あなたの居場所は
外側の何処かに探し出せる
ものなどでは決して有りません。
それは
あなたの中に
あなたの手で探し出すべき
ものなのです。
それが
あなたに
出来なければ
あなたは一生涯
自分の居場所の無いままに
生きて行くしか無いのです。
一時的な
居場所ならば
誰もが簡単に探し出す事が
出来てしまいます。
例えば
大好きな
彼氏や彼女と
一緒に居られる
時間や場所が自分の
居場所だと感じる事が
出来るし
仕事の
面白さが解って来て
沢山の成果や結果を出す事が
出来てしまい多くの人達に信頼されて
いる場所を 自分の居場所だと
見い出している人達は
沢山いますし
愛する人と
結婚をして子供達が
生まれ 家族が出来て
その家族を支える事の中に
喜びを見出す事が出来る様に
成れると その場所こそが
やっと見つける事の出来た
自分の居場所だと感じて
いる人達だって
沢山居ます。
けれど
それらの
居場所は どれも
その時には確かに
あなたの居場所だと思う事が
出来たのにも拘らず時間の
経過と共に 当り前と成って行き
だんだんと喜びを見出せなく成って
行ってしまうものなのです。
あんなに
愛していた人が
大して好きでも無くなり
あんなに面白かった
仕事もマンネリ化してしまい
詰まらない物と成って行ってしまい
あんなにも
喜びを感じていた
家族を支え続ける事も
だんだんと疲れ果ててしまい
やがて そこに喜びを見出す事など
出来なく成ってしまいます。
時の流れと共に
それらの熱い想いさえもが
一時の気の迷いだったかの
様にさえ思えてしまうものなのです。
すると
それまで在った筈の
あなたの居場所までが
消え失せてしまっています。
あなたの外側に
あなたの居場所を
見い出す事は一時的には
確かに あなたに生きる喜びを
与えてくれる様に感じる事が
出来るけれど
それらは
いつか 尽きてしまう
喜びでしか無い事に
気づいて置く必要が有ります。
そうでなければ
あなたは それらの
喜びが尽きてしまった時に
所詮 この世の中に自分の
居場所など無いのだと失望して
しまい失意の中に生きるしか
無くなってしまうからです。
そして
次から次へと
一時的な喜びや
紛らわしを選んで
自分の事を麻痺させ
誤魔化して生きるか
すさんで 生きるかしか
無くなってしまいます。
私達は
その様な
生き方しか
出来ない訳では
無いのです。
あなたが
あなたの中では無く
あなたの外側に自分の
居場所を探し出そうとしていた事が
致命的な間違いだっただけなのです。
最初から
あなたの外側では無く
あなたの内側で在る
あなたの内面の中に
あなたの居場所を
探し出す事をしてみれば
良かっただけなのです。
何故ならば
あなたの内側の
あなたの居場所には
尽きない喜びが溢れ出し
続けているからです。
あなたの内面の
表面に当たる沢山の
思考や感情が行き来している
場所などでは無く 更に もう一歩
奥深い場所に隠されてしまっている
とても弱くて
とても駄目で
とても情けなくて
とても出来の悪い
あなたの場所こそが
あなたの本当の居場所なのです。
その場所の
あなたが どうして
そんなにまで 弱くて
駄目で 情けなくて 出来が悪くしか
見えないのかと言うと
あなたが まだ
一度も その奥深い場所に
隠されてしまっている あなたの事を
本当の自分の姿だと知りながらも
逃げてばかりいるだけで ただの一度として
受け容れて上げた事が無いからです。
あなたが
その場所の
弱くて 駄目で 情けない
あなたの事を受け容れて上げるだけで
その場所が あなたの本当の居場所と成って
しまうのに あなたは逃げ回るばかりなのです。
あなたが
受け容れて
上げた途端に
弱くて 駄目で 情けなくて
出来の悪い あなたなど何処にも
居なかった事が解って来ます。
外側の表面に
あなたが他の人達に
見せる為に作り続けて来ていた
無理をしたり 背伸びをしていた
あなたの姿を あなたは本当の
自分の姿だと思い込もうとして
来ていたけれど
どんなに頑張っても
それは所詮 あなたが演じている
だけの偽物で作り物の あなたの
姿でしか有りませんでした。
その作り物の
姿と比較してしまい
全く 無理や背伸びなど
していない内側の あなたの姿とを
比べては 弱くて 駄目で 情けない奴と
批難をしてしまい否定をし続けて来てしまった
だけだったのです。
そこには
元々出来の悪い
あなたなど何処にも
居なかったのです。
ただ内側には
純粋で無垢で汚れの無い
あなたの姿が在っただけです。
その あなたの姿は何も無い
広々とした空間として在るだけなのです。
それまでの
カラクリの全体と
何も無い空間とを あなたが
素直に 受け容れてしまえれば
それだけで あなたの中は一瞬の内に
満たされ切ってしまいます。
何も無い空虚な空間から
満たされた空気が充満した
空間へと姿を変えてしまいます。
あなたは
本当の自分の居場所を
一度も真剣に見つめた事も無ければ
向き合った事も無かっただけです。
それが出来れば その場所は
とっくの昔から あなたの居場所と
成ってしまっていたのです。
内側の
その場所へと
あなたが辿り着けてしまい
あなたの中身が満たされ切って
しまってから
あらゆる物事の中へと
入って行けば何の問題も起こらずに
外側の何処にも自分の居場所など
見い出す事などしなくても
あなたはいつも
満たされ切った状態の
あなたのままで生きる事が
出来てしまいます。
その代り
内側の あなたの事を
受け容れるのは毎日の事ですし
出来れば毎日の中で何度でも
内側の 何も無い空間としての
あなたの事を受け容れてしまう
時間を持つ事です。
やがて
いつかは
そんな事をしなくても
四六時中 内側の何も無い
空間と一体と成れてしまい
何処でも何も無い空間そのもので
あなたは居る事が出来ます。
すると あなたが
何処に居たとしても
何処でも 全部が あなたの
居場所と成ってしまいます。
あなたの
心の見つめ方の
手助けが出来ます。
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絶望から あなたを救い出し
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