無理をしたり
背伸びをする事によって
あなたが頑張って生きる事は
それは まるで
１本の細い綱の上を
バランスを取りながら
恐る恐る歩く様なもので
１歩 足を踏み間違えたなら
あなたは簡単に谷底へと落下してしまいます。
本当に
そのような生き方しか
私達には出来ないのでしょうか？
本当に
そのような生き方しか
私達には与えられていないのでしょうか？
答えは NOです。
ただ単に
私達が その他の生き方を
探し出そうとした事がないだけです。
無理をし
頑張って
何かをやるか
それとも何もしないかの
どちらかを
選択しなければ
ならないとしたら
そりゃあ誰だって
無理をしても
何かをやる方を選びます。
何もせずに
無能者扱いなど
誰だってされたくは有りませんから
１度は誰だって
多少なりとも頑張る方の
生き方をした筈です。
けれど そこから
足を踏み外して落ちてしまった
人達のなんと多い事か
谷底へと落下してしまい
そこから這い上がろうとして
這い上がる事が出来ないと
嘆き悲しんでいる人達が実に多いのです。
やがては誰もが
谷底へと落下して来ます
それは時間の問題なのです。
リーマンショック以降
自分は谷底へと落ちる人種ではないと
思い込んで来た世界のエリート達が
次々と谷底へと落ちて来ました。
それら全体の
大いなる馬鹿馬鹿しさに
目を向けるのです。
目を向けない人達は
どうするか知っていますか？
再び這い上がろうとするのです
もしも這い上がれたとしても
再び あなたは落下して来ます。
一度落ちたのだから
それらを教訓にして
二度と落ちたりしないと
あなたが どんなに思い込んだとしても
あなたは必ず落下してくるものなのです。
あなたが教訓を得た分少しだけ長持ちしますけれど
やがて落下して来ます。
だって道が違います。
あなたは全体に
目を向けていないが為に
あなたが嫌と言うほど
実感で理解出来るまで
何度も馬鹿馬鹿しさを
味わい続けさせられてしまいます。
あなた自身の手によってね
よ～～く 全体を
見渡した人達は違います
それとは全く質の異なる道を
探し出してしまうのです。
それは 這い上がる事への放棄です。
這い上がる事は
再び無理をし続け頑張る事の
輪の中へと帰って行くだけで
何の解決にも成っていない事を
見破ってしまうのです。
そして落下した場所である
あなたの佇む辺り一面を見渡して
そこが生きる事の出来ない場所なのか
どうかを確かめる事をするのです。
落下させらてしまった人達は
以前の場所を思い起こして嘆いたり
悲しんだり 苦しんだりするが余り
自分の現在居る場所を
点検し調べてみようとは
全くしないばかりか
元居た場所へ帰れなければ
自分達の幸せは無いのだと
決め付けてしまっています。
這い上がる事も出来ずに
今居る場所も否定してしまったなら
あなたは苦しみの真っ只中に
一人で置き去りにされて
しまったかのようです。
でもね
そこからの道は
ちゃんと有るのです。
あなたが落とされてしまった場所は
谷底でも何でも無くて 単なる大地の上へと
落とされただけなのです。
そこは広々と大地が広がり
あなたの足元は どこを踏んでも
あなたが どこかへと
落下してしまう事など有りませんし
あなたが踏み間違えてしまう事を
怖れる必要も無いのです。
あなたが落下した場所では
無理や背伸びや緊張感を抱いたまま
何かに取り組むなんてする必要が無いのです。
そこは無理や背伸びや
緊張感とは無縁の場所です。
あなたが深いリラックス状態の中で
物事に取り組む事の出来る 唯一の場所なのです。
そんな場所が あなたの中にも
ちゃんと有り 眠り続けていたのですが
あなたが こうして落下させられるまで
まるで目を向ける事を
しようとしなかった場所なのです。
あなたは落下して初めて
大いなる真実を
目にする事が可能になります。
落とされる事は
終わりなどではなく
本当の始まりだったのです。
落とされた場所にある
弱くて 駄目で まるで自信の無い
自分一人では何ひとつとして
出来そうもない あなたのままで
目の前の物事に静かに向き合い
感じるままに触れて行く事で
新たな物事の出来る場所を
あなたは初めて目にする事が出来ます。
そして此処こそが
あなたが本当に生きられる場所です。
あなたの
心の見つめ方の
手助けが出来ます。
誰も知らない楽な生き方
絶望から あなたを救い出し
生きる上での大きなヒントを与える
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