保健福祉の現場から

感じるままに

病棟群毎の入院基本料

2015年08月22日 | Weblog
キャリアブレイン「看護必要度を考慮した病床再編と地域連携」(http://www.cabrain.net/management/article/46517.html)。<以下一部引用>
<今回は、「重症度、医療・看護必要度」(以下「看護必要度」という)の基準を満たすためには、どのような病床配分の方法があるかをということを中心について考えたい。7対1入院基本料を取得する場合、病院全体で看護必要度がA項目2点以上かつB項目3点以上の該当患者割合が15%以上在院している必要がある。ただし、病院全体では当該基準を達成していても、一部の病棟では基準を下回ることもある。昨年から病床機能報告がスタートしたことにより、各病棟において看護必要度を満たすことについても考慮する必要があるかもしれない。>

日本病院会「平成28年度診療報酬改定に係る要望書」(http://www.hospital.or.jp/pdf/06_20150805_01.pdf)の中で、p1「病棟群毎に入院基本料を選択できる方式の導入」に注目したい。「地域医療構想策定ガイドライン等に関する検討会」(http://www.mhlw.go.jp/stf/shingi/other-isei.html?tid=216011)の「検討会の今後の進め方及び病床機能報告の今後の予定について(案)」(http://www.mhlw.go.jp/file/05-Shingikai-10801000-Iseikyoku-Soumuka/0000092688.pdf)では「平成28年3月に、診療報酬改定と合わせて、電子レセプト様式に病棟コードを追記。平成28年度の病床機能報告から、「具体的な医療の内容に関する項目」は病棟単位で集計。」とあることを踏まえたい。病床機能報告制度の精緻化に注目である。病床機能報告(http://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000055891.html)は診療報酬改定(http://www.mhlw.go.jp/stf/shingi/shingi-hosho.html?tid=126706)(http://www.mhlw.go.jp/stf/shingi/shingi-chuo.html?tid=128154)(http://www.mhlw.go.jp/stf/shingi/shingi-chuo.html?tid=128166)や療養病床の制度改正(http://www.mhlw.go.jp/stf/shingi/other-hoken.html?tid=282014)等にも影響を受けるであろう。昨年の病床機能報告(http://www.pref.toyama.jp/cms_sec/1204/kj00015649.html)は定性的な報告であって、「練習」のようなものといえるかもしれない。「地域医療構想策定ガイドライン等に関する検討会」(http://www.mhlw.go.jp/stf/shingi/other-isei.html?tid=216011)の「平成26年度病床機能報告の課題等と平成27年度病床機能報告の対応について(案)」(http://www.mhlw.go.jp/file/05-Shingikai-10801000-Iseikyoku-Soumuka/0000092690.pdf)、「病床機能報告制度の精緻化に向けた今後の検討について(案)」(http://www.mhlw.go.jp/file/05-Shingikai-10801000-Iseikyoku-Soumuka/0000092694.pdf)をみておきたい。「病床機能報告の方法等を見直す場合には、8月開催予定の検討会終了後ただちに医療機関に通知発出」(http://www.mhlw.go.jp/file/05-Shingikai-10801000-Iseikyoku-Soumuka/0000092688.pdf)はどうなるであろうか。
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