ちょうど金環になるという７時半前後は、いつもなら通勤の車の中。妻が「ラジオで『よそ見事故があるかもしれないので気をつけて』って言ってたわよ。早めに出たら？」と言うので、７時半までに職場に着くように、早目に家を出ました。通勤途中は特に何事もなく、すいすいと進んで７時２０分ごろ到着。
職場に着いたとき、夕方に向かうような涼しい空気と風。玄関先には数人の人。中にはカメラを三脚に立てて撮影している人もいました
車を降りていくと、何人かが黒いごみ袋を折って、それを通してお日さまを見ていました
私は、妻が学研教室を通して購入した観測グラスを持っていたので、それをみんなでまわし使って観ました。グラスを通して見ると、オレンジ色の指輪が見えました
キラキラしたのを見られなかったのは残念だけど、目が焼けてしまうよりマシか（笑）。秋の明るい夕方のような風に吹かれて、我が職場でもワイワイと楽しい観察イベントを経験しました
数年前の皆既日食のときには薄暗くなって、何となく不穏な雰囲気も漂ったけど、今回はさわやかだったなぁ
もう死ぬまで見ることのできないものを見ることができました。冥途の土産…というには、まだちょっと早すぎますね
