空を眺めると気持ちの変化が手に取るように分かる。こういうのんびりした時間が好きだ。青い空、白い雲、出来れば部屋のソファーに寝そべって一日中雲の流れを見ていたい。まあ部屋からは隣の家しか見えないのが現実ですが…。
今日は9月11日。9.11テロ事件のあった日。とても衝撃的な事件だった。私は「だった」と言えるが、亡くなった方々は「だった」すら言えない。そして、遺された人達には「今なお続いている」現実だ。当時のあの場にいた人たちは今日の様な天気のなか、これから始まる一日が日常と違う形を見せるなど思いもしなかっただろう。テロリストは実行場所を数ヵ所リストアップしていたそうだ。思わず広島、長崎の原爆投下を思い出してしまった。
日常が一変するのは天災を除くと事件事故そして戦争。形あるもの何時か壊れる。生き物も生まれたら何時か死ぬ。だからといって殺されるのは別だ。どんな理由があろうと人を殺してはいけないし、殺させてもいけない。「自分と違う」をお互いが少しでも認め合うことが出来れば少しは平和になるのではないかと思ってしまう。
不謹慎かもしれないが、私は空を眺めながら、のんびりした時間を持てる生活を楽しみたいと思ってしまう。