9月1日(日)、標津町のあすぱるで根室地方PTA連合会研究大会・子育て研修会が開催されました。
管内のPTAが168名が参加し、前半はいじめのメカニズムについての講話、後半は分科会での活動となりました。
前半は「いじめ撲滅 BE A HERO プロジェクト」の新保友映氏が講話を行い、次のような話がありました。
・大人は、これまでの人生でいじめを①見る ②加害した ③被害に遭った のどれかを経験しており、そのことが子どもへの対応に影響を与えること
・いじめの定義として、
「相手に被害を与える意図的な行為、反復性」「力の不均衡」「不公平な影響」 の3つの要素で考えたとき、加害→被害の一方的な関係があることが要因になること、その際に教室にいる他の生徒の行動がとても大きな影響を与えること。(抑止、制止など)
・そうしたことを教育を通じて正しい価値観として教えていくことが大切であること
途中、交流も含めた意見交換では自分が親として何ができるかということなどが話し合われました。
後半の分科会では本校のPTA会員の加瀬さんと川北の水口さんに第3分科会で活動の紹介をしていただき、「地域のことを学ぶのは(心が)豊かに暮らすため」であって、すべての地域、全ての学校が都市化、都会化のみを求めていくことが本当の幸せにつながるのだろうか、という問題提起がありました。本校でもいろいろな地域学習に取り組みますがこれらのことを考えながら充実した教育を目指していきたいと思います。