちろん、さんざん笑われましたけどね。
でもとにかく今年の地元の「第九」は終了。
私の「第九」は、来週の日曜日に名張市に助っ人に行って、それで終わりです。コンサートが終わって、今日、助っ人に来てくださった名張の合唱団の方から「みらパパさん、お待ちしていますよ」と言っていただきました。
今度は間違えないようにがんばろうっと
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