保健福祉の現場から

感じるままに

情報関連施策

2012年07月26日 | Weblog
政府が日本再生戦略案(http://www.npu.go.jp/policy/policy04/pdf/20120711/shiryo4.pdf)を出している。保健医療福祉はライフ成長戦略として打ち出されており、p71~の工程表はみておきたい。例えば、お薬手帳の電子的情報の提供開始は2013年度までに実施、個人参加型疾病管理サービスの提供開始は2014年度までに実施、がん登録の法制化は2013年度までに実施、国保有レセプトデータのさらなる利活用としてDPCデータの提供開始は2013年度までに実施とされている。やはり、情報関連施策に注目である。既に、官邸「医療情報化に関するタスクフォース」(http://www.kantei.go.jp/jp/singi/it2/iryoujyouhou/)報告書(http://www.kantei.go.jp/jp/singi/it2/iryoujyouhou/pdf/houkokusho.pdf)では、「どこでもMY病院」構想(http://www.kantei.go.jp/jp/singi/it2/iryoujyouhou/pdf/siryou1.pdf)について、電子版「お薬手帳/カード」と電子版「糖尿病連携手帳」が具体的に示されている。そこでは、電子版「糖尿病連携手帳」は、「関係団体の協力を得て、個人提供用標準フォーマットを作成するとともに、2013年度までに全国の医療機関等に通知する。」とされるが、日本糖尿病協会の糖尿病連携手帳(http://www.nittokyo.or.jp/pdf/goods/renkei_techou001.pdf)(http://www.nittokyo.or.jp/ryouyougoods_handbook.html)で地域連携パスが普及されるならば、標準フォーマットの作成や運用にも都合がよいであろう。ところで、戦略案(http://www.npu.go.jp/policy/policy04/pdf/20120711/shiryo4.pdf)p94では、関税の削減・撤廃投資規制(サービス分野等)の自由化・緩和は2012年度に実施とある。すでにTPP参加は織り込み済みなのであろうか。
コメント    この記事についてブログを書く
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 在宅薬剤師業務 | トップ | 在宅医療と保健所 »

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

Weblog」カテゴリの最新記事