
山の畑では、実は「何者かに畑の畝が掘りかえされている」と妻から聞いていたんです。妻によると、「タヌキぐらいの小動物とは思えないほど掘りかえされてる」ということでしたが、イノシシは今まで一度も遭遇したこともないし、気配すら感じたことがなかったので、「まさかイノシシじゃないだろう」と言ってたんですが、実際に行ってみると、高さ15~20㎝に作っておいた畝が、半分ほど跡形もないほどにされていました。また、マルチをしてある畝にも、あるところは半分ほどめくられて掘り返され、あるところには直径3~5㎝の穴があけられていました。

お分かりになるでしょうか? 真ん中の部分は、右側ほどの畝が作ってあったところです。ここは近日中に作物の苗を植え付けるつもりでマルチをしていなかったのです。こういうところは、よく一面に草が生えるのですが、畝がガタガタに掘り返されていて、草がまばらに生えています。この部分だけ、ただの荒地のようです。それ以外にも、ネギの畝や、マルチをした畝の端の方、そして一か所はマルチが畝の半分(数m)はがされて、それぞれ同じように掘り返されていました。他の場所も点検してみると、藁を置いた場所や、刈った草をそのままにしてからしてあるところが掘られていました。そういうところから推察するに、どうやらミミズを探して掘ったようでした。また他には、果樹のそばの雑草の生えているところで1m四方ほど土がガタガタにされていました。それは、隣の畑にも同様の箇所があって、その畑の持ち主(山間部出身)によると、イノシシが体の虫を取ったりするために、土に体をこすりつけた後だ、ということでした。
これはどうもイノシシに間違いなさそうです。連夜畑に来ているようなので、近隣の畑の持ち主と、自治会長さんに連絡し、月曜日にさっそく町役場に報告してもらうことになってます。

それでもやっぱり植えるものは植えておかないとしかたがないので、すぐそばの畝ですが、キャベツとブロッコリの苗を植えました

また、ばあさんが昨日医者の待合室で聞いた話では、この畑の山の反対側の地区では、田んぼで、イノシシの体をこすりつけたような荒らされ方をしたのが後を絶たないそうです。ウチの田んぼも心配です

今朝からはずっと雨が降ったりやんだり



