昨日の記事の最後の方で
”けれど負けるのは
難しいです。特に負けを
認めるのは難しいです。
そんな事を
受け容れてしまったら
二度と立ち上がれない様な
気がするからです ”
と言った事を
記しましたけれど
此処で言う
二度と立ち上がれない様な
気がするからとは 一体 誰が
二度と立ち上がれない様な気に
なってしまっているのか?
を少しだけ考えて欲しいのです。
それは
今迄の あなたが
二度と立ち上がれない様な
気に成ってしまっているのです。
今迄の あなたは
諦めてしまった後に
全て手放してしまい
残されてなどいませんから
立ち上がる必要など無いのです。
いいえ むしろ
立ち上がって貰っては
困るのです。
あなたが
諦めてしまった後の
新しい場所には 新しい
あなたは居ますけれど 今迄の
あなたは手放してしまっていますから
居なくても良いのです。
と言うか
今迄の あなたは
立ち上がらなくても
良いのです。
いつも いつも
今迄の あなたが成果を
横取りする形で掠め取ってしまい
何もかもを台無しにしてしまうのですから
あなたが
本当に諦めてしまった
後に残されるものなど
何一つとして無くなって
しまっていますから
そこには
今迄の あなたなど
存在する事など出来ないのです。
第一
新しい あなたさえも
そこには居ないのですから
大きく雄大な空間が広がるだけです。
そこは
力強さなんか
これっぽっちも有りません。
力など
全て抜け切って
しまった感が有ります。
今迄の あなたは
倒れてしまったままです。
今迄の あなたなど
使い物になど為らないのです。
それで良いのです。
今迄の あなたが何かを
するのではなく そこに新しく
生まれ立ての今日の あなたが
全てを するのです。
何の実績も持たない
身軽で新鮮な生まれ立ての
あなたが何もかもをして行くのです。
あなたが
立ち上がった
場所などではなく
倒れたままの場所では
新しい あなただけが
その中を生きる事が出来ます。
過っての あなたが
倒れてしまい堕ちてしまった
場所こそ 新たな あなたが易々と
生きる事が出来る場所です。
以前の あなたを
全て手放してしまった後に残る
小さな空間に全てを任せてしまえば
良いだけなのです。
その場所だけが
いつも新しい一歩を
踏み出す事が出来ます。
誰の真似でもない
あなた独自の歩みは
あなたの中の小さな空間から
生まれて来ます。
あなたの中の
何も無い空間を
信じて上げる事です。
決して
今迄の あなたが
歩んだ記憶の中から
何かを引っ張り出したり
照らし合わせたりする事は
しない事です。
以前に照らし合わせたり
以前から何かを持ち出したりすれば
あなたの行き着く果ては再び あなたの
転落する未来にしか行き着かないのです。
それをすれば繰り返しの人生が あなたを
待っているだけです。
だからこそ
何処も頼らずに
あなたが今迄の全てを
手放してしまった後に残される
何も無い小さな空間を信頼する事です。
あなたの中の その場所だけは
本物なのですから。
上げ底の
着飾った あなたを
手放したところで本当の所
あなたが失うものなど
何一つとして有りません。
そこで
失われるものは
全てが偽物ばかりだから
例え何を失った所で あなたに
与えるダメージは皆無なはずです。
むしろ
あなたには
得るものが有ります
あなたは
真実の あなたの姿を
発見する事が出来てしまいます。
そして真実の
あなたからは今迄に
見る事の出来なかった
多くの真実の姿までを見る事が
出来るように成れてしまいます。
それが
今迄の あなたが
立ち上がる事無しに
今迄の
あなたが
倒れてしまい
転落してしまった場所で
新たな あなたが
生きた時に 起こる
奇跡と言っても良いぐらいの
出来事なのです。
それは
何も無い小さな空間と共に
あなたが歩いた時にだけ
あなたの
目の前に自然に現れて来る
あなた独自の オリジナリティに
溢れた道なのです。
あなたの
心の見つめ方の
手助けが出来ます。
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