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逆サプライズ

2015年05月31日 23時30分35秒 | インタビュー
••••••••25/5/2015 at Mirai studio••••••••

今日誕生日やねんで!!

え!誰の⁉︎

島くんの!!

ケーキ買ってきてん。
後でお祝いしよう!!










島さん、おめでとう!!!

おめでとう!

おめでとう!

おめでとう!



………?

…島さん…?





誕生日…来月やねん………




………………………………!!!!!







……まぁいいや!!かんぱーい!!





島さんの奥様近江さんが大真面目で大爆笑の渦を作り出してくださいました。



こんな稽古後のワンシーンから皆様こんにちは。天然(記念物)を高み見物しながら「ブログネタにもってこいだわね」とニヤニヤしておりました、腹 黒子、池田です。

25日日曜日の稽古をもって、エピローグまでの一通りをこなしました。この日の翌週から通し稽古となっています。

舞台美術の馬場さんが稽古後にいらっしゃって、演出の島さんと会議をしておられました。舞台はどんな風になるのか、とてもワクワクします。当日まで内緒ではありますが一部だけでもブログ読者の皆様にご覧頂けたらと思っています。


さて、この日厚かましくも島さん夫妻のお家にお邪魔し突撃取材を敢行致しました。まぁ何ですかね、言いたかないですけど厚顔無恥ってこういう奴のこと言うんだなと深夜まで酒盛りさせて頂きながらシミジミ思いました。ほな帰れよというツッコミは全部まとめて星屑にしますよ。

「突撃!見たい!聞きたい!教えて未来!劇団員に話を聞こう vol.4」feat.島さん
今回は安藤大輔役の島(近江)博子さんにお話を伺いました。都合上お名前が近江さんになっておりますがご容赦下さいませ。

腹黒「よろしくお願いします」
近江さん「よろしくお願いしまーす」
腹黒「ではお名前とあだ名をお願いします」
近江さん「島博子、あだ名は近江ちゃんです」
腹黒「趣味は何ですか」
近江さん「読書…かな」
腹黒「ほう、どんな…?」
近江さん「司馬遼太郎…歴史物を最近は読んでるかな」
腹黒「お勧めの一冊を教えて下さい」
近江さん「うーん司馬遼太郎も好きやけど、井上靖も好きで…モンゴルとか中国とか敦煌系が好き」
島さん「…うふふ、自分取材されるの気持ち良さそうやね」
近江さん「そんなことないでー。緊張すんで。…と、スーパードライ…」
腹黒「そういうの読んで戯曲としてやってみたいのはありますか」
近江さん「戯曲で…。うーん…長編やから向いてないと思う。あ、でも私『しろばんば』が好きで、井上靖の自伝やねんけど、実際芝居で上演されてて、それには興味はあるけど、主役が小学生くらいの少年やから無理かなぁ。と、おばあちゃんの二人の話(笑)あまりに渋すぎてね…。今回の久子 京子やないけど、親元を離れて曽祖父の妾の孫として靖が暮らすねんけど、両親は転勤族で母親は靖に冷たくておばあちゃんは靖に甘々で。母親が靖の元に戻ってきて、その時の不安定な精神状態を描いてたりして面白い…」
腹黒「だそうです」
島さん「何でそんなしろばんばの話を一生懸命に話してるの」
近江さん「面白いねんで!しかもこれ続編があって、小学校中学校と靖が成長していく話。北の海…やったかな。あと、山本周五郎の『赤ひげ』はやりたくないけど見てみたい」
腹黒「どんな話ですか?」
近江さん「うーん……」
腹黒「話の結末は?」
近江さん「結末⁉︎」
島さん「結論を先に言えってことやね」
近江さん「えーーーと、主人公が…」
島さん「なるほど分かりました。主人公がそうなるわけやね」
腹黒「(笑)」
近江さん「えーーー!いやいや…」
島さん「それは感動的ですね~」
腹黒「是非やってみたいですね。では本題に入りまして…」
近江さん「本題やなかったんや…(笑)」
島さん「まぁどっちゃでもエエ話やったからね」

腹黒「今回、大輔役となりましたがどうですか。やりたかった役でしたか」
近江さん「顔合わせの二日前にキャスト発表やで。えーってなるやん。しかも断る条件を全て封鎖された(笑)」
腹黒「大輔役、どうですか」
近江さん「女性が少年役やるの凄く嫌い…」

腹黒「では、もう稽古も中盤に差し掛かっていますが、やり甲斐を持って楽しんでいらっしゃっるのでしょうか」
近江さん「仕事や家事をしながら芝居もやるって凄い難しいやん…」
島さん「あぁっ⁈」
近江さん「めっちゃしんどいけど、自分の役がやってる設定で考えてる。どうしても劇団の掃除もだったり雑務が直前にあると切り替えって難しいやん。大輔が実際に施設でそういう事をやってるって設定に置き換えてやらざるを得ない」
島さん「役者さんやね」
近江さん「そやろ。エエこと言うやろ」
腹黒「実にリアリティーですね。その気持ちのままお芝居に入られるんですね」
近江さん「準備万端で家から来るよりは、しんどいけどそっちの方が上手く入れることがある。もうやむを得ない動機付けみたいな(笑)」

腹黒「そんなお忙しい中での稽古ですが、やってて楽しい場面はどこですか」
近江さん「入学式のシーンです!あれはめっちゃ楽しい!めっちゃ好き!あれが素の自分!」

腹黒「このお芝居をどういう風に見ていらっしゃいますか」
近江さん「あなたの隣にいる人が実は酒鬼薔薇聖斗だったらどうしますかって話」
島さん「うん」
近江さん「すごく身近にこんな人がいるかもしれへん」

腹黒「では最後に、ブログ読書の皆様に今公演に関する一言をお願いします」
近江さん「え~、まぁ~、演出がどこまでやるかってところちゃいますか~」
島さん「(笑)」
近江さん「まぁ私達は駒でございますのでねっ。そんなところです」
島さん「クソ面白くないコメントやね(笑)」
腹黒「ありがとうございました!」


今回は深夜にまで及ぶご自宅での突撃取材になりまして本当に失礼致しました。
次にインタビューされる方は悪い意味でドキドキしながらお待ち下さい。

ではまた次回お会いしましょう!
see ya!

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