保健福祉の現場から

感じるままに

特養の待機者

2009年08月15日 | Weblog
「特養の待機者は5400人」(http://mytown.asahi.com/iwate/news.php?k_id=03000000908140006)。

待機者の状況はどこも同様であろう。報道では、このうち早期に入所が必要なのは約2割とされる。家庭力、地域力が低下している中で、団塊世代の高齢化に伴って高齢者の処遇問題は今後急速に増大するのは間違いない。短期的には、平成23年度末で介護療養病床が全廃される課題もある。平成47年(2035年)までの長期ワークシート(http://www.wam.go.jp/wamappl/bb05Kaig.nsf/0/94d6599fc3368b5649257267002b4f35/$FILE/20070118shiryou2_1.pdf)(http://www.wam.go.jp/wamappl/bb05Kaig.nsf/0/94d6599fc3368b5649257267002b4f35/$FILE/20070118shiryou2_2.pdf)(http://www.wam.go.jp/wamappl/bb05Kaig.nsf/0/94d6599fc3368b5649257267002b4f35/$FILE/20070118shiryou2_3.pdf)(http://www.wam.go.jp/wamappl/bb05Kaig.nsf/0/94d6599fc3368b5649257267002b4f35/$FILE/20070118shiryou2_4.pdf)による地域における高齢化の進展の状況、施設・居住系サービスの需要の見通しの推計も悪くはないが、今後10~15年程度の中期に重点を置いた方が良いかもしれない。そういえば、以前、地域で長期ワークシートについて話をした際、平成47年頃には黄泉の国へ行っているという方が多かったことが思い出される。「介護保険は住民自治の学校」と聞いたが、それぞれの地域の状況について、どれほど住民に認識されているであろうか。
コメント
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