あなたが
せっかく実感で
物事を理解する事が
出来たのにも拘らず
その実感で
理解する事が
出来た物事を頭の中に
論理的に構築して取り入れて
安心をしてみたり
或いは
理屈で再び
あなたが解った気に
成ってしまっている事は
実際に
あなたが毎回の様に
実感で解って行く事とは
何の関係も無くて
それは全然
別な事なのです。
直ぐに
解った事を
握ってしまったり
持ち込んだりしてしまう
人達が居ます。
その人達は
自分を安心させようと
しているのです。
過去の
解った事を
引き延ばしたり
焼き直したりして
何度も思い出したり
舐めたり味わったり
し直しているのです。
それは とても未練がましい
行為でしか有りません。
無く成ったものを
ちゃんと無くさせて
上げていないのです。
死んだものを
死なせて上げて
いないのです。
現実は
既に無くなってしまい
あなたが味わっているものは
過去の残骸だと言う事を
あなたは死骸を
抱きかかえているのだと
言う事に気がついていない
だけなのです。
そして勿論
死骸を抱きかかえている
あなたも当然 この世の
者などでは有りません。
あなたの中の
思い込みと言う
閉ざされた世界の中に
生きている”つもり”と
成っているだけなのです。
その人は
生きてなどいませんし
現実の世界の中の何処にも
存在していないのです。
あなたが
頭の中に取り入れた
物事を眺めては安心して
あなたを誤魔化している事と
実際に
リアルタイムで次々と
実感で物事を解って行く事とは
完全に別な事で有り違う事なのです。
あなたの
頭の中に過って
あなたが一度だけ
物事を理解した時の
記憶を置き それを何度も
見直しては安心し続けている事と
毎回の様にして
毎秒の様にして
毎瞬間の様にして
あなたが何一つとして
持たずに 或いは焼き直しを
したりする事など無く原版を
捨て去り 放り投げてしまい
あなたの中の
誰よりも 弱くて
誰よりも 駄目で
誰よりも 情けなくて
誰よりも 出来の悪い
あなたの姿を 誰よりも
出来の悪い本物の あなたの
姿のままで 受け容れて上げて
しまう事とは 全く別な事なのです。
自分を騙す事など
しなくても あなたが
実際に何度でも実感で次々と
本当の あなたの姿を受け容れて
上げてしまう事を して上げたら
良いだけなのです。
あなたの頭の中や
思い込みの中を見直して
安心する事で自分を誤魔化して
いる事は偽物の安心感で作り物の
安心感で自分を騙してしまっている
だけなのです。
そんな事を
し続けているよりも
此の場に今の今 次々と
生まれ出して来ている本物の
何も無さを 既に解った事など
消え失せてしまった後に残されている
純粋で混じりっ気のない何も無さを
受け容れて上げてしまった方が実感で
得られる理解が あなたの内面を潤して
くれてしまいます。
そして
その実感の理解さえも
次の瞬間には 直ぐに
消え去ってしまっていて
更に何もかもが無くなって
しまっていると言う事実までを
次々と受け容れて上げて行って
しまえば良いだけなのです。
ちょっと
待ってよ俺は
そこまでなんて
望んではいなかったなどと
言って今更 後ずさりしたり
怯んだりしないで下さい。
それは確かに
途方もない事の様に
思えてしまいます。
それを
あなたが実際に
するまでは途方も無い
事だと思えてしまうのですが
実際にしてみると
そちらの方が ずっと
単純で簡単で複雑では無い事が
解ります。
真実は とても
シンプルなのです。
この道を
ひとたび歩み出して
しまったならば最後の最後まで
歩き切ってしまうしか無いのですから
それは真理の道を
歩み出してしまい真実の
喜びを一度でも味わってしまった
人達に仕掛けられた罠なのです。
だって
あれ程までに
何もかもが芯から
満たされ切ってしまい
あなたが満ち満ちてしまった
事など他では決して味わう事など
出来ないからです。
だから最後まで
歩み切ってしまう以外に
もう あなたには 他には
道は無いのです。
だから
諦めてしまい
観念して最後まで
歩む事です。
どうも
御愁傷様でした。
あなたの
心の見つめ方の
手助けが出来ます。
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