保健福祉の現場から

感じるままに

薬剤耐性菌

2015年06月01日 | Weblog
カルバペネム耐性腸内細菌科細菌感染症;CRE(http://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou11/01-05-140912-1.html)、バンコマイシン耐性黄色ブドウ球菌感染症;VRSA(http://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou11/01-05-13-01.html)、バンコマイシン耐性腸球菌感染症;VRE(http://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou11/01-05-14-01.html)、薬剤耐性アシネトバクター感染症;MDRA(http://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou11/01-05-140912-4.html)は、感染症法の5類全数届出感染症(http://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou11/01.html)である。昨年9月「感染症の予防及び感染症の患者に対する医療に関する法律施行規則の一部を改正する省令の施行」(http://www.toyama.med.or.jp/wp/wp-content/uploads/2014/10/oshirase_iryoukikan_kansennoyobou_sekoukisoku_kaisei.pdf)が発出された後、昨年12月通知「医療機関における院内感染対策について」(http://www.hospital.or.jp/pdf/15_20141219_01.pdf)では、「保健所は、医療機関からの報告又は相談を受けた後、都道府県、政令市等と緊密に連携をとること。とりわけ、院内感染の把握に当たり、薬剤耐性遺伝子に関する検査や複数の菌株の遺伝的同一性を確認するための検査が必要と考えられるものの、各医療機関が独自に行うことが技術的に困難である場合には、地方衛生研究所がこれらの検査において中心的な役割を担うことが望ましいこと。」とされたが、それぞれの自治体ではどうなっているであろうか。朝日新聞「新生児から耐性菌 長崎大病院、受け入れ一時中止」(http://apital.asahi.com/article/news/2015022700011.html)のような事例は警戒したい。現場では厚労省「薬剤耐性菌対策に関する提言」(http://www.hospital.or.jp/pdf/15_20150407_02.pdf)を徹底する必要がある。全国医政関係主管課長会議(http://www.mhlw.go.jp/stf/shingi/other-isei.html?tid=180575)の資料(http://www.mhlw.go.jp/file/05-Shingikai-10801000-Iseikyoku-Soumuka/0000077059.pdf)p272~「アウトブレイク時の対応(多剤耐性菌を想定)」、p274「中小規模の医療機関における院内感染対策の体制および医療機関間連携」もみておきたい。全国健康関係主管課長会議(http://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000078305.html)の資料(http://www.mhlw.go.jp/file/06-Seisakujouhou-10900000-Kenkoukyoku/0000078261.pdf)p67、p69にあるように、感染症法の改正による「感染症に関する情報の収集体制の強化」として、感染症の患者に対する検体採取、医療機関に対する保有検体の提出要請が平成28年度からなされることになっており、薬剤耐性菌対策の強化を図りたいものである。ところで、ESBL産生菌(http://www.pref.aichi.jp/eiseiken/67f/esbl.html)は、市販鶏肉において高頻度で検出される(https://www.jstage.jst.go.jp/article/jamt/63/3/63_13-73/_pdf)ことは知られているであろうか。「「院内感染対策サーベイランス」に係る参加医療機関の追加募集について」(http://www.hospital.or.jp/pdf/15_20150529_02.pdf)が出ていた。
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1 コメント

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ESBL産生菌と鶏肉 (づう)
2015-06-03 18:17:24
初めまして。
興味深く拝読させていただいています。

「ESBL産生菌は、市販鶏肉において高頻度で検出される」事に驚きました。

初耳なのか、それとも失念していただけなのかは
わかりませんが...

飼育中に抗菌薬を多く投与しているから、
という認識で宜しいのでしょうか。

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