毎日が遺言

通夜のあと

 おばの通夜が済みました。亡くなったおばには、姉、妹(私の母)、弟がいますが、姉は少し認知症が出始めていて、妹であるウチの母は膝が悪くて歩きにくく、弟は腰が曲がり始めている。おばの享年は満82歳。親族も年配者が圧倒的に多く、ちょっとわびしくもあるけど、孫世代はすでに20代の若者だから、それも当然のこと。平均寿命には少し短いけれど、人並みに生きたという思いがあってか、暗さやじめじめ感はありませんでした。ただ、苦労の多かったおばの生涯を思う親族たちはとても寂しがっていました。
 しかしまぁ、久しぶりに母方の親族の顔を見て、懐かしくもありました
 通夜が終わっても、若いころだったら、「いとこ同士が久しぶりに集まったんだから、ちょっと一杯」となるところだけど、さすがにそれもなく、みんなさびしい笑顔で別れました。



 今日の晩ご飯は、質素に。魚料理も肉料理もありません。べつにお通夜だから精進料理っぽくしたわけではありません(笑)。まぁ、家族3人で9時頃に帰ってきたから、これくらいがちょうどよかったんです。
 メニューは、まいもご飯、ナスとピーマンの味噌煮、冬瓜の煮物、ショウガの赤ワイン煮。



 一昨日、畑から掘ってきたまいも(里芋)を使って、まいもご飯を炊いてもらいました。具は、まいもと薄揚げの身。炊けてからネギを混ぜていただきます。掘りたてのまいもは、もっちり感もねっとり感もあり、いい香りと旨みがあって、この炊き込みご飯で食べるとホントに美味しいです



 ナスとピーマンを味噌煮に。野菜が自家製の上に、味噌が美味しいので、ホントに豊かな味わいでした



 冬瓜は、干しむきエビと煮物に。エビの出汁がよく利いています これ、あったかくても冷たくても美味しいんですよ



 掘りだしたショウガは、ショウガ1kgに対し、赤ワイン、醤油、酒、砂糖をすべて1カップ入れて、佃煮のように煮詰めたもの。去年はもっと赤ワイン色だったけど、今年は醤油っぽくなっていますね これ、新ショウガで作ると、まろやかで、いくらでもご飯が進む一品になります

 見てみると、エビと薄揚げ以外は、田畑で採れたもの。自然の恵みに感謝です
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