何も
見なくても
良いのです。
あなたの中の
本当の あなたの
姿である
ただの
何も無い
空間だけを
見つめる事が
出来ていれば
ただ それだけで
良いのです。
何故ならば
あなたの中の
本当の あなたの
姿である 何も無い
空間だけが
”今”の中に
”現在”の中に
生きられている
唯一の存在だからです。
昨日までの事を
背負った あなたは
過去の中に生きている
つもりでいます。
明日の事を
心配している あなたは
まだ来てさえもいない明日の
中に生きているつもりでいます。
何故
つもり
なのかと言うと
実際には過ぎ去った
昨日の中にも
まだ来ても
いない明日の中にも
生きる事など誰にも
出来ないからです。
なのに
あなたは
それが出来ている
つもりでいるのです。
あなたは
いつも いつも
つもりと言う思い込みの
世界の中に生きいるつもりで
いるのです。
おまけに
新しいと思い込んでいる
あなたの描き出している明日は
あなたの過ぎ去った過去から作り
描き出した物を未来のつもりの
まだ来ていない思い込みの中の
明日へと置いているだけで
それで勝手に
強気に成ったり
元気が出たり 或いは
落ち込んだり 絶望をしたり
しているだけなのです。
それらは
ぜ～んぶ あなたが
勝手に過ぎ去った過去から
作り出した未来に過ぎないのです。
今さえも
見る事の出来ない
あなたに未来など見える
訳など有りません。
昨日までの
出来 不出来など
その場に置き去りにして
昨日までの一斎を背負わずに
そして明日の心配を
するが余りに昨日から
描き出した まだ来てもいない
明日の準備をしたりせずに そして
あなたの勝手に描いた明日など
呼び込まずに
そうしていると
此の場に有るのは
昨日も明日も背負って
などいない ただの何も無さ
しか有りません。
その ただの
何も無さを ただの
何も無さを感じられている
あなたが受け容れて上げて
しまうだけです。
すると
あなたは
ただの何も無い
空間と成ってしまいます。
その ただの
何も無い空間だけが
一斎を背負わずに”今”の中に
生きる事の出来る存在なのです。
そして
何も無さは
直ぐに消えかかって
しまいます。
その事実も
消えかかっている事を
実感する事の出来ている
あなたで受け容れて上げて
しまうだけで良いのです。
すると
何もかもが
本当に無くなって
しまうでしょう？
それが
あなたの中に
真新しく誕生してしまった
更に深まった何も無い
空間なのです。
何もかもの全てが
無くなってしまう事を
怖れない事です。
だって現実は
次から次へと本当に
何もかもの全てが無くなって
しまっているからです。
それを
怖れてしまったら
今の中を生きる事が
出来ません。
何もかもの
全てが無くなってしまった
あなたで一生懸命に生きるなんて
事をしなくても良いのです。
それでは やがて疲れ果てて
しまいますから。
何もかもの
全てが無くなって
しまった あなたのままで
ただ あなたが居られるだけで
今の中の全てを吸収してしまう事が
出来るのです。
何もかもの
全てが無くなって
しまった あなたで
静かに 此の場の中に
佇んでいると様々な事が
向こうから感じさせてくれますから
決して あなたはガツガツなどしなくても
良いのです。
それに
その次元の
あなたは決して
欲深くなど有りません。
何もかもの
全てが無くなって
しまった実感を得ている
あなたのままで何もかもの
全てが無くなってしまった
絶望するほどの何も無さを
受け容れて上げてしまうのです。
あなたは一瞬で
何もかもの全てが無いのに
芯から満たされ切ってしまいます。
それを
あなたが
あなたに対して
何度でも して上げ
続けるのです。
だって
全ては一瞬で
過去へと消え失せて
しまうからです。
真新しい
何も無さの中へと
怖れずに降りて行く事が
出来たならば 今度は その
何も無さを 何も無い あなたのままで
受け容れて上げてしまうのです。
そうして
最後まで あなたの生を
全うして上げられる事です。
あなたの
心の見つめ方の
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